2014年06月27日
ギターを始めたいけどなぁ、なんて考えてる方・6
さて、当時まったくのド素人、ギターのメーカーも種類もまったくわからない自分でしたが、初めて手にしたマイギター、授業中でもギターの事を考え、家に帰れば友達の友達から売ってもらったDifficult to Cureのスコアを見ながら、I Surrender 、Spotlight Kid 、Vielleicht Das Nachste Mal (Maybe Next Time)、 Freedom Fighter 、あたりを弾き・・・なんてことはもちろん出来ず(笑)(泣)、それでも性懲りも無くあの名曲が忘れられず、そう、Mr. Crowley が弾きたくBlizzard of Ozz のスコアを買い、ヤングギターも買い始めお勉強、さらには、ギターマガジン、バンドやろうぜ、なるものも買い、そして、Mötley Crüe の Too Young To Fall In Love が弾きたくスコアを買い、ドッケン、ヨーロッパ、ジューダスプリースト、マイケルシェンカー等など、とにかくギター雑誌とスコアを購入しまくったのであります。しかし、今でも笑っちゃいます、、ギターを初めて数日の初心者以下の者がいきなり、リッチーブラックモア、ランディローズ、ジョージリンチ、ミックマーズ、ジョーイテンペスト、マイケルシェンカーを弾こうと思うのですから。。素人は怖いですね(苦笑)それよりも何よりももっと笑ってしまうのが、ギターの弦交換、チューニング、各部の名称は無論、ギターメーカー、種類、ギターの仕組み、スコアの見方、、、何もかも分からないことだらけ・・当時は今のように、CDデッキもさほど普及しておらず(我が家もまだレコードプレーヤーだった)、パソコンもユーチューブもなく、とにかく情報は本か友達からという手段しかなく、、何かあれば、友達の家に行き、弦の種類、お店での買い方、弦の張り方、音叉の使い方、スコアの見方、弾き方などを教授してもらいました。。こんな事を繰り返し、弾き方以外はなんとか、ほんとなんとか分かるようになってきて、、でもやっぱり、左手の指で押さえた弦を、右手のピックが捉える事ができず、また逆に左手は、いかなる場合でも1フレットから、1.2.3 と数え、弦も下から、1.2.3 と数えてからじゃないと各弦が分からず・・・それでもくじけず・・・・ん〜〜でも、そんなくじけてなかったかな、なんというか、とにかく面白かったな〜とにかくギターをいじってるのが楽しかった気がします。。それで、いつも心には、絶対あのソロを弾くんだって思っていたので不思議と三日坊主の私ががんばれたのではないかと思います。。そして、今度は違う友達の家に行った時にあれを聴かせてもらったんですよ、、あれとは、マイケルシェンカーのロックウィルネバーダイのライブCD、、ほら、帰ってきたフライングアロウでは、ベースソロ、シンセときてあの部分はシンセだけど、ロックウィルネバーダイのライブだとギターじゃないですか、いや〜〜もう、ほんと、なんでギターはこんなにもカッコイイのかと、真剣に思ってしまい、、その時代は結構メロディラインのしっかりとしたものを好んで聞いていたような気がしますが、いつだか、Judas Priest の Jawbreaker を聴いたとき、早い曲だな〜と一瞬思いつつも、あるんですよね〜しっかりとメロディが!しかも、リフもカッコよく、スピーカーの右から左から左から右からとツインのギターがたたみかけてきて、、もうなんでしょ、こう、そこら中から良質のメタルが流れてくると、ほんとギター初心者の私にはほんと励みになったのを覚えています。「いつかきっと弾けるようにりたい、いや、弾くんだ」と、ほんとに思えたあの頃でした。そんな、ある日の学校の休み時間、同じクラスのヘヴィメタ友達が、こう聞くのでした・・「いんぐぶい・・・・・・」知ってる??と私は長い名前で聞き取れず「イングムスティーン?」いや違うよ、と、友達、「イングヴェイマルムスティーン」だよと。「イングヴェイマルムスティーン?」・・誰それ?? というと友達は、「すげーよほんと、ほんとすげーよ、すげー速い、すげー速弾きだよ!!!」と顔をあからめているではありませんか、そして矢継ぎ早に「アルカトラス聴いてみ!!」の一言。。。。そーです、これが、私が初めてインギー(80年代くらいのファンは皆、今でもインギーと呼ぶ)の名前を聞いた瞬間でありました。そして、学校の帰り、レンタルレコードを借り、録音用のカセットテープを買い、家路についたのであります。。そして、家で私が耳にしたものは・・・・・続く・・・・
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