2016年05月06日
「住宅除染」81%! 洗浄ロボ開発へ!
*「住宅除染」
4日までに県がまとめた除染実施状況(3月末現在)によると、住宅除染の全体計画に対する進捗(しんちょく)率は81%.住宅除染は全体計画数44万6599戸に対し、除染が完了したのは36万1553戸。実際に除染が行われた29万6077戸と、事前調査で除染の必要がないと判断された6万5476戸を合わせ、進捗率を算定した。2015(平成27)年度末までの計画戸数40万8258戸に対する進捗率は88.6%だった。公共施設は全体計画数1万557施設に対し、除染が行われたのは8450施設で、調査のみの1174施設と合わせた進捗率は91.2%。
このほかの全体計画に対する除染の進捗率は、道路が50.2%、水田が95.1%、畑地が87.9%だった。
*福島第1原発
大規模災害によって化学工場から有害物質が漏れ出すのを防ごうと、県ハイテクプラザは工場の配管内に付着した有害物質を高圧洗浄するロボットの開発に着手、平常時でも下水道管の洗浄などに使えるようにするほか、福島第1原発の廃炉作業への応用も視野に入れ、2018(平成30)年度の実用化。
同プラザが東日本大震災直後に県内企業に聞き取りしたところ、工場が被災した製造業者から「工場の配管から薬品が漏れ、配管内を洗えず大変だった」などの声があっり、同プラザは既に配管外周の洗浄システムを開発したが、配管内の曲面を洗浄するシステムは企業向けに実用化されていないことから、今回のロボット開発に乗り出すことにした。
ロボットは数十メートルの蛇のような形状で、自立して進みながら洗浄するシステムの構築を図る。配管内を自ら動き、高圧の水などで有害化学物質を洗い流すようにする計画。将来的に有害物質を回収する仕組みも備えたい考え。
また、下水道洗浄、廃炉作業への応用のほか、行方不明者の捜索支援などの活用も視野に入れている。担当者は「配管内洗浄のニーズは高く、それ以外にも多方面で活用できる。県内企業が開発できるようになれば、新たなビジネス展開につながる可能性もある」と期待を寄せる。
参考 福島民報
4日までに県がまとめた除染実施状況(3月末現在)によると、住宅除染の全体計画に対する進捗(しんちょく)率は81%.住宅除染は全体計画数44万6599戸に対し、除染が完了したのは36万1553戸。実際に除染が行われた29万6077戸と、事前調査で除染の必要がないと判断された6万5476戸を合わせ、進捗率を算定した。2015(平成27)年度末までの計画戸数40万8258戸に対する進捗率は88.6%だった。公共施設は全体計画数1万557施設に対し、除染が行われたのは8450施設で、調査のみの1174施設と合わせた進捗率は91.2%。
このほかの全体計画に対する除染の進捗率は、道路が50.2%、水田が95.1%、畑地が87.9%だった。
*福島第1原発
大規模災害によって化学工場から有害物質が漏れ出すのを防ごうと、県ハイテクプラザは工場の配管内に付着した有害物質を高圧洗浄するロボットの開発に着手、平常時でも下水道管の洗浄などに使えるようにするほか、福島第1原発の廃炉作業への応用も視野に入れ、2018(平成30)年度の実用化。
同プラザが東日本大震災直後に県内企業に聞き取りしたところ、工場が被災した製造業者から「工場の配管から薬品が漏れ、配管内を洗えず大変だった」などの声があっり、同プラザは既に配管外周の洗浄システムを開発したが、配管内の曲面を洗浄するシステムは企業向けに実用化されていないことから、今回のロボット開発に乗り出すことにした。
ロボットは数十メートルの蛇のような形状で、自立して進みながら洗浄するシステムの構築を図る。配管内を自ら動き、高圧の水などで有害化学物質を洗い流すようにする計画。将来的に有害物質を回収する仕組みも備えたい考え。
また、下水道洗浄、廃炉作業への応用のほか、行方不明者の捜索支援などの活用も視野に入れている。担当者は「配管内洗浄のニーズは高く、それ以外にも多方面で活用できる。県内企業が開発できるようになれば、新たなビジネス展開につながる可能性もある」と期待を寄せる。
参考 福島民報
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