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2019年01月06日
年末年始備忘、及び、1月7日〜11日経済指標
昨年末の今年の景気予想は、株屋を除いて後退懸念一色でした。年明け早々、数年ぶりの落差でリスク回避のJPY買が起きたものの、その影響持続時間があっけないほど短くて驚きました。株屋の理屈は、今年の企業業績予想が下方修正されるものの、悲観一色の現状ほど酷い業績にはならないだろう、という論旨が多いようです。
もともと2019年の景気後退懸念は、米国債の逆イールド化というテクニカルな示唆が2018年終盤に何度も起きていたことから真実味を帯びました。
テクニカル示唆の裏付けとなるファンダメンタルは次にように認識しています。
@ FRB使命の雇用最大化と目標物価安定のための金融政策継続が株価安定に寄与しないことが判明しました。
年末年始にかけてFRB幹部は、利上げ回数予想の下方修正や資産縮小ペースの減速について発言を始めました。概ね市場に歓迎されているものの、引き締めに向かっていた政策を減速するなら、2020年と予想される景気後退局面をより急激な後退にしかねないという懸念があります。
A 米議会捻れによって米大統領の公約実現力が低下し、大統領弾劾の可能性すら出てきたことで、米国の政治的混乱が予感されています。
2018年は、政治姿勢>金融政策>経済情勢、の順に材料視された期間が長かった気がします。そして既に今年も「国境の壁」予算を議会が認めないなら「(政府閉鎖を)何か月でも何年でもやってやらあ」との大統領発言が伝えられ、ため息でCO2濃度が上がったぐらいです。
B 米中貿易摩擦が両国覇権争いの一面に過ぎないことが判明した以上、米政権が変わっても両国の対立場面が今後も続く予感が世界中で共有されました。
この覇権争いの発端は、もともと新規産業の創出にこそ興味があっても、対外競争力の弱い業界が政治外交交渉で一時的に業績改善すれば、すぐに経営幹部のボーナスに振り向けて、問題を抜本解決できた例のない当事国が一方です。もう一方の当事国は、一難さえ去れば他人の言うことなんて歯牙にもかけず、法の運用方針を即時修正して実質無効化してしまう前科豊富な国の争いです。
物事を丸く治める信用が全くない国同士の対立が早期解決する予感なんて誰も持っていません。
C 英国の合意なきEU離脱が現実味を帯びたことと、独仏首脳の影響力低下によって将来のEUの存続に不安が増しています。
英国のEU離脱案の議会採決は1月14日週が予定されていますが、全く成立の見込みがありません。議会だけでなく、世論調査の結果も現在の離脱案よりは合意無き離脱の方がマシだという方が多数派だそうです。既に企業は原材料の備蓄を始めたらしく、12月PMIは改善となっていました。
欧州は、12月集計分HICP速報値がECBのインフレ目標とする2%弱よりも下回りました。今年夏頃に利上げに転じるという時期は、後ろ倒しされるかも知れません。もともと、ECBも3月末の英国の合意無き離脱は想定外だったと思われます。英国問題が片付くまで、大きな政策変更は難しい情勢です。
D 豪中銀は11月声明で「2019年の成長率は3.5%超」との見通しを示しています。見通しが正しければ、先進主要国中銀で唯一、19年の大幅成長を見通していることになります。
客観的には、中国の景気下支え政策が始まることと、豪州のLNG生産量が世界一に増えることと、国内インフラ投資継続で内需が底上げされています。
けれども、現在これほどAUDが売られているのは、AUDがべらぼうにリスクに弱い通貨だからです。米利上げの打ち止めが早まり、米中貿易摩擦が小康状態となり、英国の合意無き離脱が先延ばしされて、もともと2019年秋以降のRBA利上げが実現しそうにならないと、なかなかAUDの上昇を信じられません。
E 日本は、昨年末に米国抜きTPPと日欧EPAが発動した効果が、春に佳境を迎える日米貿易交渉で全て打ち消されるでしょう。夏には、消費税増税とポイントによる実質減税がペアで行われ、参院選も予定されています。
また、米中対立や日中韓の各個対立や北朝鮮非核化問題といったことに関係して、先進主要国の中で安全保障上の問題が最も大きいのが日本です。ピンと来ないですが。
日銀の超緩和政策継続がどこかで問題化しそうです。
今週は頭を慣らす週です。ファンドや機関投資家が動くのは中旬以降という話があるものの、次週の英議会でのEU離脱案採決に向けての動きで週後半の指標取引は難しそうです。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
1月7日(月)
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
1月8日(火)
09:30 11月集計分豪州貿易収支
22:30 11月集計分米国貿易収支
1月9日(水)
28:00 12月FOMC分議事要旨
1月10日(木)
26:00 FRB議長発言
1月11日(金)
08:50 11月集計分日本国際収支
09:30 11月集計分豪州小売売上高
18:30 11月集計分英国月次GDP・11月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数
22:30 12月集計分米国CPI
翌週は英国議会でEU離脱案の採決予定です。
もともと2019年の景気後退懸念は、米国債の逆イールド化というテクニカルな示唆が2018年終盤に何度も起きていたことから真実味を帯びました。
テクニカル示唆の裏付けとなるファンダメンタルは次にように認識しています。
@ FRB使命の雇用最大化と目標物価安定のための金融政策継続が株価安定に寄与しないことが判明しました。
年末年始にかけてFRB幹部は、利上げ回数予想の下方修正や資産縮小ペースの減速について発言を始めました。概ね市場に歓迎されているものの、引き締めに向かっていた政策を減速するなら、2020年と予想される景気後退局面をより急激な後退にしかねないという懸念があります。
A 米議会捻れによって米大統領の公約実現力が低下し、大統領弾劾の可能性すら出てきたことで、米国の政治的混乱が予感されています。
2018年は、政治姿勢>金融政策>経済情勢、の順に材料視された期間が長かった気がします。そして既に今年も「国境の壁」予算を議会が認めないなら「(政府閉鎖を)何か月でも何年でもやってやらあ」との大統領発言が伝えられ、ため息でCO2濃度が上がったぐらいです。
B 米中貿易摩擦が両国覇権争いの一面に過ぎないことが判明した以上、米政権が変わっても両国の対立場面が今後も続く予感が世界中で共有されました。
この覇権争いの発端は、もともと新規産業の創出にこそ興味があっても、対外競争力の弱い業界が政治外交交渉で一時的に業績改善すれば、すぐに経営幹部のボーナスに振り向けて、問題を抜本解決できた例のない当事国が一方です。もう一方の当事国は、一難さえ去れば他人の言うことなんて歯牙にもかけず、法の運用方針を即時修正して実質無効化してしまう前科豊富な国の争いです。
物事を丸く治める信用が全くない国同士の対立が早期解決する予感なんて誰も持っていません。
C 英国の合意なきEU離脱が現実味を帯びたことと、独仏首脳の影響力低下によって将来のEUの存続に不安が増しています。
英国のEU離脱案の議会採決は1月14日週が予定されていますが、全く成立の見込みがありません。議会だけでなく、世論調査の結果も現在の離脱案よりは合意無き離脱の方がマシだという方が多数派だそうです。既に企業は原材料の備蓄を始めたらしく、12月PMIは改善となっていました。
欧州は、12月集計分HICP速報値がECBのインフレ目標とする2%弱よりも下回りました。今年夏頃に利上げに転じるという時期は、後ろ倒しされるかも知れません。もともと、ECBも3月末の英国の合意無き離脱は想定外だったと思われます。英国問題が片付くまで、大きな政策変更は難しい情勢です。
D 豪中銀は11月声明で「2019年の成長率は3.5%超」との見通しを示しています。見通しが正しければ、先進主要国中銀で唯一、19年の大幅成長を見通していることになります。
客観的には、中国の景気下支え政策が始まることと、豪州のLNG生産量が世界一に増えることと、国内インフラ投資継続で内需が底上げされています。
けれども、現在これほどAUDが売られているのは、AUDがべらぼうにリスクに弱い通貨だからです。米利上げの打ち止めが早まり、米中貿易摩擦が小康状態となり、英国の合意無き離脱が先延ばしされて、もともと2019年秋以降のRBA利上げが実現しそうにならないと、なかなかAUDの上昇を信じられません。
E 日本は、昨年末に米国抜きTPPと日欧EPAが発動した効果が、春に佳境を迎える日米貿易交渉で全て打ち消されるでしょう。夏には、消費税増税とポイントによる実質減税がペアで行われ、参院選も予定されています。
また、米中対立や日中韓の各個対立や北朝鮮非核化問題といったことに関係して、先進主要国の中で安全保障上の問題が最も大きいのが日本です。ピンと来ないですが。
日銀の超緩和政策継続がどこかで問題化しそうです。
ーーー$€¥£A$ーーー
今週は頭を慣らす週です。ファンドや機関投資家が動くのは中旬以降という話があるものの、次週の英議会でのEU離脱案採決に向けての動きで週後半の指標取引は難しそうです。
太字は詳細分析記事にリンクしています。
1月7日(月)
24:00 12月集計分米国ISM非製造業景況指数
1月8日(火)
09:30 11月集計分豪州貿易収支
22:30 11月集計分米国貿易収支
1月9日(水)
28:00 12月FOMC分議事要旨
1月10日(木)
26:00 FRB議長発言
1月11日(金)
08:50 11月集計分日本国際収支
09:30 11月集計分豪州小売売上高
18:30 11月集計分英国月次GDP・11月集計分英国鉱工業生産指数・製造業生産指数
22:30 12月集計分米国CPI
翌週は英国議会でEU離脱案の採決予定です。
以上
2019年01月04日
1月4日経済指標(結果検証済)
本日は、
18:30 12月集計分英国サービス業PMI
19:00 12月集計分欧州HICP速報値
22:30 12月集計分米国雇用統計
の発表があります。
英国サービス業PMI
市場予想(前回結果)
・PMI50.8(50.4)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足10/7(10/8)
・直前1分足6/4(4/4)
・直後1分足21/14(16/12)
・直後11分足29/19(22/15)
事前取引方針
・直前1分足はショートで利確4pipsを狙います。そして、直前1分足が陽線側に5pips以上になったら、逆張りでショートをナンピンし、始値に戻したら利確です。この期間の損切は10pipsか発表5秒前です。
・直前1分足跳幅が10pips以上だったときは、発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーです。直前1分足値幅方向なので終値がつく数秒前の見切りが必要になります。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら、早期開始・早期決済します。
欧州HICP速報値
市場予想(前回改定値)
・HICP速報値+1.8%(+1.9%)
・コアHICP速報値+1.0%(+1.0%)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(3/1)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足17/10(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。現時点の事前差異は+0.1です。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃を行うのは直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
米国雇用統計
市場予想(前回改定値)
・NFP増減+17.7万人(+15.5万人)
・失業率3.7%(3.7%)
・平均時給前月比+0.3%(+0.2%)
事前差異判別式の解は+2.0です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足6/3(4/2)
・直前1分足11/9(3/2)
・直後1分足40/31(21/15)
・直後11分足50/34(25/17)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsです。
・発表後の追撃は早期開始、早期終了です。
・過去の傾向では、直後11分足終値は直後1分足終値とほぼ同じになります。発表から1分を過ぎたら、直後1分足終値を基準に順張りと逆張りの機会を窺うことになります。
・直後1分足跳幅が75pipsに達したら、直後1分足終値がつくまで待って15pipsを狙って追撃です。
以下は1月4日23:30頃に追記しています。
英国サービス業PMI
欧州HICP速報値
米国雇用統計
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
18:30 12月集計分英国サービス業PMI
19:00 12月集計分欧州HICP速報値
22:30 12月集計分米国雇用統計
の発表があります。
ーーー$€¥£A$ーーー
英国サービス業PMI
市場予想(前回結果)
・PMI50.8(50.4)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足10/7(10/8)
・直前1分足6/4(4/4)
・直後1分足21/14(16/12)
・直後11分足29/19(22/15)
事前取引方針
・直前1分足はショートで利確4pipsを狙います。そして、直前1分足が陽線側に5pips以上になったら、逆張りでショートをナンピンし、始値に戻したら利確です。この期間の損切は10pipsか発表5秒前です。
・直前1分足跳幅が10pips以上だったときは、発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーです。直前1分足値幅方向なので終値がつく数秒前の見切りが必要になります。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら、早期開始・早期決済します。
ーーー$€¥£A$ーーー
欧州HICP速報値
市場予想(前回改定値)
・HICP速報値+1.8%(+1.9%)
・コアHICP速報値+1.0%(+1.0%)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足8/6(7/5)
・直前1分足4/3(3/1)
・直後1分足9/7(5/4)
・直後11分足17/10(10/6)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異と逆方向にポジションをオーダーし、利確/損切の目安は5pipsぐらいにしておけば良いでしょう。現時点の事前差異は+0.1です。
・直前10-1分足が15pips跳ねたら、指標発表直前まで待ってその跳ねた方向にポジションをオーダーします。そして、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
・追撃を行うのは直後1分足が陰線だったときだけにした方が良いでしょう。このときの利確/損切の目安は5pipsぐらいで良いでしょう。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国雇用統計
市場予想(前回改定値)
・NFP増減+17.7万人(+15.5万人)
・失業率3.7%(3.7%)
・平均時給前月比+0.3%(+0.2%)
事前差異判別式の解は+2.0です。
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足6/3(4/2)
・直前1分足11/9(3/2)
・直後1分足40/31(21/15)
・直後11分足50/34(25/17)
事前取引方針
・直前10-1分足は、事前差異判別式の解の符号がマイナスならショート、プラスならロングで、利確/損切の目安は3・4pipsです。
・発表後の追撃は早期開始、早期終了です。
・過去の傾向では、直後11分足終値は直後1分足終値とほぼ同じになります。発表から1分を過ぎたら、直後1分足終値を基準に順張りと逆張りの機会を窺うことになります。
・直後1分足跳幅が75pipsに達したら、直後1分足終値がつくまで待って15pipsを狙って追撃です。
以上
以下は1月4日23:30頃に追記しています。
【事後検証】
英国サービス業PMI
欧州HICP速報値
米国雇用統計
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
必要なメニューが揃っていて、簡単に自分のHPが持てます。特に、店舗HPに必要なネットショップ併設・地図・カレンダー・予約・クーポン発行・問い合わせなどのメニューが特徴です。小規模店舗の場合、月額¥1500のコースがお薦めです。
広告以上
2019年01月03日
1月3日経済指標(結果検証済)
本日は、
22:15 12月集計分米国ADP雇用統計
24:00 12月集計分米国ISM製造業景気指数
の発表があります。
米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数増減+17.8万人(+17.9万人)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足4/3(3/2)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足13/9(6/3)
・直後11分足17/12(9/7)
事前取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
米国ISM製造業景気指数
市場予想(前回結果)
・景況指数57.9(59.3)
・雇用指数?(58.4)
・価格指数57.9(60.7)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足12/8(7/5)
・直後11分足17/12(10/6)
事前取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以下は1月4日に追記しています。
ADP
結果は予想を大きく上回りました。年末商戦に向けての雇用増を予想が考慮していなかったのでしょうか。
反応も久しぶりに直後11分足跳幅が30pips超で、そんなことは2017年6月発表以来のことです。
尤も、今回の反応の大きさは、指標結果だけでなく、今朝のリスク回避でのUSDJPY大幅下落からの復路に便乗したきらいがあります。108円にワンタッチして、また107円台に押し戻されました。
ISM
結果は予想を大幅を下回り、事後差異の大きさは2017年9月集計分以来、実態差異の大きさは2015年以降で最大となりました。その結果、指標発表後の反応も2015年以降で最大でした。
受注と価格の落ち込みが激しく、今後しばらくは生産関連指標での下方圧力が強まると思われます。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
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22:15 12月集計分米国ADP雇用統計
24:00 12月集計分米国ISM製造業景気指数
の発表があります。
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米国ADP雇用統計
市場予想(前回結果)
・民間雇用者数増減+17.8万人(+17.9万人)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足4/3(3/2)
・直前1分足4/3(2/1)
・直後1分足13/9(6/3)
・直後11分足17/12(9/7)
事前取引方針
・直前1分足はショートをオーダーし、利確・損切の目安を2・3pipsとします。
・指標発表直前に前月の事後差異と同じ方向にポジションを取り、発表直後の跳ねで利確/損切します。但し、直前10-1分足が10pips以上、それとは逆に跳ねたら取引を中止します。
・初期反応方向を確認したら、追撃は早期開始です。最近の反応の小ささを踏まえると、狙いは3〜6pipsで良いでしょう。
・直後1分足終値で再追撃を開始し、最近の直後1分足終値と直後11分足跳幅の平均の差6pips弱が利確/損切の目安とします。
・直後1分足終値より6pips以上離れたら、直後1分足終値方向に3pips程度戻すのを狙いましょう。
・直後1分足値幅が20pipsを超えたことを確認次第、その方向に追撃を開始します。利確/損切の目安は10pipsとします。
ーーー$€¥£A$ーーー
米国ISM製造業景気指数
市場予想(前回結果)
・景況指数57.9(59.3)
・雇用指数?(58.4)
・価格指数57.9(60.7)
過去平均順跳幅/同値幅(2018年)
・直前10-1分足6/4(5/4)
・直前1分足4/2(2/1)
・直後1分足12/8(7/5)
・直後11分足17/12(10/6)
事前取引方針
・発表時には、直前10-1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に逆方向にオーダーし、直前1分足が10pips以上跳ねたら指標発表直前に同じ方向にオーダーします。どちらも起きたら直前10-1分足のサインを重視し、指標発表直後の跳ねで利確/損切します。
・それとは別に、指標発表直前に直前10-1分足が陽線なら、いつもの半分の規模でロングをオーダーし、10分以内に目安20pipsの利確/損切を目指します。
但し、この方針は方向だけを判定対象とし、目安到達有無は判定対象に含めません。直後1分足が終値△6pips以上の陰線となった場合は、その時点で損切です。
・追撃は、指標発表後に反応方向を確認したら早期開始し、発表から1分を経過したら利確の機会を早めに探った方が良さそうです。1分経過以前であっても、3pipsも取れたらその時点で利確で構いません。
もともと反応が小さい指標です。
・再追撃を行うなら、ポジションを長持ちするより、短期利確を繰り返す方が良さそうです。ポジションオーダー3pips以上を狙ってです。
以上
以下は1月4日に追記しています。
【事後検証】
ADP
結果は予想を大きく上回りました。年末商戦に向けての雇用増を予想が考慮していなかったのでしょうか。
反応も久しぶりに直後11分足跳幅が30pips超で、そんなことは2017年6月発表以来のことです。
尤も、今回の反応の大きさは、指標結果だけでなく、今朝のリスク回避でのUSDJPY大幅下落からの復路に便乗したきらいがあります。108円にワンタッチして、また107円台に押し戻されました。
ISM
結果は予想を大幅を下回り、事後差異の大きさは2017年9月集計分以来、実態差異の大きさは2015年以降で最大となりました。その結果、指標発表後の反応も2015年以降で最大でした。
受注と価格の落ち込みが激しく、今後しばらくは生産関連指標での下方圧力が強まると思われます。
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
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2019年01月02日
1月2日経済指標(結果検証済)
本日は、
18:30 12月集計分英国製造業PMI
の発表がありました。
指標結果は改善、反応は陽線でした。
指標は2か月連続で改善し、これは合意なき離脱が現実味を帯び始めたことによって駆け込み需要が増加しているためではないでしょうか(本当のことはわかりません)。
17時過ぎから指標発表前までに、GBPJPYは100pips強の下降中でした。GBPUSDは15時過ぎから指標発表前まで80pips程度の下降中でした。欧州時間からは、リスク回避の動きがクロス円全体に広がっていました。JPY>USD>その他通貨、という強弱関係は、昨年のリスク回避時と同じです。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
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18:30 12月集計分英国製造業PMI
の発表がありました。
指標結果は改善、反応は陽線でした。
指標は2か月連続で改善し、これは合意なき離脱が現実味を帯び始めたことによって駆け込み需要が増加しているためではないでしょうか(本当のことはわかりません)。
17時過ぎから指標発表前までに、GBPJPYは100pips強の下降中でした。GBPUSDは15時過ぎから指標発表前まで80pips程度の下降中でした。欧州時間からは、リスク回避の動きがクロス円全体に広がっていました。JPY>USD>その他通貨、という強弱関係は、昨年のリスク回避時と同じです。
以上
ーーー注記ーーー
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タグ:英国製造業PMI