「ホタルの夕べ2016」が開催されていました。
「ホタル」の鑑賞会で、館内にホタルを放ちます。
来場者は、実に11,000人でした。
この鑑賞会で独自に制作した「ホタルスゴロク」を
1部500円で販売しました。
すると、5日間で87部も売れました。
その後も、鑑賞会に来られなかった人からの注文もあり
100部を突破するようです。
購入した人からは、「このようなスゴロクが欲しかった」
という意見が寄せられていました。
今回の「ホタルスゴロク」は、施設の運営費を得るために
ミュージアムグッズを販売するかどうかの試金石でした。
スゴロクを販売する場合の採算性を試算してみました。
A2サイズ・4色で500部を印刷通販『プリントパック』などで
印刷すると10,000円前後で一部20円ぐらいになります。
これにサイコロをセット(コマを除く)にしても
1部50円ぐらいになりそうです。
問題は、制作費です。
施設内のスタッフでゲーム原稿を制作すると費用はゼロ円です。
印刷用の版下デザインとそのデータ作成ですが
これも内部作業でできればゼロ円です。
原稿、版下デザイン・データ制作が0円なら
費用は印刷費とサイコロ費だけですから1部あたり50円です。
100部販売しても、売上50,000円、原価5,000円で
45,000円の利益が出ます。
500部を完売すると、売上250,000円、費用25,000円です。
実に225,000円の利益が出ます。
5種類ぐらい出すと、100万円という数字も見えてきます。
スゴロクは腐るモノでありませんので
3〜4年かけて売ることもできます。
スゴロクがミュージアムグッズとして成立するかどうかは
制作費をゼロにできるかになります。
どこまで施設内で自主制作できるかで採算性が決まるわけです。
内部スタッフが努力を惜しまなければ
少しは運営費を稼げそうです。
川崎市の『藤子・F・不二雄ミュージアム」のように
沢山の種類のグッズを販売するというのはとても無理ですが
スゴロクなら小さなミュージアムでも少し可能性があるのでは・・・。
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