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2018年09月16日
9月17日経済指標(結果検証済)
明日は、21:30に米国NY連銀製造業景気指数が発表されます。
市場予想は23.2(前回25.6)で、事前差異は△2.4です。
本指標の影響力は弱く、他の指標と同時発表されたときはそちらの影響での反応がおきます。本指標が今回のように単独で発表されるときの直後1分足の過去平均跳幅は7pips、同値幅は3pipsしかありません。何と、2018年発表分に関して言えば、本指標が単独で発表されたことが1月と6月の2回しかないためか、直後1分足の平均跳幅は1pips、同値幅も1pipsしかありません。
過去の平均pipsが大きめに記載されている資料は、本指標が他の指標と同時発表されたときの反応も同列に論じている訳です。
直前10-1分足と直後11分足との方向一致率は68%に達しています。指標発表前後1分を除けば、指標発表前のトレンドに指標発表後に暫く経つと復帰しているのかも知れません。
指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを取り、利確/損切の目安は5・6pipsぐらいにしておけば良いでしょう。もしも、指標発表直後1分足が直前10-1分足と逆方向に反応したなら、直後1分足終値がつく頃に1度だけナンピンしても良いかも知れません(その場合、目安は利確が1pips、損切が10pipsになります)。
反応が小さい指標のため、取引するなら少し長めにポジションを持たざるを得ません。反応が利確/損切の目安に達するか、ポジション保有時間が10分に達したら取引終了です。
以下は9月17日23時過ぎに追記しています。
分析検証結果を下表に纏めておきます。
指標結果は悪化し、発表直後は素直に陰線となったものの、その後陽線に転じました。
過去の傾向通り、直後1分足は直前10-1分足と同じ方向になったので、事前分析の判定は〇です。
次に取引結果です。
事前方針通りの取引で、僅か1.35pipsの利確です。
反応が小さいことは文句を言っても仕方ありません。いずれ大きく反応する時期が来れば、分析さえ確かなら大きく勝てる日も来るでしょう。
そして、本ブログ開始以降の取引成績です。
本指標次回発表は10月15日に予定されていますが、次回は小売売上高と同時発表です。
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
市場予想は23.2(前回25.6)で、事前差異は△2.4です。
本指標の影響力は弱く、他の指標と同時発表されたときはそちらの影響での反応がおきます。本指標が今回のように単独で発表されるときの直後1分足の過去平均跳幅は7pips、同値幅は3pipsしかありません。何と、2018年発表分に関して言えば、本指標が単独で発表されたことが1月と6月の2回しかないためか、直後1分足の平均跳幅は1pips、同値幅も1pipsしかありません。
過去の平均pipsが大きめに記載されている資料は、本指標が他の指標と同時発表されたときの反応も同列に論じている訳です。
直前10-1分足と直後11分足との方向一致率は68%に達しています。指標発表前後1分を除けば、指標発表前のトレンドに指標発表後に暫く経つと復帰しているのかも知れません。
指標発表直前に直前10-1分足と同じ方向にポジションを取り、利確/損切の目安は5・6pipsぐらいにしておけば良いでしょう。もしも、指標発表直後1分足が直前10-1分足と逆方向に反応したなら、直後1分足終値がつく頃に1度だけナンピンしても良いかも知れません(その場合、目安は利確が1pips、損切が10pipsになります)。
反応が小さい指標のため、取引するなら少し長めにポジションを持たざるを得ません。反応が利確/損切の目安に達するか、ポジション保有時間が10分に達したら取引終了です。
以上
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以下は9月17日23時過ぎに追記しています。
【事後検証】
分析検証結果を下表に纏めておきます。
指標結果は悪化し、発表直後は素直に陰線となったものの、その後陽線に転じました。
過去の傾向通り、直後1分足は直前10-1分足と同じ方向になったので、事前分析の判定は〇です。
次に取引結果です。
事前方針通りの取引で、僅か1.35pipsの利確です。
反応が小さいことは文句を言っても仕方ありません。いずれ大きく反応する時期が来れば、分析さえ確かなら大きく勝てる日も来るでしょう。
そして、本ブログ開始以降の取引成績です。
本指標次回発表は10月15日に予定されていますが、次回は小売売上高と同時発表です。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
タグ:NY連銀製造業景気指数
2018年9月17日〜21日発表の主要経済指標の過去反応要点
【前週成績】
前週の成績を纏めておきます。
成績を気にするのは、過去の分析が現在も通用するのかに注意を払い続ける必要があるためです。
前週の事前分析成績は16勝4敗、前提を満たさなかったことが6回、判定不可が3回でした。オカルトは含めていません。判定は、リンク先の詳細分析記事の結論が、今回の発表でも通用したかを判定しています。
前週の取引成績は8勝3敗、それとは別に事前方針にない取引で2勝、取引中止が7回でした。取引時間は24分38秒で、損益は+34.51pipsでした。
pipsの小ささはあまり気にしないことにしましょう。最近は経済指標での反応が小さい時期です。勝率さえ維持できていれば、いずれ大きく勝てる時期もあるでしょう。
ただ、取引した1分足1本当たり平均1pips強の収益ペースは、決して悪くありません。
【次週指標】
今週2018年9月17日〜9月21日の主要経済指標の過去反応要点は以下の通りです。
9月17日(月)日本休日
- 21:30 9月集計分米国NY連銀製造業景気指数
本指標が単独で発表されたときの反応は小さく、指標発表直後1分足の過去平均跳幅は7pips、同値幅は3pipsしかありません。何と、2018年発表分に関して言えば、本指標が単独で発表されたことが1月と6月の2回しかないこともあって、直後1分足の平均跳幅は1pips、同値幅も1pipsしかありません。
拙速なオーダーを避け、発表後の数分間は方向を見極めた方が良いかも知れません。
9月18日(火)
- 10:30 4-6月期集計分豪州住宅価格指数
17日に詳細分析結果を投稿します。
9月19日(水)
- 17:30 8月集計分英国物価統計
直前10-1分足はロングか取引中止、直前1分足は指標発表の1・2分前に陽線側に3pips以上跳ねたらショートをオーダーし、3〜6pipsを利確/損切が目安です。
直後1分足は事前差異判別式の解との方向一致率が79%です。指標発表直前に事前差異と同じ方向にポジションを取り、指標発表直後の跳ねで利確/損切です。
追撃は、初期反応が16pips以下のとき開始して、10〜15pips程度を利確の目安とし、10pipsを損切を目安にしておくと良いでしょう。但し、このポジションは指標発表から1分を過ぎて長く持ちたくありません。
9月20日(木)
- 17:30 8月集計分英国小売売上高指数
前回結果・市場予想・発表結果の各差異に素直に反応する指標です。事前差異と直前10-1分足は71%、事後差異と直後1分足とは80%、実態差異と直後11分足は76%、の方向一致率です。
注意すべき点は、直後1分足終値が△20〜+20pipsの場合、その後10分で反転したことが多くなっています。 - 21:30 9月集計分米国Phil連銀製造業景気指数
先に発表されているNY連銀製造業景気指数とは、単月毎の方向一致率が50%に達していません。参考にはなりません。
そして、過去発表時の70%は、指標発表直後に7pips以下しか跳ねていません。その70%の事例では、直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になったなら、利確・損切の目安は直前10-1分足の高値・安値となる指標です。 - 23:00 8月集計分米国中古住宅販売件数
かつて本指標は新築住宅販売件数に対し1〜2か月の遅行性がある、と言われていました。けれども、6・7月集計分の新築住宅販売件数を調べても無駄です。少なくとも最近はそんな関係はありません。
2018年発表分の直後1分足の平均跳幅と平均値幅は3pipsと1pipsしかありません。過去の傾向では、直前1分足は陰線率が高く、直後1分足は陽線率が高い、という特徴があります。
9月21日(金)
- 16:30 9月集計分独国PMI速報値
指標発表直後の反応方向に影響が最も大きいのは製造業PMIです。
過去63%は指標発表直後の跳ねは10pips以下で、直後1分足が△10〜+10pipsの範囲だったときはその後どちらに反応が伸びるかがわかりません。
以上
ーーー注記ーーー
本記事は、同じ指標の発表がある度に更新を繰り返して精度向上を図り、過去の教訓を次の発表時の取引で活かせるように努めています。がしかし、それでも的中率は75%程度に留まり、100%ではありません。詳細は「1. FXは上達するのか」をご参照ください。
そして、本記事は筆者個人の見解に基づいています。本記事に含まれる価格・データ・その他情報等は、本記事に添付されたリンク先とは関係ありません。また、取引や売買における意思決定を、本記事の記載通りに行うことは適切ではありません。そして、本記事の内容が資格を持った投資専門家の助言ではないことを明記しておきます。記載内容のオリジナリティや信頼性確保には努めているものの、それでも万全のチェックは行えていない可能性があります。
ポジションを持つ最終的なご判断は読者ご自身の責任となります。その点を予めご了承の上、本記事がFXを楽しむ一助となれば幸いです。
ーーー注記ーーー
本記事における分析シート、一部乃至は一連の体系化された手順を、個人の取引以外の目的で使用・公開・二次利用を行う場合には、著作権者及びFX手法研究会に対し、連絡を取り何らかの合意を行う必要があります。
注記以上
2018年09月13日
9月14日経済指標(結果検証済)
明日は、
21:30に8月集計分米国小売売上高と8月集計分米国輸入物価指数、
22:15に8月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数、
23:00に8月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
が発表されます。
米国小売売上高発表時のチャンスは、前回前月比が+1以上か△0.5以下だった翌月か、コア前月比が+0.7以上か△0.7以下だった翌月です。今回は、この条件にあてはまりません。よって、指標発表時刻を跨いだポジションは持てません。
まして、本日(13日)に発表されるCPIとは、単月毎に見比べれる限り、過去の方向一致率が50%前後です。50%前後の一致率なんて、丁半確率通りなのだからアテに出来ません。
それでも、取引の機会は指標発表直前直後以外にあります。
直前10-1分足は事前差異との方向一致率が71%です。でも、現時点(13日19時頃)における市場予想は、前月比が0.4%(前回0.5%)、コア前月比が0.5%(前回0.6%)で、事前差異は0なので直前10-1分足も取引できません。
指標発表後の早期追撃開始、1分過ぎたら利確機会を窺うしかないようです。
なお、同時発表の米国輸入物価指数のことは、これっぽっちも考えておかなくても構わないでしょう。
米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数発表時のチャンスは、鉱工業生産の前月結果が+0.7%以上か△0.7%以下だった翌月や、製造業生産の発表結果が+0.6%以上だったか△0.4%以下だった翌月です。
残念ながら先月発表では、鉱工業生産が+0.1%、製造業生産が+0.3%でした。
設備稼働率には、こうした頼りになるアテがありません。原油価格との関係は、単月毎に見る限り、設備稼働率と関係ありません。
最近の反応は小さいので、是非、発表時刻を跨いだポジションを持ちたいものです。
直前1分足との方向一致率が33%(不一致率67%)なので、指標発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーすれば良いでしょう。
追撃は、指標発表直後に反応方向を確認したら早期開始し、指標発表から1分が過ぎたら利確の機会を窺います。
米国UM消費者信頼感指数速報値は取引しません。
起きてられないし。
以下は9月16日に追記しています。
まず米国小売売上高です。
事後差異判別式の解は△0.9で指標結果は悪化、反応は素直に陰線でした。がしかし、すぐに陽線側へと転じました。
反応が小さく、且つ、すぐに反転したことは、週末が影響したのかも知れません。以前は、USDJPYが金曜日の大きな指標発表後に陽線から陰線へと反転したことが多かったのに対し、現在は陰線から陽線への反転が多くなっています。この原因は、週末に新興国通貨が売られUSDが買われるため、と思われます。
詳細分析記事における事前方針の判定は次の通りです。
今回の事前差異は0だったので、直前10-1分足は前提不成立です。また、指標発表時も前提を満たしていません。
発表直後の追撃は、直後1分足と直後11分足とが反転しているので、予め逆張りを指定していなかった以上、判定は●となります。
再追撃は、発表から1分程度で反転方向に反応を伸ばし続けているので以降の追撃は〇です。但し、方針に示している追撃とは趣旨が異なるため、判定不可を結論とします。
取引結果を下表に示します。
発表直後の反転で損切となり、追撃は指標発表時の始値を抜けて反転後に暫く様子を見てから行いました。その結果、再追撃での利確幅が小さくなって、トータルで負けです。
負けて言い訳しても始まりませんが、悪い負け方ではなかったと思います。
本ブログ開始後、事前方針を示してから取引を行った成績を下表に纏めておきます。
いつも1枚での取引で、最近の反応は小さいので、あまり稼げません。けれども、勝率さえ維持できていれば、いずれ大きく稼げるでしょう。
本指標次回発表は10月15日です。
輸入物価指数の方は、次回発表が10月12日です。次回は同時発表の他の指標がありません。といっても、この指標はほとんど反応しないので、楽しみにするようなものじゃありません。
次に米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数です。
事後差異判別式の解は△0.6なので、指標結果は全体として悪化でした。けれども、反応は陽線でした。この動きは、詳細分析記事に記載している事前方針通りの動きでした。
取引結果は下表の通りです。
指標発表直前のポジションはオーダーしたものの約定できませんでした。直前1分足の動きが小さかったので、ぎりぎりまで方向を見極めようとしたのが失敗でした。発表後は、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が伸びているので、判定は〇です。
本ブログで事前方針を開示してからの取引成績を下表に纏めておきます。
全体では負け越しているものの、ポジション毎の勝率は75%を上回っています。いずれ損益がプラス化するでしょう。
本指標次回発表は10月16日です。
最後に米国UM消費者信頼感指数速報値です。
このところ毎朝5時起きのため、この時間は起きていられません。取引はできず、分析検証のみです。
現状指数と期待指数の市場予想は見当たりませんでした。よって、判別式からはそれらの項を0として解を求めています。
指標結果は大幅な改善だったものの、反応が陽線だったのは短時間でした。
本指標次回発表は10月12日です。
21:30に8月集計分米国小売売上高と8月集計分米国輸入物価指数、
22:15に8月集計分米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数、
23:00に8月集計分米国UM消費者信頼感指数速報値
が発表されます。
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米国小売売上高発表時のチャンスは、前回前月比が+1以上か△0.5以下だった翌月か、コア前月比が+0.7以上か△0.7以下だった翌月です。今回は、この条件にあてはまりません。よって、指標発表時刻を跨いだポジションは持てません。
まして、本日(13日)に発表されるCPIとは、単月毎に見比べれる限り、過去の方向一致率が50%前後です。50%前後の一致率なんて、丁半確率通りなのだからアテに出来ません。
それでも、取引の機会は指標発表直前直後以外にあります。
直前10-1分足は事前差異との方向一致率が71%です。でも、現時点(13日19時頃)における市場予想は、前月比が0.4%(前回0.5%)、コア前月比が0.5%(前回0.6%)で、事前差異は0なので直前10-1分足も取引できません。
指標発表後の早期追撃開始、1分過ぎたら利確機会を窺うしかないようです。
なお、同時発表の米国輸入物価指数のことは、これっぽっちも考えておかなくても構わないでしょう。
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米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数発表時のチャンスは、鉱工業生産の前月結果が+0.7%以上か△0.7%以下だった翌月や、製造業生産の発表結果が+0.6%以上だったか△0.4%以下だった翌月です。
残念ながら先月発表では、鉱工業生産が+0.1%、製造業生産が+0.3%でした。
設備稼働率には、こうした頼りになるアテがありません。原油価格との関係は、単月毎に見る限り、設備稼働率と関係ありません。
最近の反応は小さいので、是非、発表時刻を跨いだポジションを持ちたいものです。
直前1分足との方向一致率が33%(不一致率67%)なので、指標発表直前に直前1分足値幅方向と逆にポジションをオーダーすれば良いでしょう。
追撃は、指標発表直後に反応方向を確認したら早期開始し、指標発表から1分が過ぎたら利確の機会を窺います。
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米国UM消費者信頼感指数速報値は取引しません。
起きてられないし。
以上
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以下は9月16日に追記しています。
【事後検証】
まず米国小売売上高です。
事後差異判別式の解は△0.9で指標結果は悪化、反応は素直に陰線でした。がしかし、すぐに陽線側へと転じました。
反応が小さく、且つ、すぐに反転したことは、週末が影響したのかも知れません。以前は、USDJPYが金曜日の大きな指標発表後に陽線から陰線へと反転したことが多かったのに対し、現在は陰線から陽線への反転が多くなっています。この原因は、週末に新興国通貨が売られUSDが買われるため、と思われます。
詳細分析記事における事前方針の判定は次の通りです。
今回の事前差異は0だったので、直前10-1分足は前提不成立です。また、指標発表時も前提を満たしていません。
発表直後の追撃は、直後1分足と直後11分足とが反転しているので、予め逆張りを指定していなかった以上、判定は●となります。
再追撃は、発表から1分程度で反転方向に反応を伸ばし続けているので以降の追撃は〇です。但し、方針に示している追撃とは趣旨が異なるため、判定不可を結論とします。
取引結果を下表に示します。
発表直後の反転で損切となり、追撃は指標発表時の始値を抜けて反転後に暫く様子を見てから行いました。その結果、再追撃での利確幅が小さくなって、トータルで負けです。
負けて言い訳しても始まりませんが、悪い負け方ではなかったと思います。
本ブログ開始後、事前方針を示してから取引を行った成績を下表に纏めておきます。
いつも1枚での取引で、最近の反応は小さいので、あまり稼げません。けれども、勝率さえ維持できていれば、いずれ大きく稼げるでしょう。
本指標次回発表は10月15日です。
輸入物価指数の方は、次回発表が10月12日です。次回は同時発表の他の指標がありません。といっても、この指標はほとんど反応しないので、楽しみにするようなものじゃありません。
ーーー$€¥£A$ーーー
次に米国設備稼働率・鉱工業生産指数・製造業生産指数です。
事後差異判別式の解は△0.6なので、指標結果は全体として悪化でした。けれども、反応は陽線でした。この動きは、詳細分析記事に記載している事前方針通りの動きでした。
取引結果は下表の通りです。
指標発表直前のポジションはオーダーしたものの約定できませんでした。直前1分足の動きが小さかったので、ぎりぎりまで方向を見極めようとしたのが失敗でした。発表後は、直後1分足跳幅を超えて直後11分足跳幅が伸びているので、判定は〇です。
本ブログで事前方針を開示してからの取引成績を下表に纏めておきます。
全体では負け越しているものの、ポジション毎の勝率は75%を上回っています。いずれ損益がプラス化するでしょう。
本指標次回発表は10月16日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
最後に米国UM消費者信頼感指数速報値です。
このところ毎朝5時起きのため、この時間は起きていられません。取引はできず、分析検証のみです。
現状指数と期待指数の市場予想は見当たりませんでした。よって、判別式からはそれらの項を0として解を求めています。
指標結果は大幅な改善だったものの、反応が陽線だったのは短時間でした。
本指標次回発表は10月12日です。
以上
2018年09月12日
9月13日経済指標(結果検証済)
明日は、
10:30に8月集計分豪州雇用統計、
20:00に英国(BOE)金融政策とトルコ中銀金融政策、
20:45に欧州(ECB)金融政策、
21:30にECB総裁会見と8月集計分米国CPI、
が発表されます。
結果的にたいした反応は起きないかも知れません。でも、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いと思われます。大きなイベントが重なり過ぎています。
つまらない話ですが、きちんと分析が可能なときに稼げるpipsというのは、リスクが高いときに稼ぐpipsよりも小さいのです。リスクが高いときの損切でそれを一気に失う可能性を高めることは得策ではありません。
以下は9月16日に追記しています。
大きなイベントが重なり過ぎていて、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いという事前投稿は正解でした。
まずは豪州雇用統計です。この時刻の発表ですから、取引はできませんでした。
指標結果は改善、事後差異判別式の解は+5.6で反応は陽線でした。
2018年に入る頃から労働参加率が高止まりしています。労働参加率が高ければ、新規に求人を行っても人手不足でなかなか採用できません。これは賃金上昇に繋がりやすい傾向です。
詳細分析記事における事前方針は、よく当たっています。直前1分足の利確目安は3・4pipsとなっていますが、今回の直前1分足跳幅は3pipsに届きませんでした。がしかし、終値が安値となっているため、判定は〇としました。
本指標次回発表は10月18日です。
次に、英国(BOE)金融政策の事後検証です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応は上下動が大きい陽線でした。
議事要旨は、「利上げは緩やかなペースで限られた程度に留まる可能性が高い」ことと、「7-9月期のGDP見通しを0.4%から0.5%に引き上げた」ことがポイントでした。
上表での判定は詳細分析記事の事前方針に基づきます。がしかし、実際に取引していたらこの判定通りに勝てたかは怪しいものです。
まず発表時刻を跨いだ取引と発表直後の追撃は、結果的に直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になっているので、判定は〇です。けれども、発表直後は陰線側に跳ねており、それでも損切せずに陽線に転じるまで待てるものではありません。発表直後の追撃に至っては、実際には追撃でなく逆張りをしなければ勝てなかったハズです。
そして、再追撃の徹底は上下動が激しく、むしろ上下動を捉えた順張り・逆張りによる短期利確の繰り返しでなければ勝てなかったでしょう。
なお、こうした動きが事前分析に示したように、大きなイベントが重なり過ぎていたためか否かはわかりません。ともあれ、今回の取引中止判断は結果的に正解でした。
本政策次回発表は11月1日です。
そして、欧州(ECB)金融政策です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応はほとんどありませんでした。
ECB声明では、「12月に債券買入終了を見込み、2019年夏まで金利を変更しない予定」という方針を維持し、「必要な限り償還した資金の再投資を続ける」との見解を示しました。
詳細分析記事に示していた事前方針を判定します。
直前1分足と指標発表時の方針は〇です。がしかし、直後追撃は反応こそ小さいものの直後1分足と直後11分足がすぐに反転し始めているので●とします。
実際に取引していたら、直前1分足と指標発表時刻を跨いだ取引で利確できても、その後の追撃で損切になっていたでしょう。取引中止は正解でした。
本政策次回発表は10月25日です。
最後に、米国CPIです。
大きなイベントと重なっているので、詳細分析に今回の結果は反映しないことにしました。
本指標次回発表は10月11日です。
10:30に8月集計分豪州雇用統計、
20:00に英国(BOE)金融政策とトルコ中銀金融政策、
20:45に欧州(ECB)金融政策、
21:30にECB総裁会見と8月集計分米国CPI、
が発表されます。
結果的にたいした反応は起きないかも知れません。でも、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いと思われます。大きなイベントが重なり過ぎています。
つまらない話ですが、きちんと分析が可能なときに稼げるpipsというのは、リスクが高いときに稼ぐpipsよりも小さいのです。リスクが高いときの損切でそれを一気に失う可能性を高めることは得策ではありません。
以上
以下は9月16日に追記しています。
【事後検証】
大きなイベントが重なり過ぎていて、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いという事前投稿は正解でした。
ーーー$€¥£A$ーーー
まずは豪州雇用統計です。この時刻の発表ですから、取引はできませんでした。
指標結果は改善、事後差異判別式の解は+5.6で反応は陽線でした。
2018年に入る頃から労働参加率が高止まりしています。労働参加率が高ければ、新規に求人を行っても人手不足でなかなか採用できません。これは賃金上昇に繋がりやすい傾向です。
詳細分析記事における事前方針は、よく当たっています。直前1分足の利確目安は3・4pipsとなっていますが、今回の直前1分足跳幅は3pipsに届きませんでした。がしかし、終値が安値となっているため、判定は〇としました。
本指標次回発表は10月18日です。
ーーー$€¥£A$ーーー
次に、英国(BOE)金融政策の事後検証です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応は上下動が大きい陽線でした。
議事要旨は、「利上げは緩やかなペースで限られた程度に留まる可能性が高い」ことと、「7-9月期のGDP見通しを0.4%から0.5%に引き上げた」ことがポイントでした。
上表での判定は詳細分析記事の事前方針に基づきます。がしかし、実際に取引していたらこの判定通りに勝てたかは怪しいものです。
まず発表時刻を跨いだ取引と発表直後の追撃は、結果的に直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になっているので、判定は〇です。けれども、発表直後は陰線側に跳ねており、それでも損切せずに陽線に転じるまで待てるものではありません。発表直後の追撃に至っては、実際には追撃でなく逆張りをしなければ勝てなかったハズです。
そして、再追撃の徹底は上下動が激しく、むしろ上下動を捉えた順張り・逆張りによる短期利確の繰り返しでなければ勝てなかったでしょう。
なお、こうした動きが事前分析に示したように、大きなイベントが重なり過ぎていたためか否かはわかりません。ともあれ、今回の取引中止判断は結果的に正解でした。
本政策次回発表は11月1日です。
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そして、欧州(ECB)金融政策です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応はほとんどありませんでした。
ECB声明では、「12月に債券買入終了を見込み、2019年夏まで金利を変更しない予定」という方針を維持し、「必要な限り償還した資金の再投資を続ける」との見解を示しました。
詳細分析記事に示していた事前方針を判定します。
直前1分足と指標発表時の方針は〇です。がしかし、直後追撃は反応こそ小さいものの直後1分足と直後11分足がすぐに反転し始めているので●とします。
実際に取引していたら、直前1分足と指標発表時刻を跨いだ取引で利確できても、その後の追撃で損切になっていたでしょう。取引中止は正解でした。
本政策次回発表は10月25日です。
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最後に、米国CPIです。
大きなイベントと重なっているので、詳細分析に今回の結果は反映しないことにしました。
本指標次回発表は10月11日です。
以上