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ペロリンガ星人は、星にカモフラージュした大円盤群で地球へ攻め込み、一気に占領してしまおうと目論んでいた。この円盤群は不透視バリヤーを使っている為、専門家の高度な天体望遠鏡ほど騙されやすいのである。しかし、質の悪いアマチュアの望遠鏡だと、ごく稀に実体が写ってしまう事があった。そこで、ペロリンガ星人は、あらかじめエージェントを地球に滞在させておき、円盤の秘密を発見してしまったアマチュア天体観測家の地球人たちをマークするようにしていたのである。
ペロリンガ星人の大円盤群と地球軍は外宇宙で交戦状態となり、おそらく、ペロリンガ軍は撤退を余儀なくされている。と言う事は、仮に円盤群が無事に地球に到着していたとしても、結局は撃退されていた可能性が強いのだ。
連戦連勝を誇る地球軍のドッグファイトの腕前は、今や、そこまで完成されきっていたのだった。
その事は、フック星人との戦闘でも伺い知る事ができる。
フック星人は、すでに地球へと大円盤部隊を到着させていたのだ。あとはもう戦うだけの状況だった。
ウルトラセブンへは、邪魔されないように、三人もの格闘要員のフック星人をあてがって、足止めしている。にも関わらず、フック星人の大円盤部隊は地球軍のドッグファイトだけで撃墜されてしまったのだ。
この時期のウルトラ警備隊は、全く、神がかりな強さなのである。侵略宇宙人たちも、いい加減、地球への侵攻計画は断念してしまうのも頷けると言うものなのだ。
「悪の組織の大研究」
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