いつも3人で動画を制作しているのですが
そのうちの1人が1月にコロナにかかりました。
悪寒が止まらないといった後遺症がひどく
しばらく静養しています。
話題になっていませんが、コロナの後遺症は
人によって大変みたいです。
わからないコロナ後遺症の症状と対処法がよくわかる / 永井英明 【本】 価格:1,100円 |
夏になれば復帰できそうですが
それまでは2人で動画を制作することにしました。
今回のユーチューブは、『無断欠勤社員が社長に就任
ダイキンのエアコン売上を世界1位に!』というタイトルです。
主人公はダイキン工業の元社長・井上さんです。
『人の力を信じて世界へ』を参考文献にしています。
人の力を信じて世界へ−私の履歴書 (日経ビジネス人文庫) 井上 礼之9784532195960【中古】 価格:590円 |
動画は、 「スゴロクで学ぶ ユーチューブ」で検索できます。
(「スゴロク」はカタカナ入力)
井上さんの小さなころからの夢は外交官でした。
中学生の時代に、英語の日常会話をマスターしていたそうです。
外交官になるため、京都大学進学を目指します。
しかし、京大入学の受験勉強が大変で方向転換し
無試験・エスカレートで入学できる同志社大学に進学します。
大学では、あまり勉強せずスポーツや
旅行などで大学生活を堪能したようです。
就活にも真剣に取りくまなかったみたいで、就職先が決まりません。
心配した父親の紹介で、「ボロキン」
と呼ばれていた大阪金属工業に就職します。
ボロキンにしか入社できなかったことは
本人のプライドを傷つけたみたいです。
1957年に入社、淀川工場の総務課に配属されます。
勤務すると、仕事もなく「まったく期待されていないことがわかり」
職場の空気にもなじめません。
会社や社員に対し、なんとなくイライラし
もやもやとした不満を感じます。
入社1年後、ある朝突然、会社に行きたくなり無断欠勤します。
10日間の無断欠勤後、不安を感じながら出社します。
すると、係長や課長が平然とむかえてくれます。
職場の人達のやさしさ、寛容さを肌で感じ
会社の風景が全く違って見えてきます。
この出来事から、工場独特の規律や人情や協調性を実感し
自分自身が前向きに変身します。
仕事のうえでも新しい役割を与えられはじめ
自分でもコンピュータの勉強を始めます。
企画室が発足すると、そのメンバーとして
工場のタイムカードの廃止や提案制度の導入など、
改善策を実施していきます。
そして、1965年工場の総務課長に昇進します。
1973年のオイルショックで会社の業績が大きくて低下します。
1975年、山田社長の意向で本社・人事部長に栄転します。
社長方針の「人を切らない改革」を推進します。
人事部長としての仕事を通じ、「人を基軸とする経営」
という理念を身に着けていきます。
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1979年、取締役・人事部長に就任します。
1987年から88年にかけ化学部門が3つの大きな問題を抱えます。
人事部長から全く知識のない化学部門の責任者に任命されます。
アメリアに新工場を建設するなどの改革で
化学部門を立て直します。
すると、今度はバブル崩壊の影響でエアコンの販売が減少
空調部門の業績が低下します。
1994年社長に就任、空調事業の立て直しを進めます。
社長としてグルーバル経営を推進、懸案の中国進出
ヨーロッパ・アメリカへの進出などによって業績を拡大します。
2007年、グローバル化の成果で、売上1兆円を達成
世界一の空調メーカーになります。
人事部長から化学部門の責任者
化学部門の責任者からエアコン部門の責任者へと
未知な仕事を担当しながら見事な実績を生み出しています。
井上さんは、その秘密は「人の力信じる」ことだといっています。
詳細は、ユーチューブをご覧ください。
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