2012年08月06日
犬がいる家庭の赤ちゃん丈夫に
犬がいる家庭の赤ちゃん丈夫に
フィンランドのチームが発表
朝日新聞 2012.07.30 夕刊より抜粋
細菌にさらされ免疫発達か
犬と一緒に育った赤ちゃんは耳やのどの感染症になりにくく、抗生物質の使用も少なくて済むとの調査結果をフィンランドのチームが米小児科学会誌(電子版)に発表した。
動物との接触で細菌にさらされて免疫が発達し、体が丈夫になるのではないかとみている。
フィンランドの乳児397人を対象に1歳になるまで毎週、健康状況や抗生物質の使用などを報告してもらった。
全体では7割が発熱を、約5割が抗生物質の使用を経験、中耳炎にかかった割合は4割だった。
このうち犬のいる家庭では、いない家庭に比べ中耳炎にかかる割合が半分近く少なく、発熱やせき、抗生物質を使用する割合も1〜3割少なかった。
犬が屋外と屋内を行き来する家庭ほど健康に育つ傾向が見られ、研究チームは「犬が外で汚れて家に戻ってくるためではないか」と話している。
→ ワンコ好きには、非常に嬉しい研究成果です。
だから、娘の病気が少なかったのかと思います。
これから子供を育てる家族には、ワンコの居る環境があることを願っています。
幼少期に不衛生な環境で育つと免疫が発達し、アレルギーになりにくくなるという報告は以前からあり、「衛生仮説」と呼ばれる。
ただ、猫の場合、犬ほどの効果は見られず、研究チームでは「理由はよくわからない」という。