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2017年11月25日

事情聴取を真っ向拒否 貴乃花親方は相撲協会「脱退」必至

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そもそも協会から給料をもらっている立場(C)日刊ゲンダイ

事情聴取を真っ向拒否 貴乃花親方は相撲協会「脱退」必至
日刊ゲンダイ2017年11月25日

日に日に新たな証言者が出るなど、いよいよ混沌としてきた日馬富士の殴打事件。23日は貴ノ岩の「日本の父」なる人物がワイドショーに匿名で登場し、あれやこれやと語っていた。

 そんな中、相変わらず周囲のクビをひねらせているのが貴乃花親方(45=元横綱)の言動だ。被害者である貴ノ岩から話を聞きたいという相撲協会の事情聴取の要請に「協力できません」と、かたくなに拒否している。

 あくまで貴乃花親方が自身の主張を曲げないのであれば、行き着く先はひとつしかないだろう。本紙でコラム「戯作者の難癖口上 さあさ、お立ち会い」を連載している松崎菊也氏が、23日付の紙面で「新日本相撲協会と全日本相撲協会に分裂する正夢」と書いた団体分裂がそれだ。

 松崎氏が言う。

「おそらく貴乃花親方は『このままでは相撲協会はダメだ』という思いがふつふつとあったのでしょう。どんな団体でも、分裂するときは『この人とはやっていけない』『この組織はダメだ』という思いが引き金になるもの。ここまでくれば、ファンも貴乃花親方が協会と和解するとは誰も思いませんよ。貴乃花親方の思惑は別にして、『殴られたのはこっち。だから警察に任せている』という主張は組織としてはともかく、筋論としては間違ってはいない。当然、貴乃花親方から謝罪するとは思えないし、協会も『わかった。次の理事長はおまえにするから矛を収めてくれ』なんて言うはずがない。本当に相撲協会が分裂するかもしれません」

そもそも貴乃花親方は2016年の理事長選直後から、「職務放棄」が問題視されていた。理事として出席すべき行事に参加せず、今回の件でも協会をないがしろにしている。貴乃花親方が現体制と対立しているのは事実としても、だからといって、職務を放棄していいことにはならない。

 ビジネス評論家で好角家の菅野宏三氏は「その意味では貴乃花親方は間違っています」と、こう続ける。

「企業でもそうです。出世争いに敗れたとしても、組織の一員である以上は会社のために協力はすべき。まして相撲協会は公益財団法人で、貴乃花親方は理事。一般企業ならば取締役に当たる立場です。たとえ理事長選で負けたとしても、終わればノーサイドじゃないですか。今回の暴行事件で警察に被害届を出すこと自体は問題ないにせよ、なぜその前に協会に報告しなかったのか。さらに協会の調査にも協力できないと言っている。現在は一般企業でも透明性が重視されている時代です。調査に協力できない理由があるならば、それをファンにもわかるようにきちんと説明する義務がある。もし、それすらも嫌だと言うのならば、組織を離れるしかないでしょう」

 貴乃花親方に自分なりの理想があるというならば、相撲協会にこだわる必要はない。新しく相撲団体をつくり、協会を見返すくらい良い組織をつくればいいだけの話だ。

タグ:相撲
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