社会の変化が速くなり
いまや「五年一昔」が正しいような感じもします。
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」も
来年になれば制作開始から7年になります。
7年もすれば、社会が大きく変化し
主人公が問題を抱えたりしそうです。
不幸にして、そんなことが実際に起きているみたいです。
友人から、ゲームで取り上げた主人公に
問題が発生しているようですとの連絡がありました。
問題のゲームは、「ビジネス成功者の仕事ゲーム 第27弾
『高級生食パン専門店 乃が美 100年続ける企業の実現』編」です。
『奇跡のパン(2018年11月初版)』を参考に
「ビジネス成功者の仕事ゲーム」で創業者の阪上さん編の
スゴロクを制作したのが2019年5月です。
奇跡のパン 日本中で行列ができる「乃が美」を生んだ「超・逆転思考」 [ 阪上 雄司 ] 価格:1,485円 |
「乃が美」にたいしてFC店のオーナー有志が
「このままでは自己破産するしかない・・・」といった
要望書を提出しているようです。
高級食パン市場を創造した「乃が美」の
経営がうまくいってないのでしょうか?
高級食パンブームが起きたのは2018年前後です。
わずか4年にして、「乃が美」の人気は
「一昔前の話」になりかけているのでしょうか?
「乃が美」FCオーナーたちは
「この30カ月ぐらい、12月の繁忙期を除き赤字が続いています。
にもかかわらずフランチャイズ本部は
FCオーナーから徴収するロイヤリティを下げようとしない。
経営に行き詰まり、『このままでは自己破産するしかない』」
と発言しているみたいです。
「乃が美」の創業は2013年です。
「乃が美」が注目され始めたのは
2016年「パン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれ
翌年には「ヤフー検索大賞2017 食品部門賞」を受賞します。
このころから、「高級食パン」ブームがおきはじめます。
ホームベーカリーで作る高級専門店のパン 贅沢食パンから話題のお惣菜パン、スイーツパンまで / 荻山和也 【本】 価格:1,540円 |
2018年には、「乃が美」の店数は100店を超え
売上をも100億円を突破しました。
「岸本ファミリー、一本堂、銀座に志かわ」
などの高級食パン店も続々と登場しています。
「乃が美」の創業者の1人・阪上さんは、自らの本『奇跡のパン』の中で
@「100年続く、歴史に残る、日本一の高級食パン専門店を目指す」
A「僕らは100年企業になることを目指している」・・などと書いています。
価格:1,760円 |
阪上さんは、26歳のときから居酒屋・焼き肉店・携帯電話販売など
様々店を営んでいました。
その経験から、「今はやっている人気商売」より
「長く続くほんものの商売」を求めていました。
だから「乃が美」は、一時的な流行ではなく
「歴史に残る食パン」を目指しました。
すでに、阪上さんは2022年3月末に
「乃が美」を退社しているそうです。
いまの経営は、もう一人の創業者と
投資ファンド関係者が行っているようです。
投資ファンドは、2019年に「上場を目指す」
ということで出資した会社です
「乃が美」に何がおきているのでしょうか?
トラブルが起きると、お互い言い分はあります。
阪上さんは、いま高級芋スィーツのビジネスを行っているみたいです。
●取寄品●増補改訂版 いも・くり・かぼちゃのスイーツ /秋の味覚、いも、かぼちゃを使ったヘルシースイーツを掲載/手芸本クラフト雑誌ブティック社 価格:1,222円 |
「ビジネス成功者としてのゲーム」が
「成功者の記録」ではなく「敗北者の記録」になるのは困ります。
社会の変化で、成功と敗北が入れ替わる可能性は常にあります。
しかし、成功者は長く成功者であり
勝者であり続けて欲しいと思います。
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