2014年04月13日
やった人からから成果がでる世界一わかりやすい営業のコツ254 吉野真由美
最近ほとんど更新してなかったのだがけっして本を読んでなかったわけではない。
ブログを書こうと思えるほど面白い作品に出会えてなかったというのが一番大きい。
電子書籍で本を読み始めてから特に安いからという理由で気になる書籍を手当たり次第ダウンロードし、どこかで読んだことあるような中身の薄い内容にがっかりするの繰り返しになってきている。
そんな中、自分の仕事の営業上、特にメンタルの部分で役にたった一冊だ。
電子書籍には蛍光色でアンダーラインを引ける機能がついているのだが、かなりの数の線を引かさせていただいたし仕事前に何回も読み返させてもらった。
著書の吉野さんはコンサルタント、講演家、コピーライターのかたわら執筆活動をされていてゼロから立ち上げた営業組織を5年で売上を20倍「年商20億」に拡大した経験を持つ。
営業ではあたりまえの考え方やテクニックもあらためて成果を残してきたかたがいうと説得力が増す。
まず、「その商品やサービスを買う前の人生と買った後の人生がどのようによい方向に変わるのかきづかせる」
ここで「人生」というワードを使うあたりがさすが言葉遣いのプロだなと思う。
そしてこの本がおもしろかったのはスキル以外のこと。
たとえば、「ペットショップで人目につく水槽にいる熱帯魚と人目につかない熱帯魚では、育つにつれ艶や輝きが違ってくるそうです。」
「人間には毎日2億もの情報が飛び込んできていて、自分が求めるものしか脳がキャッチしないようになっている。」
「アメリカの調査では家をでとき、妻から笑顔でキスしてもらう夫は収入も高く健康で長生きするという結果があり、逆に夫婦喧嘩をして家を出た夫は交通事故にあう確立が高いそうです」
といった、スキル以外のことでの情報が営業職についてないかたでも興味をもって読めると思う。
新しくできた会社の9割は5年以内に実質倒産状態になるそうです。
どこかで商品さえ良ければ売れると思ってた自分に、改めて営業とマーケティングの重要性にきづかされた一冊でした。
学ぶことよりも行動。
吉野さんのいうように「暖かい部屋でスキーの本を読んでいてもスキーは一向に上達しないですから」
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント