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2014年07月21日
ギターを始めたいけどなぁ、なんて思ってる方・24
さてさて、Hard & Heavy 花の80年代なんですけど、私は、どちらかというと北欧メタル、クラシカル、ジャーマン、ブリティッシュ、あたりに結構比重を置いて聴いていましたが、いえいえ、決して片寄った偏見ある目で Hard & Heavy を聴いていたわけではありません。。もちろん、アメリカン、LA だって大好きですよ〜、何気に結構好きでよく聴いていたのがそこそこ有名な Black 'N Blue 、、皆さんご存知ですよね・・彼らは生粋のアメリカ生まれの LA メタルなんですか、これがなかなか、カッコイイんですよ!曲も格好も何もかも80年代っていう感じで!・・で、Black 'N Blue のアルバムでも1984年の同タイトルの Black 'N Blue このアルバムはほんと良作ですね〜〜、まさしくこれが LA っていう感じが出てて、、もうほんと、ノリノリの曲で、メロディーもしっかりしているし、彼らの曲を聴いていてると、思わずハーレーとバドワイザーを思い出してしまいますよ(笑)同年代に同じくLA で KEEL っていうバンドもいましたが、彼らもそれなりの雰囲気を持っていて非常に LA 感がありますが、 Black 'N Blue はこれにさらに、メロディとドライブ感を加えた感じです!それでなんと、このアルバムがデビュー作とは到底思えないクオリティです、なにしろ、ドライブ感、疾走感、ノリ感、メロデイ、、どれをとっても、LA !です。。私は、結構気に入って当時はヘビロテで聴いてました(捨て曲はないです!)。それに、彼ら、ライブもカッコイイんですよ。ギターはツインなんですけど、これがまたなかなか、カッコイイパフォーマンスを見せてくれて、ステージ上を広く使い、どことなく アクセプトを思わせるようなフォーメンションも若干ありで、、現在だと、YouTube かなんかで Black 'N Blue もたくさん映像がアップされているので是非、ご覧いただきたいと思います、、確か、1984年の東京ライブもあったような気がします。。ほんと、This is アメリカ!!です。。さて、ここで・・大変申し訳ありません、、話題がいきなりインギーに変わってしまうのですが、、前にインギーのインストで Cryng のお話しをさせていただきましたが・・えっと、あれです、、泣きのギター ではなく、ギターが泣いているんだと、、そんな話しをさせていただきましたが、、もう一曲、私が好きなインストがありまして、それが、アルバムUnleash the Fury に収録されている、Guardian Angel という曲なんですが・・・まあ、インギーファンの方には知らない人はいないと思いますが、、、しかし、ほんとインギーはこういう、寂し哀し曲をつくらせたら右に出るものはおりませんね、、どっから、こんなメロディーが浮かんでくるのかがほんと不思議です・・(彼もいろいろな哀しい出来事やつらい経験しているので、、こういうのも多少なりとも影響しているんでしょうか・・)もし、聴いたことがない方がいらっしゃいましたら、是非、聴いてみてください。ほんと、素晴らしい曲です!曲の組立としてはどことなく Crying に似てるような感じでしょうか、、ナイロン弦のパートがあり、後半はエレキで一気にたたみかけていくみたいな、、しかし、天才ですよね、、インギーって。。なんで、こんなに耳にこびりついてしまうんでしょうか、、私が思うに、もちろん作曲能力はズバ抜けてるのはわかりますが、やはりその曲を奏でる、演奏能力がすごいんだと思います、、同じ曲を他の人が弾いても同じような感動はまず得られないと思うんです、彼ほど、その曲がもっているポテンシャルを引き出し、その曲がもっている世界観を表現出来る人がいるんでしょうか・・と思います。それでは、何が他の人と違うのかというと、、まあ、私も音楽評論家ではないので詳しい解説は出来ませんが、、思うに、エフェクター等の音作り云々は、置いといて、、まあ、これも昔、雑誌のインタビューで答えていたような気もしますが、演奏者の表現としての武器の一つとして、まず、インギーのスウィープ が そうだと思います。。インギーのスウィープ って、2、3、4、5 本 スウィープ が メインですが、決してインギーは「技を披露する」ためにやっているスウィープじゃないんですよね、、あくまでも、音、感情の表現方法の一つの手段として自然と出てくる技なんですよね・・それと、なんといっても ヴィブラート・・・インギーはほんとヴィブラートを大切にしていますよね〜、そう、歌でもなんでも、個性を出すにはヴィブラートは必須であると。。確かに、インギーのヴィブラートは耳にへばりつくような、まさに魂をも揺さぶる「揺れ」をしていますよね〜、さらに、インギーは通常の原音→高音→原音→高音を繰り返すヴィブラートと、アームを使い原音を基点として高音→低音を繰り返す2種類のヴィブラートを駆使しています、、またこれに、音程の幅が加わるので、ほんと多彩なヴィブラートを武器に音楽を表現していると言えます。。たしか、いつだか、弦楽器はヴィブラートを使えるから好きなんだ、、ピアノは強弱で表現をつけられるけど、音は揺らせない、、だから俺はギターが好きなんだ。。なんて、コメントも残していました、、そういった観点で、今一度、先ほど紹介した、Guardian Angel を聴いてみてください。。ほんと、美しく、物悲しく、起承転結が素晴らしいインストなので!それと、ついでに、Attack のアルバムからこれもインストなんですが、Majestic blue という曲。。いや〜これもまた、哀愁があり、まるで、目をつむると大空を思い浮かべるような非常に美しいナンバーがあるんですけど、実に、いいです!!インギーいわく、奥様と買い物に行く途中の車の中で思い浮かんだ曲なのだそうですが、、こんな、素晴らしい曲が車の中で、浮かんじゃうんですね・・ほんとに素晴らしい感性をお持ちでいらっしゃいます。。(脱帽)それで、たしかこの曲にはウッドベースが使われているんですが、インギー先生は、「この曲に使っているのはウッドベースなんだけど、、とてもクールだろ?まるで、唄っているようだろ?」・・という、お言葉も残していらっしゃいます、、どうですか皆さん・・ベースが唄っている・・なんて洒落た言葉でしょうか、、いや、聴いてもらえると分かるんですけど、たしかに、唄っています・・ベースが・・しかもそれに乗ってギターまでもが優雅に飛んでるんです!!ほんと、いい曲ですよ〜〜ほんと、是非、聴いてみてください!しかしインギーは、楽器に魂をのせられる、数少ないギタリストではないでしょうか??ですよね?、インギーフリークの皆さま、、Crying といい、Guardian Angel といい、この、Majestic blue といい、、ついでにそれを言うなら、アルバム Marching Out に収録のOverture 1383 もそうですね、さらに、The Seventh Sign から Brothers 。。中でも 1383 は哀しい・・どこかが、、哀しいんです、、そしてやっぱり泣いてるんです・・ギターが・・。今、紹介した4曲(Brothers を除く)、あ〜、ライブでやってもらいたいです・・ほんと・・、それでは、今日は、Black 'N Blue と、インギー先生のお話しでした・・続く・・