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2014年09月10日

「大人の計算ドリル・スゴロク」について介護施設の意見を聞いてみました。人間がコマになって遊ぶ大型の「フロアゲーム」に関心?

20年来の友人で、いま介護の仕事をしている女性がいます。

その友人に、例の「大人の計算ドリル・スゴロク」について、
介護の現場の人に意見を聞いてもらいました。
+/−.jpg

その内容は、次のようでした。

1 ヒアリング対象
特別養護老人ホーム 1人
有料老人ホーム   2人
デイサービス    1人
訪問介護      3人

2 印象
双六だとすぐにわかる 
遊び方が想像できる
かけ算2 割り算2 などは難しすぎなのではないか

3 遊び方
双六をするだけでは、難しい顔になってしまい笑顔にならないのでは?
@コマの進んだ地点にゲーム性(犬の鳴き真似をするなど)があると楽しくなる

A思い出し、自分語りの項目があると認知症予防の回想に繋げられる

B遊ぶための運用マニュアルは不要 直感であそべる物がいい

C身体機能、認知症の症状などの異なる人が一緒に楽しめるのか?

1) 大きい双六のマスシートを用意し、室内に自由に並べて自分たちが
コマ代わりになって移動する遊び方も出来るのでは?

2) サイコロが振れない人もいるので、工夫が必要
フジTV「ごきげんよう」のような大きくて
やわらかいサイコロも面白いのではないか?


このうち、非常に関心をもったのが、C−1)、C−2)の回答です。

大きくフロア型にして、
人間がコマになって体を使いながら遊ぶスゴロクです。


実は、このようなゲームはすでに開発しています。

「フロアシートゲーム」といって、屋外用の幅1.2m×6mの
シートにスゴロクを印刷したものです。

フロアゲーム2フロアゲーム1


3本くみあわせて、1つのスゴロクにします。

サイコロは、もちろんTV「ごきげんよう」で使う大型のサイズです。

ソフト大型サイコロ(2個組)

新品価格
¥27,612から
(2014/9/10 08:47時点)




環境学習用のスゴロクとして、川崎市と渋谷区で制作しています。

スーパーのイベント広場などにセットしておいて、
誰もが自由に遊べるようにしたものです。


人気はあるのですが、ワンセット制作費が60万円ほどしたもので、
欲しいけれどお金がないというのが現実です。

市町村が使うような学習スゴロクも、最後は予算の壁があるようです。
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