2018年09月12日
9月13日経済指標(結果検証済)
明日は、
10:30に8月集計分豪州雇用統計、
20:00に英国(BOE)金融政策とトルコ中銀金融政策、
20:45に欧州(ECB)金融政策、
21:30にECB総裁会見と8月集計分米国CPI、
が発表されます。
結果的にたいした反応は起きないかも知れません。でも、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いと思われます。大きなイベントが重なり過ぎています。
つまらない話ですが、きちんと分析が可能なときに稼げるpipsというのは、リスクが高いときに稼ぐpipsよりも小さいのです。リスクが高いときの損切でそれを一気に失う可能性を高めることは得策ではありません。
以下は9月16日に追記しています。
大きなイベントが重なり過ぎていて、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いという事前投稿は正解でした。
まずは豪州雇用統計です。この時刻の発表ですから、取引はできませんでした。
指標結果は改善、事後差異判別式の解は+5.6で反応は陽線でした。
2018年に入る頃から労働参加率が高止まりしています。労働参加率が高ければ、新規に求人を行っても人手不足でなかなか採用できません。これは賃金上昇に繋がりやすい傾向です。
詳細分析記事における事前方針は、よく当たっています。直前1分足の利確目安は3・4pipsとなっていますが、今回の直前1分足跳幅は3pipsに届きませんでした。がしかし、終値が安値となっているため、判定は〇としました。
本指標次回発表は10月18日です。
次に、英国(BOE)金融政策の事後検証です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応は上下動が大きい陽線でした。
議事要旨は、「利上げは緩やかなペースで限られた程度に留まる可能性が高い」ことと、「7-9月期のGDP見通しを0.4%から0.5%に引き上げた」ことがポイントでした。
上表での判定は詳細分析記事の事前方針に基づきます。がしかし、実際に取引していたらこの判定通りに勝てたかは怪しいものです。
まず発表時刻を跨いだ取引と発表直後の追撃は、結果的に直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になっているので、判定は〇です。けれども、発表直後は陰線側に跳ねており、それでも損切せずに陽線に転じるまで待てるものではありません。発表直後の追撃に至っては、実際には追撃でなく逆張りをしなければ勝てなかったハズです。
そして、再追撃の徹底は上下動が激しく、むしろ上下動を捉えた順張り・逆張りによる短期利確の繰り返しでなければ勝てなかったでしょう。
なお、こうした動きが事前分析に示したように、大きなイベントが重なり過ぎていたためか否かはわかりません。ともあれ、今回の取引中止判断は結果的に正解でした。
本政策次回発表は11月1日です。
そして、欧州(ECB)金融政策です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応はほとんどありませんでした。
ECB声明では、「12月に債券買入終了を見込み、2019年夏まで金利を変更しない予定」という方針を維持し、「必要な限り償還した資金の再投資を続ける」との見解を示しました。
詳細分析記事に示していた事前方針を判定します。
直前1分足と指標発表時の方針は〇です。がしかし、直後追撃は反応こそ小さいものの直後1分足と直後11分足がすぐに反転し始めているので●とします。
実際に取引していたら、直前1分足と指標発表時刻を跨いだ取引で利確できても、その後の追撃で損切になっていたでしょう。取引中止は正解でした。
本政策次回発表は10月25日です。
最後に、米国CPIです。
大きなイベントと重なっているので、詳細分析に今回の結果は反映しないことにしました。
本指標次回発表は10月11日です。
10:30に8月集計分豪州雇用統計、
20:00に英国(BOE)金融政策とトルコ中銀金融政策、
20:45に欧州(ECB)金融政策、
21:30にECB総裁会見と8月集計分米国CPI、
が発表されます。
結果的にたいした反応は起きないかも知れません。でも、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いと思われます。大きなイベントが重なり過ぎています。
つまらない話ですが、きちんと分析が可能なときに稼げるpipsというのは、リスクが高いときに稼ぐpipsよりも小さいのです。リスクが高いときの損切でそれを一気に失う可能性を高めることは得策ではありません。
以上
以下は9月16日に追記しています。
【事後検証】
大きなイベントが重なり過ぎていて、過去のパターンは当てはまらない可能性が高いという事前投稿は正解でした。
ーーー$€¥£A$ーーー
まずは豪州雇用統計です。この時刻の発表ですから、取引はできませんでした。
指標結果は改善、事後差異判別式の解は+5.6で反応は陽線でした。
2018年に入る頃から労働参加率が高止まりしています。労働参加率が高ければ、新規に求人を行っても人手不足でなかなか採用できません。これは賃金上昇に繋がりやすい傾向です。
詳細分析記事における事前方針は、よく当たっています。直前1分足の利確目安は3・4pipsとなっていますが、今回の直前1分足跳幅は3pipsに届きませんでした。がしかし、終値が安値となっているため、判定は〇としました。
本指標次回発表は10月18日です。
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次に、英国(BOE)金融政策の事後検証です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応は上下動が大きい陽線でした。
議事要旨は、「利上げは緩やかなペースで限られた程度に留まる可能性が高い」ことと、「7-9月期のGDP見通しを0.4%から0.5%に引き上げた」ことがポイントでした。
上表での判定は詳細分析記事の事前方針に基づきます。がしかし、実際に取引していたらこの判定通りに勝てたかは怪しいものです。
まず発表時刻を跨いだ取引と発表直後の追撃は、結果的に直後1分足が直前10-1分足と同じ方向になっているので、判定は〇です。けれども、発表直後は陰線側に跳ねており、それでも損切せずに陽線に転じるまで待てるものではありません。発表直後の追撃に至っては、実際には追撃でなく逆張りをしなければ勝てなかったハズです。
そして、再追撃の徹底は上下動が激しく、むしろ上下動を捉えた順張り・逆張りによる短期利確の繰り返しでなければ勝てなかったでしょう。
なお、こうした動きが事前分析に示したように、大きなイベントが重なり過ぎていたためか否かはわかりません。ともあれ、今回の取引中止判断は結果的に正解でした。
本政策次回発表は11月1日です。
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そして、欧州(ECB)金融政策です。
結論は「市場予想通り現状維持」で、反応はほとんどありませんでした。
ECB声明では、「12月に債券買入終了を見込み、2019年夏まで金利を変更しない予定」という方針を維持し、「必要な限り償還した資金の再投資を続ける」との見解を示しました。
詳細分析記事に示していた事前方針を判定します。
直前1分足と指標発表時の方針は〇です。がしかし、直後追撃は反応こそ小さいものの直後1分足と直後11分足がすぐに反転し始めているので●とします。
実際に取引していたら、直前1分足と指標発表時刻を跨いだ取引で利確できても、その後の追撃で損切になっていたでしょう。取引中止は正解でした。
本政策次回発表は10月25日です。
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最後に、米国CPIです。
大きなイベントと重なっているので、詳細分析に今回の結果は反映しないことにしました。
本指標次回発表は10月11日です。
以上
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