2013年05月16日
Lissapterus hopsoni について
Lissapterus grammicusのシノニムとされる種類なのですが、
一般的にL.grammicusと同定されている個体群と明らかに異なります。
タイプ標本のサイズは20mmと小さいので 歯型はひとまず置いといて、
頭部の形状は複眼上は張り出さず 逆に複眼下が大きく張り出す形をしています。
記載文の絵と同様の特徴を持った個体が確認できているので
絵はある程度正確に書かれているようです。
ということは
L.grammicusと同定されている個体群は 同定間違いでまったくの別種か、
本種がシノニムではなく独立種と言うことになります。
Lissapterus hopsoni Carter,1921:302-303,figs.3-4
[Type Locality] New South Wales:Ecclestoni,Allyn River
記載文の絵 Carter,1921より
一般的にL.grammicusと同定されている個体群と明らかに異なります。
タイプ標本のサイズは20mmと小さいので 歯型はひとまず置いといて、
頭部の形状は複眼上は張り出さず 逆に複眼下が大きく張り出す形をしています。
記載文の絵と同様の特徴を持った個体が確認できているので
絵はある程度正確に書かれているようです。
ということは
L.grammicusと同定されている個体群は 同定間違いでまったくの別種か、
本種がシノニムではなく独立種と言うことになります。
Lissapterus hopsoni Carter,1921:302-303,figs.3-4
[Type Locality] New South Wales:Ecclestoni,Allyn River
記載文の絵 Carter,1921より
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投稿者:tkyk4|16:46|Lucaninae オセアニア
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