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posted by fanblog

2017年09月22日

パタ話(15)フィガロの正体、言っちゃいます!パタリロの深いい話言っちゃいます!

みなさんこんにちは。
ナツノナカノです。

今日のピックアップ巻は76巻です。
前回が75巻で今回は76巻…。
ちゃんとパタリロの傑作をチョイスしてるのか…と言われそうなのですが。
このブログを書くにあたって手に取って読んでいると、結局どれもこれもご紹介したくなっちゃうのですよ。

あっでもやっぱりタイトル通りですね。
パタリロの傑作選なんて決められない話、略して「パタ話」ですからww

まずは76巻の収録作品を見て見ましょう。



〇妖怪の国
〇いわゆる本格
〇踊る死体
〇カラクリ
〇ヤミキン
〇哀愁のチェンジアップ
〇毒を食らわば


まずご紹介したいのが
「哀愁のチェンジアップ」ですね。
このブログの最初の方から、フィガロが出てくるお話を紹介したのですが今回も大活躍します。
フィガロが。大天使様が。
えっ?

今まではなんとなくベールをかぶせてお話してましたけど、この際言っちゃいます。

フィガロの正体は“天使長ミカエル”です。

大天使様ですよ。
ちなみに川原泉先生の「笑う大天使(ミカエル)」とはなんも関係ありません。

同じ白泉社ですけれども。


なぜ、マライヒとバンコランの元へ子供としてやってきたのか…は「パタ話(5)」でご紹介した59巻をご覧ください。
「パタ話(5)〜水色のジュリアン〜」

で、今回はパパであるバンコランを助けるために大活躍します。
しかもマライヒの精神波をあびた事で、美少年に成長してしまうのです。
美少年のフィガロを息子とも知らず、口説きに入るバンコラン。
だめなパパですね。
しっかしフィガロは美青年でほんとに素敵です。
残念な事に事件が終われば赤ちゃん姿に戻っちゃうんですよね。
もう少し堪能したいもんです。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ところで、76巻を読んでいて久しぶりに感動で涙腺を緩ませてしまいました、
それが「ヤミキン」です。


「ヤミキン」
ヤミキンの悪質な取り立てが問題になった頃の作品ですね。
いつものんびりムードのマリネラに、ついに闇金業者が現れます。
被害にあったのはマリネラ商店街の魚屋、金蔵。
タマネギが調査をすると、その闇金業者とはパタリロだったのです。
なぜそんな事をしたのか問いただしても、絶対に口を割らないパタリロ。
しかもタマネギたちに拷問までされてしまいます。
それでもかたくなに理由を言いません。
あげくに監禁されていた牢屋からも逃げ出してしまいます。


すぐにパタリロの身辺調査を開始したタマネギたち。
金蔵の他にもパタリロに100万円をだまし取られた人が30人もいることが判明します。
ところがパタリロはそのお金を国外に送金していることがわかりました。
その送金先とは、S連邦から独立したばかりで内戦の続くアビバニスタンという国の個人の女性宛てでした。


早速その国へ飛ぶタマネギ。

そしてタマネギたちは驚きの光景を目にします。
掃除夫だと身分を偽ったパタリロが、闇金業者にぼこぼこにされているのです。
実は、パタリロの父であるヒギンズ3世が若い頃に大変世話になった女性の娘が、この治安の悪い国で貧しい子供たちのために学校を開いていたのです。
そしてその女性は現地の闇金業者にお金を借りて大変な事になっていました。
パタリロは自分の父親が受けた恩を返そうと、マリネラで闇金をして金を稼ぎこの女性にお金を送っていたのです。
しかし、最後のお金(金蔵からだまし取ろうとしていたお金)をタマネギに妨害され、送金出来なかったんですね。
男の筋を通すために、だまって闇金業者に暴力を振るわれているパタリロを助けるためにタマネギたちは動きます。
闇金業者をたちまち袋叩きにし、さらに黒幕がいる事を白状させるのです。
「手を出すな!これはぼくの問題だ」と言うパタリロにタマネギたちは、
「殿下をぼこぼこにされて引き下がれませんよ。殿下を命をかけてお守りするのがわれわれの仕事ですから」
そう言って黒幕をつぶしに早速日本へと旅立つのです。

その後ろ姿を見ながら、パタリロは「…いい部下を持った」と涙をこぼすのです。

パタリロとタマネギの関係は基本、国王と奴隷扱いの武官なのですがww

でも、こういうお互いを思いやるような作品はいくつかあります。

だからやめられないんですよね。
パタファンを…。

みなさんもぜひ読んでみてください!


あぁやっぱり漫画って面白い!
次回もパタリロ!


2017年09月21日

パタ話(14)パタリロ秘話!〜増刊号が出た〜

みなさんこんにちは。
ナツノナカノです。

さて、今日は昨日からご紹介しているパタリロ!75巻についてお話を。
この75巻に収録されている作品はこちらです。

〇怪奇倩々女(かいきけらけらおんな)
〇ナルキッソス
〇食戦士
〇パタリロ娘
〇ぼったくり大使館
〇ベビーパタリロ
〇猫耳少年
〇パタリロ秘話

「パタリロ娘」と「ぼったくり大使館」については前回さらりとご紹介しましたね。
今日、取り上げるのは「ベビーパタリロ」と「パタリロ秘話」です。

実はこの2作品は通常の「別冊花とゆめ」「ザ花とゆめ」ではなく「別冊花とゆめ増刊号」の中に収録されています。
それがこちら。

pata1.jpg

厚さ45ミリもある大ボリュームです。

pata2.jpg

中身は魔夜先生を囲んだ座談会、小銭銀はがしテレカプレゼントなどがあり、今回の75巻に収録されている2作品の描き下ろし。
そしてパタリロの初期作品「美少年キラー」から「スターダスト」まで6作品。
あとはパタリロではない妖怪作品「吸血インスペクター」「妖怪女妖観音」。

更にあの!「ガラスの仮面」を描いている美内すずえ先生のゲストコミックが載っているのです。
そこには美内先生が旅館でカンヅメになっていたところに、魔夜先生がアシスタントで現れたエピソードが!

魔夜先生が白いスーツと白いネクタイ、黒のシャツ、さらにサングラス姿だった様子などが面白く描かれています。
魔夜先生をアシスタントで使う美内先生…もう大御所すぎて、なんだか想像もつきませんよww

そして「ベビーパタリロ」ではパタリロが誕生した際の祝賀式典での騒動が描かれています。
「ベビーパタリロ」
パタリロが生まれ、マリネラでは祝賀式典の準備が進んでいます。
たくさんの著名な招待客が訪れる中に、魔法使いの一団もいました。
ところが衛兵隊長が“闇の魔道士”には招待状を出さなかったことから、それを恨みに思った魔道士から「災厄」の贈り物を予言されてしまいます。
実は魔道士にとっての災厄とは死を意味するのでした。
宮殿内は騒然となりますが、実は生まれたばかりのパタリロもそれをしっかり聞いていました。
生まれたばかりでも天才パタリロです。
すぐに行動を起こし、図書室で魔道士に関する書物を読み漁り、見事魔道士を打ち破るのでした。
元々天才のパタリロなのですが、生まれた時に魔法使いたちに金運や体力、才能などの贈り物をされていたので、更に大天才となっていたのですね。
なるほど〜。
そして「パタリロ秘話」は魔夜先生のエピソード漫画ですね。
パタリロやバンコランやマライヒの名前の由来などについて、先生自身が語られています。
当時の設定資料の絵なども載っていてとっても興味深いですよ。

私はこのパタリロ!増刊号が売られているのを見た時、本当に嬉しかったんです。
大好きなパタリロ!が雑誌みたいな大ボリュームで出版される。
それはきっと全国にいるファン共通の嬉しい思い出だったと思います。




あぁやっぱり漫画って面白い!
次回もパタリロ!

2017年09月20日

パタ話(13)万年娘!碓氷峠の撞木娘!雪娘!あなたの知っている娘はどれ?

みなさん、こんにちは。
ナツノナカノです。

今日のパタ話(パタリロ!の傑作選なんて決められない話)なんですが、ここはどうしても75巻の中の話をちょっとさせてください。



えーと、まず75巻の中の「ぼったくり大使館」
パタリロをてんてこまいさせる、三河屋の少年が出てくるんですが。
お話自体も非常に傑作で、そうして更に出るんですよ。
一コマ。
パタリロの青年姿が。
普通の美青年ですよww
でも、性格なんて絶対変わらないだろうから、きっと大人になっても相変わらずなんでしょうけどね。

で、あとは「パタリロ娘」ですね。
マリネラ王家親族会議において、パタリロにそろそろ嫁を…という話になり、同じ年頃の女の子に免疫のない殿下に女の子慣れをさせよう!という事になるのです。
そしてマリネラに呼ばれたのがロリコンヒューイットです。
アメリカCIAの凄腕エージェントでありながら、ロリコンをこじらせすでに変態の域に達してしまっているヒューイット。
10歳前後の女の子をマリネラに集め、パタリロ娘なるものを作りパタリロの女の子に対する免疫をつけようという陣頭指揮をとるのです。
そこへ現れたのが妖怪「万年娘」
そしてヒューイットはロリータ戦士、ヒューレンジャーとして戦うのですが…。
バンコランの美少年好きよりも、どうしてもヒューイットのロリコン道は、漫画の中でも冷たくあしらわれがちですね。
扱いがぞんざいというか。
ま、それも納得の変態っぷりなんですが。

ところでみなさん「万年娘」ってご存知ですか?
ヒューイットの回想に出てくるんですが、ロリータ道に仇敵あり。
「雪娘」「碓氷峠の撞木娘」「万年娘」の三悪なり、という尊師の言葉があるんですよ。

で、私その三人娘が気になって調べてみたんですが。
「万年娘」は“国立国会図書館デジタル版”でも見られる書物にも載っていました。
リンク貼っておきます→ http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/888291

私はまだちゃんと読んでいないんですが、中見出しに「悪鬼夜行く」と書いてあるので、なかなかにおどろおどろしいお話なのではないかと思うんですよ。
きっと若い男のエキスを吸って生きる女のような、そんなイメージなんですが。

そして「碓氷峠の撞木娘(しゅもくむすめ)」
碓氷峠は旅行に行くときにたびたび通るなじみ深い場所なんですが、そんな妖怪が出るイメージがなかったんですよね。
でもどうやら「江戸妖怪カルタ」にその存在は載っているらしいのです。



なんと古い。
歴史のある妖怪なんですね。
ちなみに撞木とはお寺などで鐘をたたくT字型の棒の事らしいです。
そして「碓氷峠の撞木娘」ちょっと検索したら画像が色々でてきました。

第一印象は「みうらじゅん!」(笑)

みうらじゅんさんの自画像のあの感じに似ている…。
みうらじゅんさんも非常に多才な方で尊敬しているんですよ。
で、撞木娘ですがまさに撞木のかたちのお顔ですww

「雪娘」は色々伝承のある東北地方の民話に出てくるようです。
私はもともと民話とか妖怪とか好きなんで、これを機にもっと色々調べてみたくなりました。

どうですか、パタリロ!って色々な事を教えてくれますよね。
みなさんもぜひ読んでみてください!

万年中2娘jpg.jpg



あぁやっぱりパタリロ!って面白い。
次回は75巻と関わりのある「増刊 パタリロ!」についてお話したいと思います。
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みなさん、こんにちわ。 在宅ワーカーのナツノナカノです。 Photoshop,IIlustrator,shade13を使って 画像を合成したり、 こねくりまわしたりしております。 最近、CLIP STUDIO PAINTを導入して イラストが描きやすくなりました。 拙文、拙絵ですが どうぞよろしくお願いいたします。 Amazon.co.jpアソシエイト
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