2010年04月07日
パソコン講座 〜HDD編〜
パソコン初心者の方や、これから「パソコンを自作してみたい」という方へ向けた解説になります。
今回はHDDについて解説します。
HDDとは「ハード・ディスク・ドライブ」の略称となります。
パソコンに使われるHDDには主に2つの接続方式があり写真左が「パラレルATA(PATAもしくはウルトラATA)」といわれる規格で写真右が「シリアルATA(SATA)」といわれる接続方式の規格です。
パラレルATA シリアルATA
現在、市販されるパソコンはシリアルATAが採用されておりパラレルATAはかなり減ってきています。
そして、HDDにはいくつかのさいずが存在しパソコンに使われるのは2.5インチと3.5インチの2種類があります。
左側が3.5インチHDD 右側が2.5インチHDD
3.5インチはデスクトップパソコン、2.5インチはノートパソコンといった感じです。
もちろん、接続方式さえ間違わなければどちらのHDDもコネクタを使用してデスクトップ、ノート両方に接続できます。
次にHDDの仕様の簡単な見方です。
この画像のHDDはシーゲイトというメーカーのものですがコレを参考にします。
HDDの表面にシールが貼られておりその右上に
「Barracuda 7200. 12 500Gbytes」
と表記されています。
これは「1分間に7200回転 キャッシュ容量12MB 容量:500ギガバイト」
という情報書かれているのです。
1分間あたりの回転数を示す表示として「rpm」という単位が付くこともありますが意味は同じです。
他のメーカーのものでも大体同じように表記されていると思います。
*キャッシュ容量?
キャッシュメモリ容量とはHDDが動作するときに動作が遅くならないようにデータを先読みしたりするために設置されたメモリの容量。
*回転数?
難しい話を抜きにすればHDDは回転数が速いとちょっと良い感じです。現在は7,200回転が主流です。
え〜他にも消費電力や動作音などといったパソコンを自作する上での要素はありますが、とりあえずこれだけ知っておけば合格点。
といった感じです。
あとHDDの値段は最近、ガンガン下がっていて大容量のものが1万円前後で簡単に手にはいるようになってきました。
スゴイ時代になったもんだ(;^ω^A
掲載者:ナツル
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