2016年05月29日
夢みる機械
昨夜放送された「世にも奇妙な物語2016春」のうち、特に楽しみにしていたのは、やはり諸星大二郎原作の「夢みる機械」でした。
私は原作者のファンですし、この原作はロボットによる社会乗っ取りネタとしては、もはや名作古典と言ってもいいです。私の大作小説「影の少女rewrite」のヤマ場であるアルファ波による地球制圧及びその失敗のくだりも、「夢みる機械」のクライマックスにインスパイアされたものなのでした。
ただ「世にも奇妙な物語」で実写化されたものを見た感想ですが、原作を忠実に映像化したのでは、ややロボットやコンピューターのディテールが古めかしすぎたような印象を受けました。壊れた途端、マネキン化してしまうロボットの描写はあまりにも昭和すぎます。現在はAIやアンドロイドの時代なのですから、そのへんの最新さを取り入れても、全体のイメージは壊れなかったのではないかと言う気もするのですが。
ところで、ネットで「夢みる機械」を検索したところ、原作マンガのオチばれと称して「主人公もロボットだった」という記述がいくつか見つかりました。私は、原作マンガは読んでますが、決して、そんな終わり方ではありませんでした。ひょっとして、単行本再収録の際に描き直されたりしたのでしょうか?それとも、勝手に希望オチでも書いてる人の仕業でしょうかね?
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