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2011年12月20日

12月20日 初搾りです



20111220183844-koube[1].jpg


毎年ご好評をいただいております。 薄っすらオリを含んだ「薄にごり」を
昔ながらの酒槽に醪を並べ 天秤棒と石の錘でお酒を搾り始めました。

夏の間は閑散とした酒蔵に フレッシュな香りが漂い活気にあふれています。

SH3J1101gosi[1].jpg

たまたまこの日にご予約をいただいていた3名様は 初搾りの立会人となりました!

SH3J1098kome[1].jpg

大吟醸に使用するお米の洗米作業 (兵庫県産の山田錦40%精米)

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しぼりたて「薄にごり」は 12月24日ごろから発売開始予定です。

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posted by awajisima at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 酒蔵

2011年12月08日

凜美が縁結びのきっかけに




新酒の仕込み真っ最中の酒蔵へ神戸にお住まいのご夫婦がご訪問。

都美人の「凜美」に いい思い出があるとの事でした。

SH3J1075[1].jpg


仕込み蔵の天秤棒。

長さは8メートルの天秤棒に1000キロの石の錘を吊り下げてお酒を搾る工程を見学。

SH3J1076[1].jpg

合鴨農法のお酒を試飲され すっきりした味わいが気に入りましたが
ただ今、売り切れでたいへん残念がりました。

3月の18日ごろには毎年酒蔵開放のお祭りを開催しております。


お届けいただきましたメールアドレスにイベント情報などをお知らせさせていただきます。
またお目にかかれることを楽しみにいたしております。








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淡路島は、国生み神話の舞台として、古事記、日本書紀に登場する、古代歴史ロマンの島で、おのころ、いざなぎ神社をはじめ各所に史跡、名刹が残されています。

江戸時代には阿波藩主蜂須賀氏の支配下に置かれ明治9年に兵庫県に編入されました。   蔵は昭和20年、島の南部の10軒が志を一つに合併。

酒銘『都美人』はその中の一軒で、 もと伏見の酒造家の商標でした。

創業当初に存在した様々な銘柄から一番響きの良い名前を採用したいわれがあります。

古来より多くの人々に詩情やロマンをかきたててきた淡路島。

平成10年には世界最長の吊り橋・明石海峡大橋がかかり華やかな脚光を浴びました。

今でも高速道路を下りて行きますと、懐かしく素朴な濃漁村の風景画が続いています。

山や丘が多いこともあって、清らかな水、澄んだ空気、深い緑、穏やかな光、 そしてそれらを包む瑠璃色の海・・・・。

そこには書き尽くせないほどの『山の幸』 『海の幸』に恵まれています。

古来『御食津国』(みけつくに)と呼ばれたこの島に、 それらを際立たせる銘酒が育まれてきているのも自然の理かも知れません。

米の持つ滋味を味と香りにどう生かすかを課題とし、酒造りの基本である山廃仕込みを創業以来かたくなに守り、時代に媚びない正統派の蔵であると自負いたしております。

山廃と速醸を併用する事により、やや厚味の酒質ながらスッキリとした中にも奥行きの深い味わいをいかし、特に燗上がりのする酒質は昔ながらの酒の神髄との評価をいただいております。

是非、淡路島の銘酒をお楽しみ下さい。

淡麗主流の時代にも時の流れにおもむかず、酒造りの本流である手間ひまかけた山廃仕込をかたくなに守り続けてまいりました。独特の奥深い味わいとキレは、特に燗上がりのする山廃ならではの旨味が湧出します。

数年前から『数を求める蔵から質を求める蔵』に大きく方向転換をはかっています。

その中には全国的にも数件といわれる「天秤搾り・てんびんしぼり」 味にまろやかさが出るといわれる「木桶仕込」にも取り組み好評をいただいております。

日本の伝承された技を大切にしながら、新しい技術を加え珠玉の酒造りに取り組んでいます。