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2017年12月17日
【東北中央自動車道】新規開通区間 栗子トンネルを通ってみました。
1.はじめに
今回は、かなり前になりましたが、東北中央自動車道の新規開通区間と走行したときの動画を紹介します。
2.東北中央自動車道の新規開通区間
東北中央自動車道は福島県相馬市を起点とし、福島市・米沢市・山形市・新庄市などを経由して、秋田県横手市で秋田自動車道に連結する総延長約268kmの高規格幹線道路です。
これまで、尾花沢新庄道路、東北中央自動車道(有料区間)、主寝坂道路、湯沢横手道路等、地味に一部区間が開通しました。
今回の開通区間は、福島大笹生インターチェンジから米沢北インターチェンジ間の35.6kmが平成29年11月4日(土)に開通しました。
中でも栗子トンネルは延長が8,972mもあり、東北地方の道路トンネルでは一番延長が長いトンネルです。国内では東京湾アクアトンネルに次いで5番目に長いトンネルです。以下に、東北地方整備局福島河川国道事務所のパンフレットの写しを添付します。
出典:福島河川国道事務所
出典:福島河川国道事務所
3.実際に走行した感想
新しい道路はやはり走りやすいです。走行時は雨が降っていましたが、何の支障もなく走行できました。
栗子トンネルは暫定2車線の高速道路であり、三陸自動車道のようなコンクリート製の中央分離帯はありません。ラバーポールが中央にちょんとあるだけです。この長いトンネルを9km弱も走行するのは少し恐怖を感じます。
長いトンネルだけあって、トンネルの側面には出口まで○kmという表記が描かれています。
この開通によって、米沢南陽道路が東北中央自動車道の一部区間となりました。米沢南陽道路は有料道路です。無料でも良いと思っていましたが、キチンと本線料金所が新設されていました。
料金所の形式は少し変更されています。今までは硬貨を篭の中に投げ捨てるタイプでしたが、自動販売機のようにコインを一枚づつ入れるタイプに変更されています。前のタイプの方が良かったです。
以下に、山形市側の南陽高畠インターチェンジから福島市の福島大笹生インターチェンジまでの車載動画を添付します。
栗子トンネル区間はここをクリック願います。
仙台から米沢方面に向かう際は、これまで山形経由の方が僅かに早く着くことができましたが、今回の開通により、福島ジャンクションまで東北自動車道を利用し、福島ジャンクションから東北中央自動車道を通った方が早いと思います。
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【宮城県気仙沼市】港町の防潮堤建設断念について
1.はじめに
今回は、宮城県気仙沼市港町に建設予定であった防潮堤建設断念したことについて、私見を含めてブログにまとめたいと思います。
2.気仙沼市の港町防潮堤建設について
県のこれまでの計画は以下のとおりです。
・港町の臨海道路(気仙沼市内唯一の4車線道路)沿いに海抜5.0mの高さ、延長460mの防潮堤を建設する事業
・海抜5.0mの高さはLevel1津波(頻繁に発生する津波)を想定した高さ
・防潮堤が建設される区間は、巨大な漁船が停泊している区間で、気仙沼の観光地の一つとなっているところです。
・かなり前から計画は決定されていましたが、地元の反対が根強く、事業がストップしていました。
これを受けて、県の新計画は、接続を予定した魚市場前の防潮堤(海抜5.0m、長さ約1.3q)を西側に180m延ばし、山につなげるものに変更するということです。
最近この付近を走行したときの動画を以下に示します。
フェリーターミナル→南気仙沼方面を走行したときの車載動画
下に防潮堤の位置を記載した図を示します。黄色がこれまでの計画、赤が新計画です。
平面でみても解りづらいので、GoogleEarthの3Dマップを用いて、海側からこれまでの計画案を表現してみました。標高の縮尺は3倍に拡大しています。
こうやってみると、防潮堤だけ建設されると、内陸から船や海をみることができませんね。かなりウザいです。山が迫っている場所なので、ホテルが建ってる場所に避難可能かと思います。
3.防潮堤建設断念についての私見
かつてあれだけの津波の被害を被りながら、地元の多数が反対している事業を無理に推し進める必要はないと思います。県の判断は妥当なのかなと考えます。景観云々を理由としていますが、本当に理由は2020年のリミットまでに事業が完了しないことが理由だと思います。
宮城県は、貧乏な県ですので、国からに補助金なしで事業を行うことはまずできません。
他にも地元が反対している事業、明らかに無駄な事業が無数に残っています。今年度中にある程度仕分けをして本当に必要な事業に絞った方が良いのではないかと思います。それにしても「誰が」この事業を行うことを決めたのでしょうか。
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