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2017年02月28日

2月28日 神戸新聞朝刊に掲載いただきました。






神戸新聞社 編集局記者 田中さんの取材記事が掲載されました。







posted by awajisima at 16:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 新聞

2017年02月27日

東京農業大学の学生さんが




遠路はるばる〜〜東京農業大学の学生さん14名が

淡路島で体験学習

SH3J1162.jpg

仕込み真っ最中の酒蔵でお酒の工程を学んでいただきました。

2017年02月05日

槽掛け天秤搾り



今では珍しい石の錘でお酒を搾る槽掛け天秤搾り

PIC_0491.jpg

仕込みタンクの櫂入れを行い呑み先を開く

PIC_0499.jpg

酒袋に約7リットルを詰める

PIC_0505.jpg

酒槽に酒袋を整然と並べる

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酒袋の口を2重に折り曲げることで漏れないように積み込む。

PIC_0514.jpg

搾り始めて4時間後 落し蓋と盤木を少しづつ乗せ始める

PIC_0523.jpg

長さ8メートルの樫の木が盤木に圧をかける

PIC_0535.jpg

酒袋に均一に圧が掛かるように調整を行う

PIC_0543.jpg

午後4時。天秤棒に1000キログラムの石を吊り下げる。

PIC_0551.jpg

垂れ口から滴る「しぼりたて」

まだ、淡雪のような「しぼりたて」が垂れ口から滴り落ちる。

PIC_0568.jpg

石を吊るして2昼夜石の錘でゆっくりと搾る。







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淡路島は、国生み神話の舞台として、古事記、日本書紀に登場する、古代歴史ロマンの島で、おのころ、いざなぎ神社をはじめ各所に史跡、名刹が残されています。

江戸時代には阿波藩主蜂須賀氏の支配下に置かれ明治9年に兵庫県に編入されました。   蔵は昭和20年、島の南部の10軒が志を一つに合併。

酒銘『都美人』はその中の一軒で、 もと伏見の酒造家の商標でした。

創業当初に存在した様々な銘柄から一番響きの良い名前を採用したいわれがあります。

古来より多くの人々に詩情やロマンをかきたててきた淡路島。

平成10年には世界最長の吊り橋・明石海峡大橋がかかり華やかな脚光を浴びました。

今でも高速道路を下りて行きますと、懐かしく素朴な濃漁村の風景画が続いています。

山や丘が多いこともあって、清らかな水、澄んだ空気、深い緑、穏やかな光、 そしてそれらを包む瑠璃色の海・・・・。

そこには書き尽くせないほどの『山の幸』 『海の幸』に恵まれています。

古来『御食津国』(みけつくに)と呼ばれたこの島に、 それらを際立たせる銘酒が育まれてきているのも自然の理かも知れません。

米の持つ滋味を味と香りにどう生かすかを課題とし、酒造りの基本である山廃仕込みを創業以来かたくなに守り、時代に媚びない正統派の蔵であると自負いたしております。

山廃と速醸を併用する事により、やや厚味の酒質ながらスッキリとした中にも奥行きの深い味わいをいかし、特に燗上がりのする酒質は昔ながらの酒の神髄との評価をいただいております。

是非、淡路島の銘酒をお楽しみ下さい。

淡麗主流の時代にも時の流れにおもむかず、酒造りの本流である手間ひまかけた山廃仕込をかたくなに守り続けてまいりました。独特の奥深い味わいとキレは、特に燗上がりのする山廃ならではの旨味が湧出します。

数年前から『数を求める蔵から質を求める蔵』に大きく方向転換をはかっています。

その中には全国的にも数件といわれる「天秤搾り・てんびんしぼり」 味にまろやかさが出るといわれる「木桶仕込」にも取り組み好評をいただいております。

日本の伝承された技を大切にしながら、新しい技術を加え珠玉の酒造りに取り組んでいます。