今回は、公開しているスゴロクに関係するクイズです。
問題は「起業家で長時間働く人は
年間で何時間ぐらい働いているでしょうか?」です。
「働き方改革」が進められる中、
起業家の働き方はどうなっているのでしょうか?
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起業家が自分の労働時間について語っている事例を探してみました。
すると、カレーショップ・CoCo壱番屋・宗次さんがみつかりました。
自分が年間働いた労働時間をタイムカードに記録しています。
はたして、年間何時間働いたのでしょうか?
日本一の変人経営者 CoCo壱番屋を全国チェーン店に育てた男の逆境力 [ 宗次徳二 ] 価格:1650円 |
問題、宗次さんの年間・総労働時間に近いのは
「@、A」どちらでしょうか?
@1日の労働時間約12時間 年間労働時間4,380時間
A1日の労働時間約15時間30分 年間労働時間5,637時間
*)1日の労働時間は、年中無休で計算しています。
解答に関係する参考データは次の通りです。。
1年365日の総時間数は、8,760時間(1日24時間×365日)です。
労働時間は労働基準法で定められています。
原則「1日8時間、週40時間」で、
年間・総労働時間は≒2,085時間です。
残業時間ついては、
@法律による上限(原則)
年間360時間以内(1日2時間程度、月45時間)
A法律による上限(例外)
年間720時間以内・・・となっています。
週40時間の原則と残業時間の上限時間を加えると、
年間・総労働時間は2805時間
=「年間正規労働2085時間+年間最大残業720時間」になります。
労働基準法で決められた年間・総労働時間は
年間総時間数の約32%(年間・総労働時間2,805時間÷8,760時間≒32%)で
1日の約3分の1=1日8時間(年中無休で計算)になります。
それでは解答です。
正解はAです。
宗次さんがタイムカードに記録した
年間・総労働時間は5,637時間、約1日15時間30分です。
1日約15.4時間=24時間×0.643
(64.3≒年間労働時間5,637時間÷年間総時間8760時間)です。
毎朝4時10分に起きて、4時55分に出社 年中無休で勤務
睡眠、入浴、食事、通勤時間以外はすべて仕事に費やしています。
ちなみに、インターネット広告の事業を起業した
サイバーエージェント創業者・藤田さんは
創業時に2人の社員と「1週間110時間働きましょう」と決めました。
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1週間110時間(年中無休で計算)働く目安は
A)月〜金、朝9時〜深夜2時まで働き
労働時間1日17時間=5日間で85時間
B)土〜日 1日約12時間=2日間で25時間
週合計時間110時間
AとBを合計すると、年間労働時間は5,720時間(週110時間×52週)
やはり1日平均15時間30分以上になります。
将棋の棋士で、研究時間の多い人は1日12〜13時間位だといわれています。
起業家で長時間働く人は、昼ご飯を食べたかどうか忘れるとか・・・?
世界的な科学者になると
秘書の仕事は研究者に食事をとらせることだとか・・・?
労働時間の短縮を図る「働き方改革」が進められていますが
職業によって労働時間は大きく異なるみたいです。
起業家の働きすぎは、事業にかける熱意の表れで
何時間と制限はできないようです。
なお、「CoCo壱番屋創業者・宗次さん」の働き方については
「スゴロクで学ぶユーチューブ」のNo.31
『社員がカレー店のオーナーに、開業資金は会社が融資』
でご覧いただけます。
「サイバーエージェント・藤田さん」の働き方については
「スゴロクで学ぶユーチューブ」のNo.22
『サイバーエージェント前編 設立2年でマザーズ上場』
でご覧いただけます。
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