気ままに湯ったり

今年行った店から食べログランキング候補のレビューをば。

締め切りまでに眠気を堪えて上げるか・・・一度落ちたけどｗ

時系列でいうと、この前の（１）があるのですがそれはいずれ。



去年の終わり頃から今年の初めにかけて、何度か出張がありました。

東北新幹線で大宮駅まで来て・・

→上越新幹線に乗り換えて熊谷〜車で秩父方面まで行ったり

→あるいは新潟方面まで行ったり

→埼京線でさいたま市内の出先へ行ったり

→湘南新宿ラインで都内へ行ったり

といくつかパターンはあったのですが、いずれも大宮がハブとなる訳で。

せっかく大宮にはいい店がたくさんあるので、情報を収集して街へ繰り出してみたのでした。



2013年11月下旬、この日は後輩と二人でさいたま市内へ出張。

仕事をサクッと終わらせてまだ明るいうちに大宮駅で後輩とはバイバイ〜

彼は彼で行ってみたいところがあるらしい。

ヤツもB型だし、ツルんで歩くのもしんどいだろう。

まあおかげで僕も一人自由行動ができる訳で。

しばらく街を歩いて時間をつぶし行ったところは



角打ち　酒屋の隣
埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-403
Tel 048-664-0622

一度角打ちというのを体験してみたかったのよ。

建屋は倉の中にまんまカウンターを付けた感じ。





BGMはジャズが流れる大人〜な感じ。

本来の意味での角打ちとはちょっと違うっぽいが、酒屋直営のメリットを生かして珍しい酒も味わえるらしいです。

だって「酒屋の隣」だもん。



そう、角打ちといえば日本酒というイメージですが、



カウンターの上から何という訴求力(*´Д｀)

まずはビールからいってみますか。



白穂乃香（600円）

クリーミーな泡。酵母が入ってるせいか少し濁ってる。

原料は小麦とな？旨いビールだ。

合わせるのはポテトサラダ（400円）

オーソドックスなポテトサラダにいぶりがっこの細切れが乗ってる。

いぶりがっこ大好き♪



よし、酒１杯に肴１つでいこう。

次は日本酒、玉川　山廃純米生原酒（350円）



「手に持たず口を持っていって下さい」と女将さんが一升瓶からなみなみと注いでくれる。

いい表面張力だ。

言われた通りこぼさぬよう水飲み鳥で迎えに行くと〜

口当たりちょっと甘いかな、でも徐々にいい香りが鼻の奥に届きます。

合わせたのはいなだ刺し（400円）



周囲を窺う感じではまったりと過ごすお店みたいだけど、初めての店で勝手が分からないのと、腹も減ってるんで(^_^;)

そこそこ酔ったんで店を出て食事に行く事にしました。



2度目の訪問は2013年12月中旬。

新潟からの新幹線内ではこの店の事をずっと考えてた。

今日は何を飲み食いしようかな。

5時ちょうどに入ったら口開けの客だった。

今日は雨だし街に人は少ないのかも。

新潟は大雪だったのに。





さて・・

今回も白穂乃香から。



右上に小銭が見えますが、ここの会計はキャッシュオン式。

角打ちらしく１品毎にお支払いです。

今日も白穂乃香は泡細かくシルキーな口当たり。

最初のアテはいぶりがっこのクリームチーズ（300円）

いぶりがっことクリームチーズ、これは意外な組み合わせ。

いぶりがっこの方がちょっと風味があるかな。旨い。



合鴨ロースト（600円）はちょっと甘いたれがかかっていて、カラシを付けて食べたら旨かったです。



２杯目はどれにしよう



直感的に縁がありそうと思った冷酒、龍力（たつりき　400円）を。



アテは丸干しイカの炙り（300円）

龍力は辛口で口に含むとすぐカ〜ッとくる旨い酒。

スキッと切れ味いい酒です。

小ぶりの丸干しイカ、いい香りが漂います。

炙ったワタの香り。

しみじみ飲んで八代亜紀です。



ああ旨かった。

17:45、これ以上飲むと次に差し支えるのでやめておいた。

つまみは一つ手を加えているが軽いものばかり。

飲むのも軽く、となりますね。

その辺が角打ち風かな。

ジャズが流れるおしゃれな空間。

女性でもサッと来てサッと飲んで帰れる店と思います。



3度目の訪問は2014年1月下旬。

この日も新潟からだけど、ちょっと遅くなって着いたのは6時過ぎ。

先客は１、２、・・７人か。

仕事帰りの人たちが盛り上がってんな〜

こういう使い方ができるとうらやましい。

こちらは毎度の白穂乃香と刺身3種盛り合わせ（600円）でラウンド1、ファイッ！

無濾過、白く濁る酵母。

繊細な味わいは小麦ゆえか。

隣は常連さんらしき中年夫婦。(いいなあ)

女将と気さくに話しつつ自家製どぶろく頼んでた。

どぶろくか、いいな。

今日はつまみが来るまでに時間がかかる。

ちょっと間延び。

ビールをちびちびとやって間をつなぐ。

というか一人だしぶっちゃけ落ち着かない。

なかなか刺身来ないし手持ち無沙汰で。

最初の一品の選択間違ったか？

催促したら「すみません」と物腰柔らかく女将。

ちょっと和んだな。





注文から20分、やっと揃った。

鰆、メジマグロ、ホタテ。

ホタテ、メジマグロ、共に新鮮で旨し。

鰆、意外と脂乗ってるね。



酒肴タイミングずれたけど第２ラウンド！



さっきから壁に貼ってあった↑が気になってたし、隣夫婦のどぶろく注文を聞いたらどうしても飲みたくなって。

十二六どぶろく（300円）とサーモン酒盗かけ（500円）



表面張力を水飲み鳥で頂く。

甘味と酸味がいい。

こりゃ飲み口よくて何杯も行けそうだわ〜

言うなればちゃんとアルコールの入った生の甘酒、ってところかな。

ポスターにある「甘酸泡楽」は伊達じゃなかった。

後から一人で来たお爺さんがこれ一杯だけ飲んで帰った。

わざわざ来て飲んで帰る、そのくらい価値のあるものなのでしょう。



サーモン酒盗かけ、酒盗の塩気がサーモン刺身に合う!

その名の通り胃袋にいくらでも酒盗まれるようだわ。

できれば日本酒合わせたいけど、そろそろ間が持たなくなってきた。

酔ってきたし何杯も飲む余裕がない。

という訳で〆の一杯いきますか。



バナナ梅酒（300円）

バナナ味の入った梅酒です。

日本が世界に誇るリキュール、こんなアレンジもいいんじゃないヽ(・∀・)ノ

ショートスタイル、オンザロックだ。

ゆっくり味わおう。

氷が溶けてきたら甘さとアルコールの角が取れていい感じになってきた。



改めて思う。

ここは落ち着いて酒を味わう酒場なんだな、って。

これ以降一度も行けていないのが残念です。



ああ、また少し酔いが回ってきた。

引き上げていつものところへ行ってみるかな。


ヽ( ･∀･)ﾉ

角打ち 酒屋の隣 （居酒屋 / 大宮駅）

夜総合点★★★☆☆ 3.8

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