2016年09月09日
ブルージーなギブソンのアコースティックギター
アコースティックギターの二大メーカーといえば、マーティンとギブソン Gibson です。
ギブソンは1900年代初頭からアーチトップギターを製作し、1926年にフラットトップのL-1を生み出しました。
このL-1のようなスモールボディーのギターは、多くのブルースマンに愛されてきたのです。
ロバート・ジョンソンがL-1を手にしていたのは、あまりにも有名です。
徐々にボディが大型化され、1920年代末からL-3やL-00といったバリエーションが加わりました。
L-1、L-00などのヴィンテージギターや中古はこちら
1934年には、後の大人気モデルとなるJ-45の元となるジャンボが発売されます。
1936年ジャンボはJ-35となり、1942年にJ-45へ変わっていったのです。
当時モデル名が価格を表しており、45ドルで販売されていたようです。
ちなみにサイド&バックが同じマホガニー材のマーティンD-18は83ドルだったようです。
J-45のヴィンテージギターはこちら
比較的新しいJ-45の中古ギターはこちら
J-45はサンバースト・フィニッシュが標準でしたが、ナチュラル仕上げのモデルのJ-50が1947年に登場しました。
木目が見えるので、J-45よりいい材料を使ったそうです。
それで少し高い50ドルだったのでしょう。
J-50のヴィンテージギターはこちら
さらにインレイ等の装飾を加えたモデルとしてサザン・ジャンボとカントリー・ウェスタンが発売されたのです。
Southern Jumboの中古ギターはこちら
また、小型モデルのギターも1942年頃から、LG-1、LG-2、LG-3のリトルギターへと発展しました。
LG-1、LG-2などは、ラダー・ブレーシングです。
1962年にLG-2が進化するモデルとしてB-25が登場し、マーティンと同じXブレーシングが採用されました。
LG、B-25のヴィンテージギターはこちら
J-45などは、ラウンド・ショルダーであるのに対し、マーティンギターと同じスクエア・ショルダーは1960年に発売されたハミングバードから始まりました。
ハミングバードは女性ボーカリストをイメージしてデザインされて、レッド・サンバースト仕上げにハチドリの絵柄が施された大型ピックガードを搭載した華やかな容姿になっています。
1962年には、サイド&バックにメイプルを使用した上級モデルのダブが発売されました。
ハミングバードとダブの中古ギターはこちら
一方、大型モデルとしては、1937年にスーパージャンボSJ-200が登場しました。
ギブソン・フラットトップの最上級モデルとされているのがJ-200なのです。
1947年サイド&バックはローズウッドからフレイム・メイプルへ変更されました。
エルヴィス・プレスリーなど多くのアーティストたちに使われてきました。
SJ-200、J-200の中古ギターはこちら
1969年に親会社が交代し、大規模なラインの見直しが行われました。
ラウンド・ショルダー型のギターは、スクエア・ショルダーへ変更されたのです。
ギブソンらしさのキャラクターが薄まり、人気が低迷してしまいました。
そこで現在では、モンタナ州ボーズマンに作られたアコースティック専用ファクトリーにより、ラウンド・ショルダーが復刻されたため、人気が回復したのです。
YouTubeでモンタナ工場のギター製作の様子が紹介されています。
ご覧ください。
ギブソンには多くのモデルがあります。
お好みのギブソンギターを探してみてはいかがでしょう。
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ギブソンは1900年代初頭からアーチトップギターを製作し、1926年にフラットトップのL-1を生み出しました。
このL-1のようなスモールボディーのギターは、多くのブルースマンに愛されてきたのです。
ロバート・ジョンソンがL-1を手にしていたのは、あまりにも有名です。
徐々にボディが大型化され、1920年代末からL-3やL-00といったバリエーションが加わりました。
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1934年には、後の大人気モデルとなるJ-45の元となるジャンボが発売されます。
1936年ジャンボはJ-35となり、1942年にJ-45へ変わっていったのです。
当時モデル名が価格を表しており、45ドルで販売されていたようです。
ちなみにサイド&バックが同じマホガニー材のマーティンD-18は83ドルだったようです。
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比較的新しいJ-45の中古ギターはこちら
J-45はサンバースト・フィニッシュが標準でしたが、ナチュラル仕上げのモデルのJ-50が1947年に登場しました。
木目が見えるので、J-45よりいい材料を使ったそうです。
それで少し高い50ドルだったのでしょう。
J-50のヴィンテージギターはこちら
さらにインレイ等の装飾を加えたモデルとしてサザン・ジャンボとカントリー・ウェスタンが発売されたのです。
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また、小型モデルのギターも1942年頃から、LG-1、LG-2、LG-3のリトルギターへと発展しました。
LG-1、LG-2などは、ラダー・ブレーシングです。
1962年にLG-2が進化するモデルとしてB-25が登場し、マーティンと同じXブレーシングが採用されました。
LG、B-25のヴィンテージギターはこちら
J-45などは、ラウンド・ショルダーであるのに対し、マーティンギターと同じスクエア・ショルダーは1960年に発売されたハミングバードから始まりました。
ハミングバードは女性ボーカリストをイメージしてデザインされて、レッド・サンバースト仕上げにハチドリの絵柄が施された大型ピックガードを搭載した華やかな容姿になっています。
1962年には、サイド&バックにメイプルを使用した上級モデルのダブが発売されました。
ハミングバードとダブの中古ギターはこちら
一方、大型モデルとしては、1937年にスーパージャンボSJ-200が登場しました。
ギブソン・フラットトップの最上級モデルとされているのがJ-200なのです。
1947年サイド&バックはローズウッドからフレイム・メイプルへ変更されました。
エルヴィス・プレスリーなど多くのアーティストたちに使われてきました。
SJ-200、J-200の中古ギターはこちら
1969年に親会社が交代し、大規模なラインの見直しが行われました。
ラウンド・ショルダー型のギターは、スクエア・ショルダーへ変更されたのです。
ギブソンらしさのキャラクターが薄まり、人気が低迷してしまいました。
そこで現在では、モンタナ州ボーズマンに作られたアコースティック専用ファクトリーにより、ラウンド・ショルダーが復刻されたため、人気が回復したのです。
YouTubeでモンタナ工場のギター製作の様子が紹介されています。
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ギブソンには多くのモデルがあります。
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