今回は、「仕事・働き方クイズ6」で
全国有数のパン屋さん「アンデルセン」についてです。
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問題は、“アンデルセン”の創業者・高木さんが
「パンの販売方法や製造技術で
新しく開発したのは何でしょうか?」です。
次の@ABのうち、高木さんが実行したのが2つです。
残り1つは高木さん以外の人が実施しています。
高木さん以外の人が行ったことを@ABから1つ選んでください。
@セルフ方式によるパンの販売
お客さんがトングを使い、棚に置いたパンの中から好みのものを選び
トレーにのせてレジまでもっていき会計します。
このセルフ方式は注目をあび、アンデルセンから全国に広まっていきます。
A高齢者が食べやすい食パンの開発
老人ホームを訪問していた時、食パンの耳が固く食べ残しているのを見て
耳が食べやすい「やわらかい生食パン」を開発します。
B冷凍パン生地の技術開発
いつでも必要な時に焼立てパンが作れる「冷凍パン生地」の技術を開発します。
この技術特許を、全国のパン屋さんが無料で利用できるようにします。
アンデルセンは、創業者の高木さんが戦後まもなく始めたパン屋さんです。
1948年 広島市内でパンの製造を開始します。
1952年 広島の中心街に、パン・サンドイッチの販売と飲食の店を開業します。
1967年 パンのある豊な生活を提案する店“広島アンデルセン”を開店します。
1970年 東京に進出、表参道の交差点付近に“青山アンデルセン”を開店します。
開店当初は苦戦したが、青山通りを代表する店に成長します。
1972年 フランチャイズ店「リトルマーメイド」を始めます。
1978年 創業30周年、素敵な生活を提案する場として
“新・広島アンデルセン”をオープンします。
1980年 社長退任します。・・・となります。
それでは解答です。
正解は、「A高齢者が食べやすい食パンの開発」が
高木さん以外の人の開発になります。
高齢者が食べやすい「やわらかい生食パン」を開発したのは
高級食パンブームを作った「乃が美」創業者・阪上さんです。
「耳まで柔らかいパン」をキーワードに「生食パン」を開発します。
カナダ産の最高級小麦粉を使い、独自の配合比率で商品化しました。
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@Bは高木さんが行いました。
トングをつかったセルフ式の販売方式を開発
この方式が全国に普及していきました。
なお、高木さんは、パン屋さんを開業して
間もなく、店独自の清潔な包装紙を開発しています。
当時、包装は新聞紙でしたが
不衛生なので清潔な包装紙しにしています。
冷凍パンの製造技術は、パン職人さんのために開発しています。
冷凍パンの製造技術がない時代は
パン屋さんは夜中の2時、3時から仕事を始めていました。
「生地の仕込み・発酵・分割・成型・焼き上げ」と
かなりの時間がかかります。
冷凍技術により、パン職人の労働時間を短縮することができました。
なお、クイズの詳細は、スゴロクで学ぶユーチューブ
「仕事・働き方クイズ6」をご覧ください。
「アンデルセン・高木さん」の働き方については
スゴロクで学ぶユーチューブ」のNo.14
『パンのセルフ式・トング販売を始めたアンデルセン』でご覧いただけます。
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