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2016年12月17日

人口について‐世界と日本から‐文学部史学科、人文地理学概説リポート





人口について‐世界と日本から‐文学部史学科、人文地理学概説リポート


 地球上の4つの人口密集地域は、北半球にすべてある。インド、極東、西ヨーロッパ、アメリカ合衆国である。


 インドは、人口の大部分が農耕を営む、農耕民族で、たくさんの人口を養う食糧生産が可能である。

また、土地も恵まれている。ガンジス川とプラマプトラ大河の毎年の氾濫によって、たくさんの自然のミネラルを含んだ栄養分がインドの土地にもたらされる。

そして、作物の栽培に有利な高温、多湿の気候である。

これらの理由のため、インドでは、たくさんの人口を抱えることができた。1997年の時点で、インドの人口は9億人を超えており世界でも第2位の人口を誇っている。


 極東は、主に中国や東アジアの列島である。中国では西の方の山地地帯には人はあまり住んでいないが、東側の平地にたくさんの人が住んでいる。

インドと同じく農耕民族である。

広い中国では地域により土壌や気候が違うため、その土地にあった作物を上手く栽培している。

とくに、華南の長江流域の米作地帯ではたくさんの米が生産される。

これらの理由から、中国ではたくさんの人口を養うことができた。

中国の人口増加はすさまじく、1950年の時点では5億5500万人の人口が1977年の時点では12億4300万人である。

しかし、近年では中国政府は人口増加に歯止めをかけるべく、一人っ子政策などで、人口増加を抑える政策を行った。この政策は現在成功している。


 西ヨーロッパは、緯度は比較的高めなのだが、海洋の影響で暖かく、作物を育てるのに都合のよい気候となった。

また、それぞれの土地にあった、作物をうまく使い分けて栽培した。

そして、ヨーロッパ人は、たえず、土地を開墾して、痩せた土地であっても肥料を与えて作物を作れる土地にして、収穫を上げていった。

その他、ヨーロッパでは、山地も上手く使い、夏になると家畜の放牧をおこない、農業と牧畜を組み合わせて、食糧を作っていった。

そして、いち早く文明を進歩させた西ヨーロッパでは、工業化が進み、その利益により、違う地域から食糧を輸入して、農業生産だけでは養うことができない沢山の人口を養った。

これらの理由で西ヨーロッパでは、沢山人口が密集した。

しかし、現在は人口もある程度落ちついた。

たくさんの国があるので、ここではEU加盟国15国、2003年の時点での人口は約3億8000万人である。

中国と比べてもけっして多い数とは言えない。

1997年の時点で、西ヨーロッパの1つの国を対象に見ると、西ヨーロッパの国々は世界人口のベスト10にすら1つの国も入ってない状況である。


 北アメリカは、土地は豊で、大平原が多くあるため、たくさんの収穫が期待される。

そして、太平洋側の地域では、ヨーロッパの気候に、にているため、ヨーロッパの作物を簡単に馴化させることが可能だった。

この様にたくさんの作物を作ることが可能な条件がそろっていた。

また、アメリカでは、石炭や鉄鋼などの地下資源も豊富なために、ヨーロッパの様に工業化も進んでいった。

工業化による利益でたくさんの人口を養うことも可能であった。

1997年の時点で、アメリカ合衆国の人口は、2億6800万人である。


 現在、世界の人口を考えると、西ヨーロッパ、北アメリカ、日本や中国の極東では、人口は安定して、逆に減少傾向にある。

そして、インドやアジア、アフリカの発展途上国の国々では、人口が爆発的に増加しており、近い将来人口過密地域に変更が生じるかもしれない。


日本の人口は、第2大戦後、爆発的に人口が増加の道をたどった。

それは、昭和22年〜24年にかけて、始まった第1次ベビーブームがきっかけで、現在の時点で考えても、この第1次ベビーブームの時に生まれた世代の人たちが人口に占める割合は多い。

一番人口が多い昭和24年の生まれの人は実に、240万に近い人口である。


 第1次ベビーブーム後、出生率は下がっていった。それに伴い、人口増加率が、第1次ベビーブームのときは、180万を越えていたのが、100万人を切る人口増加率にまで下がった。

昭和32年ぐらいから出生率がだんだんと、回復してきた。そして、人口増加率は増えつづけた。

昭和42年のひのえうまの年を除いて、増えつづき、ついには、昭和46年〜49年の第2次ベビーブームを迎えた。

昭和48年は第2次ベビーブームの最盛期で、人口増加数は、140万人近い数となた。


 しかし、第2次ベビーブーム以後は、出生率は下がっていき、それに伴い人口増加率は、だんだんと減っていった。

平成14年の人口増加は約14万5千人で、人口増加率と人口増加数は戦後最低の数字となった。

現在も、人口増加数は減りつづけている。


 日本の人口は、1950年の時点で約8000万人 2002年の時点での、日本の総人口は約1億2700万人である。

約50年の間にかなりの人口が増えている。

世界的に見ても、日本の人口は、1997年の時点で第8位とかなりの上位である。


 日本という、小さな枠の中では、現在の人口は多すぎると思われる。

しかし、出生率の低下で、近い将来日本の人口は減少に転じることが、予想される。

第2次ベビーブ−ムの世代がすでに、現在、結婚適齢年齢にさしかかっているにも、かかわらず、出生率はぜんぜん上がらない。

もし、第2次ベビーブーム世代が出産適齢期をすぎると、もっと出生率は減るのではないかと、思われる。


 戦後の日本の人口の大きな特徴として、2つのベビーブームと、現在の出生率の低下の3つの大きな特徴がある。

この3つの特徴は今後、日本の人口問題に大きく関係してくる。

近い将来、もっとも、人口が多い代1次ベビーブーム世代が高年齢に達して人口の高年齢化が進むであろう。

そして、医学の進歩により、平均寿命は延びているため、ますます、この人口の高年齢化が進むことが考えられる。

そして、第2次ベビーブーム世代が老人になったときは、もっとすごい、人口の高年齢化が予想される。


(人文地理学序論 河上税 長島勝雄 大明堂 参照)(総務省統計局 日本国勢図会 中国情報局 海外移住情報EU加盟国編 世界国勢図会 以上のデータ参照)  


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