スピリチュアル的なリセットの意味です。
神道(陰陽道含む)では天つ罪、国つ罪、許許太久の罪の穢を取り払い。
不浄、邪気などを退けるとされています。
古来の3つの罪
・天津罪・・・主に農耕や対する罪。
・国津神・・・天災、病気、反社会的な行為・罪
・許許太久(ここだく)の罪・・その他の罪を指しました。
過去の行いがいまの現象を起こしているという因果律の考え方が
強かった時代に
生命を支える農耕と社会を守るために考えられたリセットです。
夏場は衛生環境の良くなかった時代、
雑菌が繁殖する良くない時期です。
昔では、衛生環境が悪く亡くなった人が多かったですし
水の災害は避けられないものでしたので
無事を祈って行われていました。
それだけでなく、
夏にお化けのお話があるのは「湿度」によるものです。
むかしは、目に見えないものへの感覚がいまより敏感になりやすかったので
環境をリセットするものが必要でした。
現代だから必要という考え方もあります。
コンクリートや、密閉性が高まった住まいは
湿気とは無縁ではありません。
体調や、気分が悪くなる「因」は湿気かもしれません。
魔除けの置塩が濡るのは
魔が強くよくない環境を表しています。
湿気状態を改善することで
エネルギー状態がよくなることも多いものです。
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