アフィリエイト広告を利用しています
ファン
検索
<< 2024年08月 >>
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
最新記事
写真ギャラリー
最新コメント
タグクラウド
カテゴリアーカイブ
プロフィール

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2016年08月02日

「人喰い料理大作戦」解説

 正直言いますと、この作品は、単品の短編として考えると、完全に失敗作です。オチのくだりが、ほぼ連作ものの一本としか読めないからです。そもそも、トライアングル・シリーズが連作ものなのだから、各話を独立した話に見せたくても、その時点で難しいんですけどね。

 それにしても、今回、共幻文庫コンテストに出品した2作品は、かなり締切ギリギリまで投稿を待ったつもりだったのですが、それでも受付順位は中ほどぐらいでした。受付順位をコントロールするのも、なかなか困難なのであります。

 とりあえず、本作につきましては、先行して発表したトライアングルの前作(「ガラスの靴大作戦」「苦情の手紙大作戦」)と合わせて読んで下さいませ。そして、現在、トライアングルの最新作の方も構想中なのですが、こちらに関しては、共幻文庫のコンテストには出品いたしません。

「ルシーの明日とその他の物語」

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



posted by anu at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2016年08月01日

「人喰い料理大作戦」

「あなた方のご協力に感謝するよ」モーロックが、鋭い口調で言った。「これで私も美味しい食事ができそうな訳だ」
「あの、今までも十分に美味しかったですよ」モーロックの奇妙な発言に対して、アンもトンチンカンな答えを返した。
「まずは、あなた方をいだただく事にしようか」
 モーロックがそう言って、私たちを睨みつけた時には、もう間に合わなかった。
 私とアンは、いきなり体が動かなくなってしまったのである。モーロックの目力のなせるワザであろうか。いわゆる、蛇ににらまれた蛙と言うヤツだ。あるいは、先ほど食べた料理に何か薬が混ぜられていた可能性も考えられるのだが、そのへんの真相はよく分かってはいない。
 とにかく、私とアンは体全体が固まったみたいに、完全に動かせなくなってしまったのだ。
「マスター・モーロック。これは一体、どういう事ですか」
 私は、ヤバい状態に置かれている事にいち早く勘づき、モーロックを刺激しないように、落ち着いた声でそう聞いた。
「何も怖がる事はないんだよ。すぐに終わるから」
 モーロックは楽しそうな口調で言うのだが、明らかに危険な状況なのであった。これでは、まるで本当に青ヒゲに捕まった新妻さながらである。
 そして、私とアンのそばにまで歩み寄ってきたモーロックは、顔を近づけ、静かに私たちのにおいを嗅いだのだった。

(続きはこちらで)
posted by anu at 22:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

ブックショート2016、はじまるよ!

 アットホームアワードの募集期間も終了し、今月より無事に2016年度のブックショートの募集が始まりました。

 もしかして、今年からテーマが変わったらどうしようと少しヒヤヒヤしていたのですが、今年度も昔話や名作のオマージュ、パロディ作品を募集するみたいです。

 なんたって、私はそのつもりで、お化け坂ニジュウ面相やトライアングルなどの新ネタを準備しておりましたので、テーマが変わっていたら困ったのであります。ニジュウ面相ネタなんて、元々アットホームアワード用に考えた話だったのですが、ブックショートの方が入選しそうだったので、わざわざ取っておいたアイデアだったりします。

 まぁ、入選しなくても、最終的には自分のサイトの「ルシーの明日とその他の物語」で披露するでしょうが。とにかく、書きたい話がいっぱいありましたので、実に楽しみです。

ブックショート2016

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



posted by anu at 14:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2016年07月30日

「アリとギリギリデス」連載予告

 8月より、蛙里いずみ主演の小説「アリとギリギリデス」を、久々に、本ブログ上にて連載公開したいと思います。ほんとは「ルシーの明日とその他の物語」で、もう全編読めるのですが、向こうに移動して読むのがめんどくさいと言う方は、こちらで少しずつ読み進んでくださいませ。

 最近は、すっかり蛙里いずみちゃんが気に入っちゃいまして、すでに「アリとギリギリデス」以外に二本の主演作が完成済みです。さらに、これからもう一本書き始めるところです。

 小説執筆を再開してから、ヒロインを特に細かく書く手法は避けていたのですが、この蛙里いずみシリーズでは、あえて蛙里いずみの描写にウェイトを置くようにしています。やっぱり女の子を描くのは楽しいのです。

「ルシーの明日とその他の物語」

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



posted by anu at 14:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2016年07月28日

「成長」出品作

 共幻文庫コンテスト2016の最後のお題「成長」に出品する作品が、何とか2本とも完成しました。

 ニジュウ面相の方は、けっこう早くまとまったのですが、もう一本の方がかなり苦労しました。このブログではまだ、タイトルも内容も紹介しませんが、実は「ルシーの明日とその他の物語」をチェックしていただくと、すでにタイトルやどのシリーズものなのかがネタばれしております。

 なお、ニジュウ面相じゃない方の作品につきましては、今回、作品のカラクリ上、anurito名義では出品いたしません。どれが私の作品か、ぜひ探してみてくださいませ。

「ルシーの明日とその他の物語」


【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



タグ:共幻文庫
posted by anu at 16:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2016年07月11日

3つの手の物語

 その時、徳一は地獄の海の中であがいていた。
 比喩で、そんな言い方をしているのではない。本当に地獄の海としか呼べないような場所だったのだ。
 空はどす黒く曇り、怪しい鳥が沢山飛び回っている。周囲に陸とおぼしき場所は見当たらず、水も気味悪く濁っていて、激しく荒波が立っていた。とても現実世界の光景とは思えない。
 そんな場所で、徳一はあっぷあっぷと顔を浮き沈みさせながら、溺れていたのだ。
 なぜ、こんな事になったのだろう。徳一には理由がさっぱり思い出せなかった。しかし、もしここで完全に沈んでしまえば、きっと自分は間違いなく死んでしまうであろうと、それだけは本能ではっきりと分かったのであった。
 徳一は、生きる為に必死に体を動かしたのだが、それでも状況は大変に不利だった。薄汚れた周囲の水は、実は海水ではないのか、あまり浮力がつかなかった。徳一の体は、少し油断すると瞬く間に下へと沈みだしてしまうのである。
 こんな状態が長く続くうちに、徳一の意識も体力もじょじょに低下しだした。事態はいよいよもって危うくなってくる。
 頑張っても、徳一は頭を水面上に出し続けるのが本当に難しくなってきて、体はどんどんと水の底へと沈み始めた。
 このままではまずいと感じた徳一は、思いっきり右手を上へと伸ばした。
 そこで、不思議な出来事が起こったのである。
 絶対に他に誰もいないと思われるこの場所で、伸ばした右手の先が何か人間の手のようなものに触れたのである。
 まさに、救いの手であった。
 疑問を感じる余裕もなく、徳一は迷わずその手を握った。どうやら、屈強な男の右手らしかった。
 何者の手かなんて、詮索しているどころじゃない。その手に引っぱり上げてもらおうと、徳一は必死にしがみついたのだ。

(つづきは「ルシーの明日とその他の物語」で)

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



posted by anu at 15:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

SF小説「ルシーの晩餐」

 ルシー歴2016年。地球全土はルシーの管轄支配下に置かれていた。
 LSIと書いて、ルシーと読む。ルシーとは、AI(人工知能)搭載のロボットたちの愛称なのだ。

 この冒頭文章を書いた時は、すごい傑作が書けそうな予感もしたのですが、実際に出来上がってみると、ありふれた近未来ロボット文明SFになってしまいました。

 でも、この話、ヒトを例に使ってはいますが、ほんとは現代のペット文化を皮肉ったお話なのであります。現代のペットの犬猫はペットフードが当たり前になっていますが、昔は連中も人間と同じものを食べていました。そのため、早死にもしやすかったのかもしれませんが、明らかにペットフードより美味かったはずであり、昔と今のペットはどっちが幸せなのだろうと言う疑問をこの小説で提議していたのでした。

「ルシーの明日とその他の物語」

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



posted by anu at 15:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2016年07月10日

第五回のテーマは「成長」

 共幻文庫コンテスト2016の第五回のお題は「成長」だそうです。

 私の最近の執筆作と執筆予定作とは、どれもテーマ的に全くかすってもいませんでしたので、全て、他コンテストに出品及び即公開してしまう事にしました。

 まず、星新一賞にタイムトラベルネタの二部作を投稿。これはかなりの自信作です。もともと、お題コンテストに出品するのは勿体ないと思っていました。

 また、「帰り道2」なる仮題で呼んでいた「3つの手の物語」「ルシーの明日とその他の物語」内に正式に収録しておきました。これを読めば、「帰り道」の謎の手の作者見解も分かります。F先輩の正式名も分かります。
 あと、お題コンテストで落選した作品もさらに「ルシーの明日とその他の物語」に追加しております。フライングさせないため、有料ページにしてありますが。

 さて、共幻文庫コンテストの最後のお題「成長」には、すでにニジュウ面相ものを送る事を私は宣言しております。同時に、全お題コンテストを総決算するような内容にするつもりなのですが、なにぶん、今回は5個しかお題がないので、お題の文字を全部並べる程度のお遊びでは、あまり凝ったものになりそうにありません。よりオカシなストーリーにしようと企んでいる次第です。

「ルシーの明日とその他の物語」

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



posted by anu at 20:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2016年07月05日

お題「幽霊」はシークレット

 すでに、共幻文庫のお題付きコンテスト第4回のお題「幽霊」と判明しているのですが、こちらに私がどんな作品を送るかについては、今回は結果発表まで伏せておく事にいたします。

 いつもは、聞かなくても、タイトルとかジャンルとか、ペラペラ先出ししてるじゃないかと言われそうですが、今回の「幽霊」につきましては、もはやコンテストそのものに密接した特殊なお遊びを行なっておりますので、タイムリーに読まないと十分に楽しめないのであります。

 そんな訳で、私の小説を愛読してくださっている皆さまは、どうぞギリギリまで待って、そのトリッキーぶりを存分にご堪能ください。あんまりキテレツすぎて、私の解説なしでは分からない内容かもしれませんが。

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



posted by anu at 23:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説

2016年07月04日

7月10日Xデー

 現在、執筆済みの小説が多数、待機しているのですが、公開やコンテスト出品は、完全に7月10日待ちとなっております。

 この日に何があるのかと言いますと、共幻文庫のお題付きコンテスト最後のお題が判明するはずなのであります。どんなお題であろうと、最後の出品作はもうニジュウ面相ものにする事で決定しているのですが、お題次第では、すでに執筆済みの他の作品も応募できるかもしれませんので、様子を見ている次第です。

 そして、8月からは、アットホームアワードが終了するのと入れ違いに、今年度のブックショートが始まるはず。こちらに送るネタもすでに複数ひらめいていますので、開始をとても楽しみにしています。

【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!



タグ:共幻文庫
posted by anu at 15:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 小説
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。