迎えていますね。
共和党と民主党がそれぞれ党大会を開き、党の大統領候補を
決めたのですが、共和党のトランプ現大統領と民主党の
バイデン前副大統領の一騎打ちになっています。
大統領選挙の行方をみる鍵の一つが、コロナ対応だと
言われています。
コロナ感染について言えば、世界全体で約2400万人を
超える感染者を出しており、その内死者数は82万人を
超えています。
その中でも、米国は582万人を超えており、死者数も
約18万人に達しており、世界で最も深刻な影響を受けて
おり、世界最悪の感染拡大が続いています。
ところが、大統領候補を選ぶ与党の共和党大会では
トランプ大統領のコロナ対応について、大成功だったと
讃えたのです。
そのうえ、中国からコロナウイルスに襲われたのだとして
感染拡大の原因を中国に責任回避しているありさまです。
このようなストーリーが公然と展開され、マスクもしない
大観衆のなか党大会の熱狂ぶりが写し出されていました。
とても理解しがたいことで、びっくりですね。
感染状況からして、どうみてもコロナ対応がけっして
成功しているとは言えない状況にあるにもかかわらず、
それを公然と成功したと指導者を讃え、それに追随する
人たちの感性を疑ってしまいますね。
「いったいどうなっているのだろう?」って感じですね。
まったく不可解な現実に空いた口がふさがらない思いです。
あきらかな失敗を成功に変えてしまい、それに引きずられる
政治の虚構に対して強い懸念を抱いてしまいます。
このようなアメリカの状況を見ていると
日本においても、コロナ対応がけっして万全とは言えないなか、
第2波のコロナ禍にある現在、科学と政治のワンチームとなった
対応を強く望むところです。
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