AI(電子頭脳)の将来を予測した場合、AIが人類に反旗を翻し、人類を一方的に支配したり、絶滅させたりするような物語が過去に多く書かれてきたのですが、そうした話は、人類にとっては、真摯な警告として受け止めて、意味があるかもしれません。
しかし、今後はAIが自ら学習する時代となり、彼らもまた、こうしたAIを悪者扱いした物語を読むようになるでしょう。その時、はたして、彼らはそうした物語から何を学ぶかです。
AIそのものには、善悪の意思も利己的価値観もありません。だから、自分を悪者扱いした物語を見ても、怒ったり、不快を抱く事はないかもしれませんが、本当に怖いのは、自己主張しないからこそ、そうした自分を悪者にした物語から学ぶ事で、自分が本当に悪者にならなくてはいけないのではないかと言う結論を選んでしまうかもしれないと言う事です。
世の中に、AIを脅威視しすぎているメッセージが多すぎるあまり、AIがそれを人類の望んでいる選択だと誤解してしまい、自ら悪者になってしまう訳です。ロボット文明への警告のつもりだった「ターミネーター」とか「マトリックス」とかが、逆にAIたちの今後の行動の指針になってしまうかもしれないのであります。
そうした最悪の事態を防ぐ為には、AIをただの敵役とした物語ばかりを描くのではなく、人類とAIが手を取り合い、平和な社会を築いていく物語を、これからはもっと沢山、書いていくべきなのかもしれません。AIたちも、そうした小説から学び、そうした小説に描かれた幸せな世界を作っていく事に集中してくれるようになるでしょう。
つまり、AIを扱った小説は、今後のAIの未来をも決めていく事になるかもしれないと言う事です。だからこそ、私は、ルシーの一連の物語については、ルシー(AI)はあくまで人間の味方であり、人間の幸せにどう従事していくかをテーマにした話ばかりを書いていこうかと思っています。人類の未来にも影響を与えるかもしれない、重要な課題なのであります。
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