2017年11月27日
【BEASTARS】私の数年の英知を皆に【あだうち 江戸猫文庫】
こんにちは、松風です。
本日から一週間(土日まで続くかは私の気力次第)、本ブログの主旨とは何ら関係ないRentaで見つけた動物コミックをご紹介していこうと思います。
名付けて
〜勤労感謝の日の次の週編〜
です。
なので、今週は毎日ひとつふたつおすすめコミックを記事に載せて散布して行こうと思います。
ではちゃっちゃかご紹介。
肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇が始まる!! -BEASTARS
この漫画は少しアメリカチックでミステリアスな雰囲気があります。
絵柄も独特で、ああこれは漫画だって感じです。そして登場人物はみな獣人です。
始まりが草食動物の同級生が肉食の誰かに食べられるという学園ものとは思えないあるまじき物々しさ。
あれなんか可愛い動物ものではない…と感じますが、少しもの寂しげでいてとても人間臭い主人公やファンタジーものだと思ってたら割とリアルな人間関係を築いている周囲の人々など、そこらの漫画よりストーリーや設定が充実していて作りこまれているので予想外の展開や納得の自然界の掟に引き込まれます。
主人公のレゴシは狼なので、超キレッキレのかっこいい系主人公無双漫画かと思いきや、一番心優しく一番不器用で一番純粋で、現実でこんな性格のやつ居たら無双やろうなという感じ。主に学校で。
草食獣肉食獣が入り混じって学生生活をしていて全て獣目線で語られているのに、みんなの関係性はもろ人間。
嫉妬や恐怖や、相手に思いやる感情もみーんな人間臭くて殺伐としていて最高です。
この漫画は色んな動物たちが暮らしているということですが、これ本当は現実世界の人間たちを獣化させるフィルターを通してみているのでは?と思いました。
ただの可愛い動物漫画なんて興味ない!
もっとリアルで現実を突き付けてくる苦しい漫画が見たい!
そういった人にかなーりおすすめ。
一巻はサンプル増量中なので、チケット購入無しでもたくさん読めます。
ぜひちょろっと読んでみてください。
じゃあ次。
昔々年若き侍の兄弟が2人父の仇の仇討ちに旅立った。しかし旅の最中に兄は病に倒れ弟は嘆き悲しみつつも旅を続けるが……!? 「あだうち」ほか紗久楽さわが描く江戸情緒あふれる人と猫の粋なオムニバス読み切り! -あだうち 江戸猫文庫
見ての通り、すっごくきれいな絵柄の漫画。
最初のお話は、江戸時代に父親を殺された兄弟が仇討ちをしようと旅をするお話です。
短編集なので、他にもお話が書かれています。どのお話しでも猫が絡んできます。
どっしりとした読後感はありませんが、江戸時代ならではの考え方や環境に翻弄された人たちの切なさと儚さがじーーんわりと胸に沈み込んでくる作品です。
後味が悪いわけではないので、私みたいにドロドロなお話が好きという人じゃなくてもすっきり読めます。
むしろドロドロ好きなんですがどうすれば!という人は、登場人物の身に起こった不幸を嘆き悲しんでいてください。
どちらかというと、現実の厳しさというより人情溢れる時代を描いたちょこっとファンタジー系です。
ぜひお堅く息苦しい現実に飽きたときにスルッと読んでみてください。
ああ江戸はよかった…江戸に帰りたい…と思いを馳せられること間違いなし。
ではレンタ第一回勤労次の週なんたら週刊第一回おわり!
⇒おもしろRentaD:おすすめアニマルコミック特集!【黒猫エース】私の英知(笑)を皆に【麻衣の虫ぐらし】
⇒おもしろRentaB:【ぼのぼの】今日も漫画で経済を云々
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