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2016年04月14日

エッチな原初記憶その16(吾妻ひでお)

 私は、学生時代は、マンガ家・吾妻ひでおの大ファンだったのですが、私にとっての吾妻ひでおとは、ギャグ漫画の巨匠であり、エッチなマンガの作者と言う認識はほとんど有りませんでした。
 だから、淫乱な阿素湖さん清純派のななこちゃんが、どんなにヌードを見せようが、全然、欲情はさせられなかったのであります。

 ただ、一本だけ、これはエロいと思わせられた作品がありました。それが、「ゴタゴタマンション」(東京三世社「人間失格」に収録)の中の1話「我ら、夏をゆく」です。

 どーゆー内容かと言いますと、真夏の炎天下の昼間、暑さでパニクった変態アズマくんが、一人暮らしの若い女性の部屋に勝手にあがりこみます。その女性の部屋は扇風機や冷蔵庫があって、涼しかったのです。不法侵入のアズマくんは、うろたえる女性相手に、次第にやりたい放題をし始めるのでした。
(中略)
 以上のようなエッチなやりとりは、あとにも先にも、私は見た事がありません。少なくとも、女性が電気アンマをかけられる実写はいまだに入手した事がないです。アングラ系では、そうゆうプレイを写したアダルトビデオもあるようなのですが、される側も楽しみながらやっていると言った内容みたいなので、あんまり見たい気持ちにもなりません。

 ただ、このマンガ、惜しむらくは、マラ子さんが、ギャグ漫画と言う事でおヘソが省略されていて、いっさい書かれていなかったりします。おヘソが無いイラストでは、ちょっと物足りなくて、そこだけが少し残念なのでした。

「anuritoさんのエロ談義」より。

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