2014年10月13日
底床への肥料追加とアンブリアの導入
水草の育成が不調気味の45cm水槽ですが、色々調べてみた所、やはり大磯砂で水草を育成する場合、大体の種類は底床への肥料添加によって初めて育成が可能となるそうです。
そんな中、肥料の添加なしで育成できたのは、ごく限られた種類の水草だけでした。
我が家の45cm大磯砂水槽で、まともに育成が出来たのは、
アメリカンスプライト(子株、水上葉等、様々な形態で増やしつつ、約2年間維持できました)
ウィローモス(放っておくと水槽の一角を埋め尽くしてしまいます)
の2種類だけといっても過言では無いでしょう。
ちなみに45cm水槽を立ち上げる前の、川砂40cm水槽(コーナーフィルターのみのろ過)では、
グリーンロタラ
タイワンガガブタ
カルダミネ・リラタ
ブリクサ・ヴィエティ
ウィローモス
と、水質トラブルは頻繁に起こって、生体は結構死にまくっていましたが、それなりに多彩な水草が元気(?)に育成されていました。
大磯砂水槽と比較すると、川砂水槽の時代の方が、水草の根の張り方がだいぶ違っていたように思います。
川砂水槽では、砂が細かいので、水草を植えるのは大変でしたが、一旦根付くとかなりしっかりと根が張っていました。
一方、大磯砂の底床は、砂の粒が荒いので植えるのは簡単なんですが、底床に栄養が無い為か、硬度の問題のせいか、根の張りが弱く、川砂から植え替えた水草類はことごとく弱っていきました。
最終的には枯れかけた水草をソイル入りのCDケースに救出し、全滅は免れましたが・・・(過去記事グリーンロタラ水上化計画を参照)育成としては、”失敗”という事になります。
川砂もそんなに栄養は無かったと思うんですが、やはり最終的に根を張るためには粒子の細かい砂の方が有利だったのかもしれません。
で、話は45cm水槽に戻ります。
最近すっかり勢いをなくしたバリスネリア類も、根からの栄養吸収が強い種類なので、まずは底床への栄養補給を行い、復活を試みる事にしました。
そこで、植物(水草)の肥料について、改めて調べてみました。
まず、肥料といっても、どんな成分を与えれば良いか??
植物の肥料は大きく分けて3つの成分に分かれるそうです。
まず一つは、窒素。これは植物の葉を育てるための成分だそうです。
次に、リン。これは、開花や結実を助ける成分。
そして、カリウム。これは根の成長を促進する成分だそうです。
その他の成分としては、鉄分やカルシウム等の微量元素が関わってくるみたいで、調べれば調べるほど、奥が深い感じでした。
そんな中、特に水草水槽に不足しがちな成分は、カリウムだそうです。
窒素は生体の糞尿をバクテリアが分解し生成できるそうです。
リンは、残り餌から発生するそうです。
カリウムは・・・発生源が無いそうで、外から補給が必要との事でした。
以前、この45cm水槽にマツモを浮かべた所、みるみる成長し、2週間で倍以上の長さに成長したので、窒素、リンはおそらく足りているものと思われます。ちなみにマツモは、窒素、リンだけで育成可能だそうです。(根が無いからかな?)
マツモはニョキニョキ伸びるのに、有茎草やバリスネリアがイマイチ伸びないという事は、カリウム不足を疑わざるを得ません。
そこで、カリウムを主成分としている肥料を購入し、大磯砂にカリウムを補給してみる事にしました。
ちなみに、アクアショップの類では、水草専用肥料が売っています。
値段はそこそこですが、効果は実証済みなので、安心して使う事が出来ます。ただし、今回は費用をケチったのと、庭で育成している他の植物にも肥料を与えたいので、園芸用肥料でそれっぽいのを見繕って買ってみました。
↓購入した肥料。リンも含まれているので、与えすぎるとコケの発生が心配ですが、カリウムもばっちり入っているので、これに決定。
袋を開封し、約一握り分の肥料の粒を水草が植わっている周辺の大磯砂にピンセットで1粒ずつ埋め込んでいきました。
ついでに、前から育成に再再チャレンジしたいと思っていたアンブリアを購入しました。
アンブリアは和名でキクモと呼ばれる有茎草で、育成は簡単という評判なのですが、我が家では一度も育成に成功した事のない、いわば鬼門のような水草です。
水草の状態は結構悪く、サービスで2束を1束分の価格で売ってもらえました。(嬉しいような、嬉しくないような・・・)
肥料を入れた大磯砂45cm水槽と、屋外の引っ越し鉢に半分ずつ植えてみました。
↑左:45cm水槽、右:屋外引っ越し鉢に植えたアンブリア。さてどちらが良い育成結果を出すか??
屋内は前回の育成条件から照明の光量はUPしていますが、エビの食害という非常に大きな阻害要因があるので、公平な比較は難しいかもしれませんが、しばらく観察です。ちなみに、屋外は水上化も視野に入れて育成をしようと思います。
果たして上手く行くかな??
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そんな中、肥料の添加なしで育成できたのは、ごく限られた種類の水草だけでした。
我が家の45cm大磯砂水槽で、まともに育成が出来たのは、
アメリカンスプライト(子株、水上葉等、様々な形態で増やしつつ、約2年間維持できました)
ウィローモス(放っておくと水槽の一角を埋め尽くしてしまいます)
の2種類だけといっても過言では無いでしょう。
ちなみに45cm水槽を立ち上げる前の、川砂40cm水槽(コーナーフィルターのみのろ過)では、
グリーンロタラ
タイワンガガブタ
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ウィローモス
と、水質トラブルは頻繁に起こって、生体は結構死にまくっていましたが、それなりに多彩な水草が元気(?)に育成されていました。
価格:659円 |
価格:1,059円 |
価格:449円 |
価格:743円 |
大磯砂水槽と比較すると、川砂水槽の時代の方が、水草の根の張り方がだいぶ違っていたように思います。
川砂水槽では、砂が細かいので、水草を植えるのは大変でしたが、一旦根付くとかなりしっかりと根が張っていました。
一方、大磯砂の底床は、砂の粒が荒いので植えるのは簡単なんですが、底床に栄養が無い為か、硬度の問題のせいか、根の張りが弱く、川砂から植え替えた水草類はことごとく弱っていきました。
最終的には枯れかけた水草をソイル入りのCDケースに救出し、全滅は免れましたが・・・(過去記事グリーンロタラ水上化計画を参照)育成としては、”失敗”という事になります。
川砂もそんなに栄養は無かったと思うんですが、やはり最終的に根を張るためには粒子の細かい砂の方が有利だったのかもしれません。
で、話は45cm水槽に戻ります。
最近すっかり勢いをなくしたバリスネリア類も、根からの栄養吸収が強い種類なので、まずは底床への栄養補給を行い、復活を試みる事にしました。
そこで、植物(水草)の肥料について、改めて調べてみました。
まず、肥料といっても、どんな成分を与えれば良いか??
植物の肥料は大きく分けて3つの成分に分かれるそうです。
まず一つは、窒素。これは植物の葉を育てるための成分だそうです。
次に、リン。これは、開花や結実を助ける成分。
そして、カリウム。これは根の成長を促進する成分だそうです。
その他の成分としては、鉄分やカルシウム等の微量元素が関わってくるみたいで、調べれば調べるほど、奥が深い感じでした。
そんな中、特に水草水槽に不足しがちな成分は、カリウムだそうです。
窒素は生体の糞尿をバクテリアが分解し生成できるそうです。
リンは、残り餌から発生するそうです。
カリウムは・・・発生源が無いそうで、外から補給が必要との事でした。
以前、この45cm水槽にマツモを浮かべた所、みるみる成長し、2週間で倍以上の長さに成長したので、窒素、リンはおそらく足りているものと思われます。ちなみにマツモは、窒素、リンだけで育成可能だそうです。(根が無いからかな?)
マツモはニョキニョキ伸びるのに、有茎草やバリスネリアがイマイチ伸びないという事は、カリウム不足を疑わざるを得ません。
そこで、カリウムを主成分としている肥料を購入し、大磯砂にカリウムを補給してみる事にしました。
ちなみに、アクアショップの類では、水草専用肥料が売っています。
価格:1,042円 |
値段はそこそこですが、効果は実証済みなので、安心して使う事が出来ます。ただし、今回は費用をケチったのと、庭で育成している他の植物にも肥料を与えたいので、園芸用肥料でそれっぽいのを見繕って買ってみました。
↓購入した肥料。リンも含まれているので、与えすぎるとコケの発生が心配ですが、カリウムもばっちり入っているので、これに決定。
袋を開封し、約一握り分の肥料の粒を水草が植わっている周辺の大磯砂にピンセットで1粒ずつ埋め込んでいきました。
ついでに、前から育成に再再チャレンジしたいと思っていたアンブリアを購入しました。
価格:1,102円 |
アンブリアは和名でキクモと呼ばれる有茎草で、育成は簡単という評判なのですが、我が家では一度も育成に成功した事のない、いわば鬼門のような水草です。
水草の状態は結構悪く、サービスで2束を1束分の価格で売ってもらえました。(嬉しいような、嬉しくないような・・・)
肥料を入れた大磯砂45cm水槽と、屋外の引っ越し鉢に半分ずつ植えてみました。
↑左:45cm水槽、右:屋外引っ越し鉢に植えたアンブリア。さてどちらが良い育成結果を出すか??
屋内は前回の育成条件から照明の光量はUPしていますが、エビの食害という非常に大きな阻害要因があるので、公平な比較は難しいかもしれませんが、しばらく観察です。ちなみに、屋外は水上化も視野に入れて育成をしようと思います。
果たして上手く行くかな??
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