アニメ偉言

ドラゴンボール改 魔人ブウ編 第19話。
（サイヤ人編からのトータルだと117話）

Z第232話「復活させない!! 抵抗のかめはめ波」終盤から
Z第233話「絶望へ一直線!? 嘆きの界王神」
Z第234話「魔人恐るべし!! 悟飯に迫る死の恐怖」の序盤までを
原作サイズより多少長めに収録。


悟飯「魔人っていうから、もっと大きいのかと…」

魔人ブウ復活。
悟飯が想像したのはどれくらいの大きさだったのだろうか。
ドラゴンボールでは巨大な敵ってそんなに出てこない。
映画に登場した幻魔人ヒルデガーンくらい?

ピッコロ大魔王編でマイが「ゴジラ」と口にしたことがあるけど、
その身長は初代50メートルから現在の100メートル以上と差がある…!

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悟飯「確かにとてつもない気の持ち主ではありますが…
どうしようもないってほどでもなさそうですよ」

界王神「そっ、それは本当ですか悟飯さん!?」

悟飯「はい。実力さえ出し切れれば」

魔人ブウを前にした悟飯の感想。
「実力さえ出し切れれば」とは、怒って真の力を発揮すること。
すなわち超サイヤ人2に変身するということだ。

魔人ブウ編、ここまで悟飯が超サイヤ人2に変身できたのは武道会場のみ。
ダーブラとの戦い以降は超サイヤ人1止まり。せいぜい怒りで多少強くなった程度だった。
完全に怒った超2悟飯ならば、悟空も言ったように現時点では最強クラスなのだが…


ベジータ「魔人ブウか。どんなに凄い奴かと思えばやはりこんな程度の戦闘力数か。オレはそう思っていたぜ。いいかカカロット。オレたちは今や強くなりすぎてしまったんだ。それこそぶっちぎりにな。本来ならとてつもない奴であるはずの界王神を一度でも凄いと思ったことがあったか?　逆に界王神のほうが面食らっていただろう。界王神から見れば恐ろしい魔人ブウでもオレたちからすればそれほどでもなかったってことだ」

饒舌魔人ベジータ長文乙?
界王神のことを一度も凄いと思ったことがない??
それにしてはやや焦るシーンが何度かあったと思うけど???


ダーブラ「ち。ただのバカだ。
何故かは分かりませんが復活に
失敗してしまったようですね。やっと
現れたと思ったらアタマもパワーもない
マヌケ面の生ゴミだ」

今度はダーブラが魔人ブウを侮る。
悟飯を「あんなゴミ」といった後にこの発言。
ダーブラも一応は気を探ることはできるみたいだけど、
超サイヤ人を「ただ光ってるだけ」と言ったり、どうなんだか。

超1止まりの悟飯と互角程度のダーブラでは今のブウにも勝ち目はない。
ダーブラも悟飯同様、出し切っていない実力があったのかもしれないが…


悟飯「あ…上がった…
魔人ブウの気が爆発的に上がった…
つ…強い…強すぎる…信じられない強さだ」

ブウがダーブラを一蹴。（ダーブラはブウの気の上昇をハッタリとか言っちゃった）
ピーッと蒸気を噴き出すことで常軌を逸した戦闘力を開放したブウ。
これには悟飯も萎縮してしまい、超2に変身するどころではなくなってしまう。
たとえ完全なる怒りの超2変身でも、ブウには敵わないと悟ったのだ。


ベジータ「さすがの貴様も
不意を突かれてはしょうがなかったな」

ベジータ「オレが出してしまった魔人ブウは、
オレが片付ける。貴様との決着はその後だ。
フッ。まだオレが生きていればだがな」

ブウ復活でベジータとの戦いに集中できない悟空。
ベジータはそんな悟空の油断を誘って気絶させた。
原作だと悟空は超2のまま気絶するという矛盾が起きてるんだけど、
アニメだとちゃんとノーマル状態に戻っている。アニメスタッフの功績だね。

さて。ベジータは魔人ブウ復活の責任を取るべく単独で決戦に臨むわけだが。
この後「地球人にも責任を取らせてやる」とか、かなり無責任な態度を取るんだよなあ。
それを考えると「たったひとりの最終決戦」というには展開がお粗末すぎる気も?


界王神「こ…こんなことなら…
あなたたちのように人間でありながらこれほどまで
私の力を大きく超えた方々がいることが
分かっていたなら、あの方法もあったのに…」

あの方法。
ゼットソード。
張られた伏線。

ゼットソードに老界王神を封印したのは当初、
「魔人ブウほどではないが、やたらめったら強くて悪いヤツ」だったのに、
最強ジャンプの作者一問一答で破壊神ビルスにされちゃったんだよね。
何のための今更の設定変更なのか。来年の映画に関係があるのかないのか。

今これほどまでに脅威的な魔人ブウも「神と神」では雑魚。
神と神からドラゴンボールを見た人は混乱するかもね?


悟飯「大丈夫!　スピードには自信があるんですよ!」

逃げに徹することを決めた悟飯。
その自信はどこから来るのだろうか。

ブウ編初期ではサイヤマン（ノーマル状態）で筋斗雲との競争に勝っている。
セルゲームでは超1でセル完全体の「スピードの本気」を引き出した。
確かにスピードを自慢する要素はあるのかもしれない。

しかし、この場面はフリーザ編のピッコロさんと丸かぶり。
「パワーがてめえならスピードはオレだ。一生かかっても」云々
言ってたのがフリーザ第三形態にあっさりと追いつかれてしまう。
そして悟飯はまさしくその場面を再現することになってしまうのだった…

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