2016年01月24日
エッチな原初記憶その3(スカルマン)
「スカルマン」(1970年)は、「仮面ライダー」のデザインの原案になったとも言われる、石ノ森章太郎の名作マンガの一つです。怪物が出てきて、人間がどんどん殺されまくる、どっちかと言うとグロ系統の作品なのですが、このマンガの冒頭にちょっとエロいシーンがあります。
美人女優がコウモリ怪物に襲われて、殺され、窓から外へ逆さ吊りにされるというカットがあるのです。ネグリジェを着ていた美女は、逆さまに吊るされたものだから、服が裾から裏返ってしまい、内側が丸見えに。パンティとか、おっぱいも乳首のあたりまで剥き出しになってしまいます。
ヌードとして捉えれば、控えめなものだったかもしれませんが、幼い頃の私には、このカットがひどく心に焼き付いてしまったのでした。恐らく、私がもっとも幼かった時(小学校入学以前)に目にしたヌードじゃないかと思います。
多分、私は怪物マンガと考えて「スカルマン」は手に取ったのであり、その中に伏兵的にこんなエロ描写が冒頭から混ざっていたものだから、よけい印象に残ったのかもしれません。
しかし、当時の自分の心をあらためて解析してみますと、このシーンのインパクトの理由は、やはり「セミヌード」ではなく「猟奇的殺され方」にあったようです。裸を晒している事ではなく、逆さ吊りにされていた事に、より衝撃を受けていたようなのでありました。
吊り橋効果と言って、怖くてドキドキしている状態だと、異性に対して恋してドキドキしているのと勘違いする事があると言う話なのですが、何だか、それに似たようなお話かもしれませんね。
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タグ:スカルマン
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