『ドトールとの差別化で、スターバックスは日本進出に成功』編です。
価格:1,980円 |
「スゴロクで学ぶ ユーチューブ」で検索できます。
(「スゴロク」はカタカナ入力)
『日本スターバックス物語』を参考文献に制作しています。
価格:1,584円 |
主人公は、スターバックスの日本進出の
パートナーとなった潟Tザビーの梅本さんです。
梅本さんは、アメリカでMBAの資格を取得
サザビーに転職してスターバックスの日本進出事業の中心を担った人です。
潟Tザビー(現社名:潟Tザビーリーグ)は、ユニークな会社です。
1972年に設立され、衣食住にわたって
洗練されたライフスタイルを提案する会社です。
80年代に大ブレイクします。
カジュアルウェアの「アニエスぺー」との合弁事業
フランス料理をベースとする無国籍料理「キハチ」
生活雑貨を販売する店とティールームの複合ショップ
「アフタヌーンティー」などです。
衣食住の各分野で時代をリードする
クリエイティブな事業を展開しています。
「アニエスベー」との合弁事業の成功が
スターバックスとの事業化の基本になっているみたいです。
梅本さんが、スターバックスの日本進出事業において大変だったのが
@ドトールとの差別化による市場参入
ドトール=ビジネスパーソンのタバコ休憩場所
スターバックスはピープル事業=癒しを満喫できる第3空間の提供
事業化の調査において、ドトールなみのコーヒー単価100円台では
スターバックスのピープル事業は困難との結論
スターバックスの事業化をあらたな視点から調査して事業化を実施
Aスターバックスとザザビーの対等契約による事業展開
両社の対等関係を前提に事業を計画
出資比率も50:50で、経営上の
対立点が生じた場合の解決法が問題化
最終的に、50:50の出資比率ながら
スターバックス側の意志決定を優先する案を採用
Bアメリカのスターバックス経営陣が交代
新経営陣は利益優先で対等契約に不満
サザビーは、スターバックスジャパンの株式上場を計画
上場に関して、利益優先のアメリカ側は反対
2001年、スターバックスジャパンの株式上場を実現
上場計画の前後から、アメリカのスターバックス新経営陣は
サザビーとの対等事業の方針について見直しを開始
上場実現した頃、スターバックス・バブルが発生します。
2001年8月より、既存店の売上が前年度より減少
48か月間減少が続きます。
イオンでロジスティックを担当していたプロを招請
売り上げが下がっても増益になる体質実現をめざします。
既存店が赤字であっても、その間も積極的な出店を行ます。
2000年度 店舗数227店 2001年度 店舗数345店
2002年度 店舗数453店 2003年度 店舗数514店
2004年度 店舗数551店 2005年度 店舗数602店
2005年 既存店の売上が黒字化します。
スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?【電子書籍】[ ジョン・ムーア ] 価格:1,650円 |
梅本さんは、アメリカ・スターバックスとの交渉につかれたのか(?)
2005年3月にサザビーを退社します。
経営コンサルタントとして、新たな道を進み始めます。
このゲームを通じ、日本市場での、アメリカ企業との合弁事業の
難しさや、企業経営に対する姿勢の違いを学ぶことができます。
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