阿川佐和子さんと福岡伸一さんの対談集です
大学生になった頃に先生から勧められて、生物学者の福岡伸一さんの本を何冊か読んだことがありました
その時もとても印象的な内容を書かれていたのを覚えています
生物学に関心がない方でも「動的平衡」、「生物と無生物のあいだ」など有名なので読んだことがある方も多いのではと思います
阿川佐和子さんは「聞く力」、「正義のセ」などエッセイや小説をたくさん書かれている作家さんです(作家・エッセイスト・インタビュアーと紹介されていました)
中身は6章から成り立っていますが、どの章も10以上の短い対談を集め、それごとに題名がつけられていて区切りがよく、本が苦手な人も読みやすい内容に感じました
1章子ども時代は不思議の入り口
2章生きているとはどういうことか
3章科学の進歩は人間を幸福にするのか?
4章私たちが見ているもの、見えなくなっているもの
5章「自分だけの物語」との出合い
6章 再び世界を繋ぎ直すために
今日は1章を読みましたが、とてもさくさく読めました
お二人が子供の頃にどんなセンスオブワンダー(=神秘さや不思議さに目を見はる感性)と出会ったかが主な内容でしたが、お二人ともセンスオブワンダーを大事にされていることと、センスオブワンダーとの出会いがあって今のお仕事をされているのだと知りました
お二人が影響を受けた本や体験は、平凡に生きていた私もたくさん通じるものがありました
今は苦手に感じる虫もたくさんいますが、幼稚園の頃は昆虫博士になりたいと思っていたり、たくさん虫を捕まえた記憶があります
友人の家の押し入れを開けたら人魚がいると教えられたり、幼稚園の中にある大人しか行けない屋根裏?に様々な空想を抱いていたりしました笑
私も確かに小さい頃に感じた、出会ったものは、今では同じように感じられない、出会えないものになっていますね
赤ちゃんが生まれたらたくさんのセンスオブワンダーと出会わせてあげたい、センスオブワンダーとの出会いを大事にすることができるように育ててあげたいととても感じました
また続きを読んだらこの記事に付け足していこうと思います
今日は布オムツの生地がやっと手に入りました(同じものが以前よりもだいぶ高くなってしまっていましたが)
明日から作っていけたらと思います