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2014年08月13日

Review6. どうして弾けなくなるの? 音楽家のジストニアの正しい知識のために












どうして弾けなくなるの? <音楽家のジストニア>の正しい知識のために








フォーカル・ジストニア

フォーカルハンド・ジストニア


音楽家にとって大切な滑らかな運動、

楽器を弾きたい、

唄いたいのに、

以前のように体が言うことをきいてくれない 

日常生活での動きはできるが

演奏時には 思いとは 違う動きをする 指...




フォーカルハンド・ジストニア

「 フォーカル・ジストニア 」、

この単語を聞いて、

ピンとくる方はいるでしょうか?




はずかしながら、

自分自身あまり認知はできていませんでした。




様々な視点で学ぼうと考えていましたが、

フォーカルハンド・ジストニア

について関心をもつには、

学校を卒業してから、長い時間がかかりました。










人によっては、

日本でも著名なシンガーソングライターの

ジストニアのニュースなどをきっかけとして、

認知をした方もいるかもしれません。



自分自身の場合、

このフォーカルハンド・ジストニアを

認知するきっかけとなったのは、

ピアニストの脳を科学する 超絶技巧のメカニズム




こちらの書籍に出会ったことでした。





脳の可塑性について、

世界的に臨床知見や研究が発表されているなかで、

単純に、運動などを繰り返し実施することの利点、

神経変化ばかりに目が向いていた自分に

気がづかされました。











実際に調べてみると、

フォーカルハンド・ジストニアに対する日本の文献は、

整形外科関連、運動麻痺や、

高次脳機能障がい、精神領域などの文献と比べると、

個人の主観的な意見ですが、

少ないと感じました。


また、

音楽演奏家の障がいに関する、

研究結果も

あまり公表されていないようでした。






その理由を自分なりに考えてみると、


1. 何も専門知識などが無い状態では、

  どのように説明したらいいか分かりにくい現象であり、

  相手に理解されにくいと予想される点、


2. 専門家でも、その不思議な現象に

 困惑するのではないか? という点、



3. 演奏者生命にかかわることでもあり、

 演奏者などの事情も考慮すると、

 あまり知られたくないのでは? と感じる点、



などを考慮すると、

世間では、

あまり認知されにくいものだと感じました。





そこで、

ピアニストの脳を科学する

の書籍内の、引用文献をもとに

海外の文献を猟集してみると、

以外にも検索されることに驚きました。


その中では、脳のこと、

特に大脳基底核の機能に着目して、

症状などの説明がされることが

多いように感じましたが、

はっきりとした方法論は

確立されてないのではないかと感じました。







「 日本語でかかれている書籍で、

  音楽演奏家のジストニアについて、

  学べるまとまったものはないのか? 」



と探していた時に、

たまたま、

見つけたのが今回書評させていただいた


どうして弾けなくなるの?
 音楽家のジストニアの正しい知識のために



の書籍でした。







この書籍では、

ジストニアの基本的な説明から、

その予防、治療例、事例の紹介、

法律および労働(*注:海外の話です)まで、

その概略がつかめる、

書籍ではないかと感じました。



また、

本書内の”日本語版の出版にあたって”の文章で、

2010年に偶然ヨーロッパでの学会場で無料配布されていた

という記載があり、

驚きでした。



今後、

少しでも、その理解がすすみ、

よりよい治療方法が

確立されればと思います。







@ どうして弾けなくなるの? <音楽家のジストニア>の正しい知識のために

どうして弾けなくなるの? <音楽家のジストニア>の正しい知識のために




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A 解決!演奏家の手の悩み―ピアノの症例を中心に

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 日本人医師による書籍。
 主にピアノ演奏家にフォーカスされています。
 
 よく遭遇しそうな事柄に対して、
 Q&A方式での説明や、適宜音楽に関するコラムをはさむ等の工夫があり、
 ペーシ数が87ページということもあり、初学者が挫折せずに学べる書籍ではないかと感じます。
 ジストニアに関する項目も取り上げられています。

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B 演奏を支える心と科学

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 楽器演奏に関する事柄を、科学的な切り口で説明しようとこころみられています。
 第6章音楽医学 −演奏家の健康を守るためにでは、局所性ジストニアについて取り上げられています。 

 難解な点もある書籍ですが、リアルタイム性が高く感情にも関わる楽器演奏に関する、
 身体運動や高次脳機能などに関して学びたい方には、よいのかも知れません。

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