アニメ偉言

木村さとし「俺はゲームのセーブデータ!」

なお「それは宝物とは言わないでしょ!」

さとし「え、そうなの!?」

校内芸術コンクールのテーマ「私の宝物」。
メガネっ子さとし君は、ゲームのセーブデータが宝物らしい。
まあ確かに、宝物とは行かないまでも、
時間と心血を注いだそれは何事も変えがたい。

価値としては、読書やテレビ鑑賞以上かもしれんね。
ドラクエのセーブデータが吹っ飛んだ時、
呪いの音楽が奏でる絶望感と言ったら…



みゆきの宝物は、
おばあちゃんにもらったシンデレラの絵本。

なおはスパイクシューズ。
やよいは太陽マンとのツーショット写真。
れいかは家宝の掛け軸。
キャンディはロイヤルクロック。

しかし、あかねには宝物と呼べるものがない。
好きなものならいっぱいなるのだけれど。
そもそも、宝物とは何だろう。
するとみゆきが…

みゆき「きっと、ワクワクして
絶対に失くしたくないものじゃないかな」

無人島に一つだけ何かを持って行くとしたら?
例えば、その答えが自分にとっての宝物になる。
というのとはちょっと違うか。

手放せないワクワクドキドキかぁ。

昔はそれこそ、クリアしたゲームのセーブデータ含めて
プレイの思い出が宝物という時期もあったけれど、
今ではゲームはクリアすると即売っ払っちゃう

それは出会いと別れの繰り返しということで納得してるけどね。
繰り返される出会いと別れこそが宝物という感じかな。

あかねは、れいかの「何のために勉強するの?」みたいに
悩みながら自分にとっての宝物を選別していく。
途中、ブライアンからのエアメールを受け取りもした。

あかね「太陽みたいな笑顔かぁ」

初恋（?）相手から太陽のような笑顔と言われてくすぐったいあかね。
ではこの手紙があかねにとっての宝物になるのか?
というのも違うようで、大事ではあっても宝というにはピンとこない。

だが、あかねの宝物はそのすぐ後に見つかった。

仲間たちが自分のためにと作ってくれた、
バレーボール必勝祈願のお守り。
友達の想いが込められた手作りの品。
それがあかねが宝物に選んだものだ。

ウルフルン「キュアサニー…
お前の全てをぶち壊してやる…!」

いつになく不気味で真剣なウルフルンがサニーを狙う。
ジョーカーにせっつかれ、後がなくなったのだ。
今回サニーを倒せなければ、ウルフルンの命運は尽きる?
満月をバックに飛ぶウルフルンが、サニーとは対照的だ。

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ウルフルンはサニーに一対一の決闘を申し込む。
あかねは単身サニーに変身。
これって、前回のハッピー単独戦に続く流れ?

ウルフルンはサニー初登場回と同じく、
バレーボールをアカンベェ化。今回はハイパー!
あかねの大好きな物であかねを叩き潰そうというえげつなさ。

宝物の必勝祈願人形まで潰されて、サニーは絶望寸前。
今回の展開、子供が見てたら本気で泣きそうなくらい可哀想だ。
スマイルプリキュアもいよいよ佳境に入ってきたってことか。

ウルフルン「次は、キュアハッピーだ」

ウルフルンの冷酷な一言が、
しかし、サニーを奮い立たせることになった。

あかねにとって本当の宝物は、みゆきたち仲間。
仲間がいたから、自分が好きなことにも打ち込めた。
もし仲間を一人でも失うことになってしまったら…

サニーはみんなを守るために立ち上がる。

ロイヤルクロックからの力の流れもあって、
単身ながらプリンセスフォームに
限りなく近いエネルギーを発揮するサニー。

燃え盛る炎の勢いが尋常ではない。
いつもの女児向けという枠を超えて、
本気のバトル物のような激しいノリだ。

このままサニー一人で押し切ってもよかったと思うのだが、
ラストは5人集合でプリンセスフォームによる決着となった。
たまーにこう、プリキュアでも熱い展開になるから見逃せない。

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