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2019年08月23日

IT技術を取り入れた家庭用の「自分らしい仏壇」が登場。自分の写真用ディスプレイとUSBデータの読取り装置のついた仏壇で、死後も家族にメッセージを送ることができるみたいです。

8月20日〜22日にかけて、ビックサイトで
「エンディング産業展」が行われていました。

今回で5回目になるみたいです。

葬儀用設備。備品、墓石、仏壇、終活サービスなどの展示会です。


このイベントを、たまたま朝のテレビニュースでしりました。

展示商品の目玉として「コハカ」という
試作品が紹介されていました。
コハコ.jpg
故人を偲ぶ仕掛けのあるIT型
コミュニケーション仏壇といえるものでした。

仏壇の世界でもIT技術が応用される時代みたいです。


故人を偲ぶ「自分らしい葬儀」のありかたを考え
故人のスゴロクやカードを作ることに取り組んでいます。

この商品が見たくて、すぐに展示会にいきました。

故人を偲ぶ仕掛けについて
デジタルのやり方を知りたくなります。


「コハカ」は、「コミュニケーション仏壇」ということで、
USBメモリが重要なメカになっています。

生前、USBに故人データを記憶させておきます。

USB位牌という表現もしています。

USBデータによって、「コハカ」の
ディスプレイに写真や音声を再生します。


本人の写真は、データを記憶させておけば何点でも流せます。

コミュニケーションというのは
死後にもメッセージを発信できるからのようです。

孫など入学・卒業時に、USBのデータにより
「おめでとう」といったメッセージを流せるようです。

故人を偲ぶ仏壇として、なかなか面白い気がします。


展示品はまだ試作品ということです。

驚いたのは、この試作品を開発しているのが
「BIRDMAN」という会社みたいです。

最新のIT商品・サービスを開発している会社のようです。

最先端の商品・サービスを開発している会社が
葬儀商品の開発を進めていることに驚きます。


マンション用の小型仏壇が発売されています。

その多くが、普通の仏壇を小型化したものです。

インテリアぽくするためボックス型デザインしたりしていますが
商品としての斬新さはさほどありません。

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マンション用については、「コハカ」のように
故人を偲ぶ仕掛けをIT技術で可能にするような
タイプが登場してくる予感がします。

IT型仏壇に関して、いまから開発競争がし烈になりそうな気がします。

今後の新商品が期待されます。


これからの時代、アナログであれ、デジタルであれ
求められるのは故人を偲ぶ仕掛けのように思えます。

アナログなら、故人の生きざまを語る
「スゴロクやカード」もありそうな気がします。
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