2017年05月31日
ディナイ
【ディナイ】
ディフェンスの守り方の一種。
基本的にディフェンスは、マークマンとゴールを結ぶ直線上にいるのが常識的だ。
しかしディナイとは「ボールマンとマークマンの間に身体を入れる」守り方だ。
つまり、自分のマークマンにボールを持たせない、という表現になるだろう。
このディナイの守り方はセンタープレイヤーに対してすることが多い。
自分よりも身長が大きいプレイヤーにボールを持たせてしまうと得点されてしまう可能性が高いからだ。
しかし、ディナイをすることによってリスクもある。
それは後ろがガラ空きになってしまうということ。
つまり、仲間にカバー(ヘルプ)をしてもらわないといけなくなる点だ。
ここで駆け引きとして面白い瞬間がある。
身長の大きな選手の前に相手選手がいた場合、さらに後ろがガラ空きだった場合、
自然とガラ空きスペースにボールを出したくなる。
するとパスの軌道は直線的ではなくどうしても山なりになってしまう。
その山なりになった軌道の分だけボールが渡るのが遅れる。
時間にしてほんの数秒。
その数秒の間にディフェンスが反応してカバーに入り守る、という連携が生まれる。
駆け引きが目に見えるプレーなので、個人的には好きな瞬間。
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