美術関係の教材を販売している会社の展示会でした。
会場を見渡すと、各種の工作キット・粘土・七宝焼きなど
いろいろな教材が並んでいました。
手づくりの魅力が学べる教材が中心でした。
商品を見ていて、なぜかしら「手作りカルタ制作マニュアル」を
作ろうという気分になりました。
カルタ制作は、創造性学習の中でも奥が深いように思えます。
なぜなら、カルタ制作は創造的満足感を十分に味わえるうえに
@情報力を高める
テーマに合わせ情報を収集する能力を高める
A思考力を高める
情報を選択して、45枚前後の読札を作る
B表現力を高める
読札の意味をわかりやすく絵で表現する
といったソフト面での学習効果がきたいできます。
一般的な美術・図工教材は、形に重点を置いたハード型のモノ作りです。
カルタの制作は、ソフトとハードの融合したモノづくりになります。
情報を収集・加工するソフト性と、それを表現物にするハード性です。
読札を、どのようなメッセージにするか?
メッセージにふさわしい取札の表現は?
多面的な創造性が求められます。
創造性学習で、ソフトとハードの両方を
同時に学んでいく教材はあまりないのでは・・・?
カルタのように、言葉や論理といったソフトから始まって
ハードな表現物をつくっていく創造性学習は少ないように思えます。
そんな思いから、「カルタ制作」を創造性学習として
展開するためのマニュアルの制作を始めました。
できるだけ作りやすいように、市販の「無地カルタ」を
使うことも考えています。
「あいうえおかるた」なら、44枚の読札の頭の文字が決められます。
「百人一首」風にすれば、頭の文字は関係なくなり、
自由に作ることができます。
楽しく学べる「かるたづくりのマニュアル」を制作し、
創造性学習を実施したいと考えています。
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