発行部数545万部(2021年1月)だそうです。
出版されたのは1968年です。
いまだに、国内のビジネス書のベストセラーランキングに
登場する大ロングセラー本です。
価格:957円 |
これまで読んだことがなかったのですが
ようやく読んでみようと思いました。
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」のネタ探しで
『三流シェフ』という本を読んだからです。
価格:1,650円 |
貧しい生活のなかで料理人を目指し
世界的なフランス料理のシェフになった三國清三さんが
自分の仕事・働き方について語っている本です。
三國さんが北海度で修行中に読んでいた本として
松下幸之助さんの『道を開く』がでてきます。
「自分のやるべき目の前の仕事に一生懸命になれたのは
この本のお陰」といっています。
『道を開く』をよんでみました。
最初に出てくる冒頭のエッセイは、まさに「道」です。
「自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
・・・・
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案に余るときもあろう。
・・・・
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
・・・・
ともかくこの道を休まず歩むことである。
・・・・
自分だけにあたえられているかけがいのないこの道ではないか」
と書かれています。
三國さんが、自分の道として
どのように料理人として働いたかがかわかります。
「道をひらく」を読み、その教えを参考にして
成功した人は数多くいそうです。
『伝えることから始めよう』という本を
出版されている方もその一人です。
本の中に、次のような表現があります。
1)私の一番の生き方は「今を生きる」ということです。
毎日毎日、その日しなければならないこと、その日できることを
一生懸命、自分の力の300%を注ぎ込んで走り続けてきた。
その日、そのときをただ「今を生きてきた」。
人間は、今を頑張れば明日は変わるんだということを常に思い
いろいろなことに挑戦してきた。
2)これだけ社会の変化が速くなれば
未来のことはだれも予測できない。
わかるはずのない明日のことに頭を悩ませて
そこに心がとらわれていたら、今がおろそかになる。
一生懸命「今を生きる」ということが、全ての悩みを解決する。
成功するということがあるとすれば
「今を生きる」ことが成功に導いてくれる。
3)目の前のことに一生懸命やっていれば
自然と次の課題が見えてくる。
4)毎日一生懸命に生きていれば
ジャンプアップする瞬間がやってくる。
5)一生懸命に生きていれば、そのときは何の役にも立たなくても
いつか役に立つ時が来る。どんなことでも、いつかつながる。
「道をひらく」と似たような内容になっています。
誰がこんな文章を書かれたと思いますか?
意外な人です。
年商約2,500億円の通販事業を起業した方です。
「ジャパネットたかた」の高田明さんです。
高田さんのイメージに合わない印象を受けますが・・・。
価格:1,760円 |
高田さんの本、いかに高田さんが
新しい視点で通販に挑戦したかがわかります。
その働き方に感心します。
ぜひ、「ビジネス成功者の仕事ゲーム」で
取り上げようと思っています。
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