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2016年11月13日

キャリア学習ゲーム「ビジネス成功者の仕事ゲーム」第6弾、「メガネ市場の変革に挑戦:JINS編」が完成。同じレイアウトのスゴロクで、人物だけを変えていくのが大変です。

飽きずに「ビジネス成功者の仕事ゲーム」を制作しています。

年内に10点ほど制作したかったのですが、少し難しそうです。

制作点数が増えるので、スゴロクのレイアウトはすべて
共通にして、学習する人がルールで混乱しないようにしました。

これが制作を難しくしています。


モデルにする人によって成功のプロセスがことなるため
同じレイアウトにおさめるのが大変です。

制作に手間どる原因となっています。

いまさらレイアウトを変更したくないので
苦戦しながら制作を続けています。


悩みながらも、第6弾のゲームが完成しました。

本人いわく「ごくごく平凡な若者が起業し
業界を大きく変えた成功例」です。

メガネチェーン店〈JINS〉の田中社長さんを
モデルにしたスゴロク式ゲームです。

振り切る勇気 メガネを変えるJINSの挑戦

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高校を卒業して地元信用金庫に勤めていた若者が
ある理由で信用金庫をやめます。

大晦日の夜、支店長の指示で預金獲得のため顧客を訪問します。

訪問先で、「大晦日の夜に金をせびりにくるなんて、お前は乞食か」
と罵倒されたことです。

その悔しから信用金庫をやめ、雑貨商品の製造卸の会社を起業します。


田中さんとメガネの結びつきを考えていくと
「イノベーションは異分野から起こる」という言葉が思い浮かびます。

今回は、「イノベーションは、素人だから実行できる」と
言い換えたほうがいいかもしれません。


誰もが起業する時、何らかの形で
自分の経験や知識と接点のある市場になります。

田中さんの場合、起業した段階でメガネとの接点は
まったくありませんでした。

不幸(?)にして、田中さんは普段メガネをかけない人です。

ど素人としてメガネ市場に参入しています。


きっかけは韓国旅行です。

同行した友人が、「メガネ1本3000」円のポスターをみて
その安さに大変びっくりします。

友人の驚きから、メガネ市場への進出を始めます。


日本の市場では、メガネ1本30,000円ぐらいの時代でした。

その市場に、フレーム・レンズセット一式5000円で参入します。

まさに価格破壊です。

中間マージンの多い流通の仕組みを変革します。


その後、パソコンの画面からでる「ブルーライト」を
カットする「PC専用メガネ」を開発します。

【JINS PC スクエア ハイコントラストレンズ】PC(ディスプレイ)専用メガネ (度なし)(BLACK)

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この商品は、「健康な人のメガネ=眼を守るためのメガネ」
という発想になります。

眼が悪くない人にメガネを売る、まさに画期的な切り口です。

この商品のヒットで、JINSは大きく成長します。


田中さんの成功は、ど素人がゆえに
業界の常識にとらわれない姿勢から生まれているようです。

この「メガネ市場の変革に挑戦:JINS編」も
電子出版物として「careergame-stores.」で購入できます。
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