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2023年08月25日

1968年発行、超ロングセラー『道をひらく(松下幸之助)』をようやく読みました。

松下幸之助さんの本「道をひらく」は
発行部数545万部(2021年1月)だそうです。

出版されたのは1968年です。

いまだに、国内のビジネス書のベストセラーランキングに
登場する大ロングセラー本です。

道をひらく (松下幸之助シリーズ) [ 松下幸之助 ]

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(2023/8/25 07:30時点)
感想(205件)



これまで読んだことがなかったのですが
ようやく読んでみようと思いました。

「ビジネス成功者の仕事ゲーム」のネタ探しで
『三流シェフ』という本を読んだからです。

三流シェフ [ 三國 清三 ]

価格:1,650円
(2023/8/25 07:32時点)
感想(24件)



貧しい生活のなかで料理人を目指し
世界的なフランス料理のシェフになった三國清三さんが
自分の仕事・働き方について語っている本です。

三國さんが北海度で修行中に読んでいた本として
松下幸之助さんの『道を開く』がでてきます。

「自分のやるべき目の前の仕事に一生懸命になれたのは
この本のお陰」といっています。


『道を開く』をよんでみました。

最初に出てくる冒頭のエッセイは、まさに「道」です。

「自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある。
・・・・
この道が果たしてよいのか悪いのか、思案に余るときもあろう。
・・・・
しかし、所詮はこの道しかないのではないか。
・・・・
ともかくこの道を休まず歩むことである。
・・・・
自分だけにあたえられているかけがいのないこの道ではないか」

と書かれています。

三國さんが、自分の道として
どのように料理人として働いたかがかわかります。


「道をひらく」を読み、その教えを参考にして
成功した人は数多くいそうです。

『伝えることから始めよう』という本を
出版されている方もその一人です。


本の中に、次のような表現があります。
 
1)私の一番の生き方は「今を生きる」ということです。

毎日毎日、その日しなければならないこと、その日できることを
一生懸命、自分の力の300%を注ぎ込んで走り続けてきた。

その日、そのときをただ「今を生きてきた」。

人間は、今を頑張れば明日は変わるんだということを常に思い
いろいろなことに挑戦してきた。

2)これだけ社会の変化が速くなれば
未来のことはだれも予測できない。

わかるはずのない明日のことに頭を悩ませて
そこに心がとらわれていたら、今がおろそかになる。

一生懸命「今を生きる」ということが、全ての悩みを解決する。

成功するということがあるとすれば
「今を生きる」ことが成功に導いてくれる。

3)目の前のことに一生懸命やっていれば
自然と次の課題が見えてくる。

4)毎日一生懸命に生きていれば
ジャンプアップする瞬間がやってくる。

5)一生懸命に生きていれば、そのときは何の役にも立たなくても
いつか役に立つ時が来る。どんなことでも、いつかつながる。

「道をひらく」と似たような内容になっています。


誰がこんな文章を書かれたと思いますか?

意外な人です。

年商約2,500億円の通販事業を起業した方です。

「ジャパネットたかた」の高田明さんです。

高田さんのイメージに合わない印象を受けますが・・・。

伝えることから始めよう [ 高田 明 ]

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感想(8件)



高田さんの本、いかに高田さんが
新しい視点で通販に挑戦したかがわかります。

その働き方に感心します。


ぜひ、「ビジネス成功者の仕事ゲーム」で
取り上げようと思っています。
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