2017年11月24日
いつもの10倍詳しく解説!ファンシーマウスの習性と子育て
こんにちは、松風です。
今日は真面目にやりましょうね。
風邪っぴきですが、具合悪い時に限って余裕がないので真面目になります。
では、タイトル通り、ファンシーマウスの習性と子育てについて。
松風家ではいま最もアツいワードです。
今のベイビーたちの様子や離乳食についても超詳しくお話します。
でも分かりやすくまずファンシーマウスの説明から始めますね。
ファンシーマウスって言い方可愛いけどハツカネズミ
知っておられる方も多いとは思いますが、彼らはファンシーなあだ名をつけてもらっているけれども実は種類的にはただのハツカネズミです。
ネズミ目ネズミ科ハツカネズミ属の亜種?です。
人工改良種ですので、自然化には当然存在していません。
あんな可愛いもん外走ってたら全力で捕まえに行くわ。
虫取りなんかせんでネズミ捕りするわ。
そんな彼らの習性は、もちろんハツカネズミの習性と大きな差はありません。
群れで行動し、群れ全体で子供を養育し、群れで縄張りを守ります。
人と同じようなものです。
マウスの行動学の調査結果や実験結果が人にも当てはまることが多いのも納得。
なので、デグーやマウスと言った集団行動をする社会性のある動物は、飼い主を仲間と認めてくれればすぐ身内として扱ってくれます。
人に懐きやすいというより、人と習性が合致してるから慣れやすいといったほうがいいのかもしれないですね。
そして彼らは頬袋がありません。
エサ不足や大体の動物が天敵といった岩ばかりの過酷な環境に住むハムスターより、アジア周辺で人と一緒に生活をしてきた彼らは極度のエサ不足がなかったためではないかと私個人は思っています。
その代わり、後ろ足はしっかりしていてジャンプ力があります。手も器用で身軽なので、草の葉があれば家の屋根まで伝っていけます。
カヤネズミはしっぽで草に掴まる画像が有名ですよね。私の中だけで。
みたい方はこちら。
なので、ハムスターと同じ飼育用具で代用できると言われていますが、本当はデグーのような高さのある、シマリスのケージなんかが合ってるんじゃないかと思っています。
ただ小さいから金網の目が大きめだと脱走しちゃうけどね。
群れの一員なら赤ちゃんに触っても平気?
上記で言ったように、ハツカネズミはというかマウスは群れで子育てをします。
なのでハムスターでよく言う生後三週間までは触るな!!だとか、人の匂いを付けたら共喰いの原因になる!!だとか、そういうのはあんまり起きないのではないかと思います。
でも赤ちゃんを触る場合は自己責任でお願いしますね。
前に勤めていたペットショップでデグーの赤ちゃんが脱走してしまい、赤ちゃんをベッタベタに触った時も、親デグーと面識が合ったからかどうかは分かりませんが普通に子育てを再開していました。
多頭飼いかどうかにもよるかもしれないですね。
何にしても心の広いネズミやぁと思ったことは覚えています。
そしてうちのざらめちゃんのブラザーズ達も、ベッタベタには触りませんでしたが、ちょっとそこにエサ箱置くから邪魔っけよと赤ちゃんのお尻を除けた時も、特に何もありませんでした。
といってもこれは目が開く寸前の話ですけどね。
普段から世話してる手の匂いが付いたぐらいなら別に…ぐらいだったのかもしれません。
しかし赤ちゃんを触るときは自己責任でお願いしますね。
そして子育て体験談と銘打っておきながらなんですが、正直言って子育てにおいてこちらができることは何もありません。
当たり前ですけど。
なので、一番というかそれしかなかったエサへの配慮についてお話していきます。
子育て中のエサは何をあげる?
では、松風流の子育て中の献立をご紹介します。
これは松風独自の偏った知識と思い込みで作られたものなので、決して信じ込まずにああそうぐらいに留めておいてください。
@:生まれる前、生まれた後の母親へのごはん
生まれる前は、赤ちゃんの骨格形成と赤ちゃんのごはんとなるお乳の栄養分を思う存分貯めこめる超貴重なフリーダム黄金期です。
ここで養分をため込んでおきましょう。
まずミルクは必須。
カルシウムが死ぬほど要ります。
おそらく大体の人はワンラックの小動物用ミルクをご用意されていると思います。
もし近くのお店になかった場合はワンちゃん用や猫ちゃん用でも代用できます。
ただ猫ちゃん用はミルクのみならず脂肪分が多めなので、太りやすくなります。
妊娠中なんだからそれでいいやん!!と猫ちゃんミルクを使ったのは私です。
なのであげすぎ注意。
小動物用かワンちゃん用をエサに振りかけましょう。
あと必要なのは以下の栄養素です。多分。
出産には血が出ますし、胎児の血液にも必要な鉄分。
母体の免疫力や赤ちゃんの器官の製造にも関わってくるビタミン。
糞詰まりがあるのかどうかは知らないけど予防のための食物繊維。
これまた赤ちゃんの体の形成に関わってくるタンパク質。
これらが極度に不足していなければ大丈夫です。
これらを補うために、私は大体毎日(一部たまに)
・ワンちゃん用のおやつ(鳥のレバー。鉄分が多く取れます)
・ブロッコリー(葉酸とビタミンが一緒に取れます)
・なんか繊維含んでそうな野菜(主にカブやにんじん。ビタミンと繊維が取れます)
・ドッグフード(タンパク質用。歯の伸びすぎも防いでくれる)
をあげていました。
もちろん一部を多くあげすぎると過剰摂取で具合が芳しくなくなる恐れがありますので、わんこのおやつ一個ドーン!とかではなく、一部をちぎってあげたりしてください。
A:赤ちゃんの離乳食
これね。
私こっちは本当に自信ないんですけど、書きます。
だって煮干しとクッキー食ってるところしか見たことないんだもん!
全部ざらめちゃんが食べてんだもん!
ミルクでふやかしていた食材は以下です。
・ペレット
イースター ハムスターセレクション 400g ハムスターフード えさ エサ 餌 2袋入り 関東当日便 価格:1,700円 |
・にんじん
・乾燥パイナップル
・樹液パウダー
ジクラ アギト 天然樹液 パウダータイプ リス フクロモモンガ ハリネズミ マーモセット サプリメント 関東当日便 価格:990円 |
・むきヒマワリの種
・むいてなくてもむいてあってもいい鳥用の細かいシード類
・鳥のカロリーアップ用半生フード
マルカン 半生ソフトフルーツフード 100g 飼鳥用 鳥 おやつ フルーツ 関東当日便 価格:252円 |
・ミルクインクッキー
マルカン 仔うさぎのミルケット 85g×2袋 うさぎ おやつ 関東当日便 価格:345円 |
あとはオプションでブロッコリーやかぶの葉をつけていました。
でもブロッコリーは後日干からびた姿で発見されました。
あとむきひま種は別に上げなくてもいいかもしれません。
偏食の原因って言われてますし、マウスの小さな体では毒のように思います。
あげちゃったけど。
そしてご覧の通り、めちゃくちゃ高カロリーです。
あげすぎにご注意ください。
こんなもんでしょうか。
すでに固いごはんだけを食べてる子もいるので、生後23日を越せばもう離乳食もいらなくなるのではないではないかな。
寂しいもんだねぇ。
今ベイビーブラザーズたちはきびくんと遊んで毛づくろいしてもらいながら私の手とも遊びつつ元気に成長中です。
鈴木と田代は穴掘り野郎でエサ箱にひたすら床材を入れるという才能に目覚め、めきめきと暴れん坊将軍への頭角を現してきています。
きびくんは佐藤君と一緒に毛繕いごっこをしていて、頭を振りたくって口元や鼻先をなめ、相手への気遣いを行動で示す方法を伝授していってくれています。
ネズミ団子。
これからに乞うご期待!
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