2018年01月10日
「侵略宇宙人たちの横顔」シャドー星人
シャドー星人は、別名の「宇宙ゲリラ」通り、隠密工作に長けた侵略者だったようだ。地球人にやや似ていて、際立った特殊能力は持っていなかった分、王道の戦術や兵法を徹底してマスターしていたものと考えられる。のちに「ウルトラマンジード」で判明した事だが、シャドー星人の組織には、ゼナと言う優秀な兵士育成教官まで存在したのだ。
そして、ゼナの厳しい教育を受けてきたからか、自分たちの作戦の僅かな不安点にも妥協しない一面があり、さらには、たまたま、地球人の超能力者ヤスイに自分たちの存在を予知されてしまった事が、地球攻撃計画の失敗にと結びついてしまったようである。宇宙からの侵略者は数多くいたと言うのに、地球への飛来を唯一ヤスイに予知されてしまったのが彼らシャドー星人だったなんて、あまりにも運が悪すぎたとも言えそうだ。
基地の隠伏も地球軍のマルサン倉庫(超兵器開発基地)の破壊も、シャドー星人は、全て問題なく成功させていた。ヤスイの事だって、まんまと拉致してみせたし、モロボシダン(ウルトラセブン)に秘密基地を発見されてしまったあとも、一方的にやられっぱなしではなく、相手を騙すのも戦術の一つとばかりに、怪獣ガブラを使って、セブンをさんざん苦しめている。しかし、なんとも皮肉な事に、セブンを油断させる為に、人質のヤスイを解放したところ、そのヤスイにガブラの弱点を暴かれて、最後の詰めで、セブンに負けてしまうのだ。ヤスイを返さなければ、セブンの油断も引き出せなかった訳だし、これ以上は、もうどうしようもなかったのかもしれない。
「悪の組織の大研究」
【裏ワザ】覚えやすいメールアドレスでEメール上級者の仲間入り!
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
-
no image
-
no image
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7179392
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック