2015年05月26日
【タバコ・禁煙知識57】 禁煙うつ・禁煙ブルー 禁煙で気分の落ち込みの症状と原因と対処方法は?
最近コメントにも頂いていたのですが、禁煙によって生じる、焦燥感、気分の落ち込み、元気がなく何事も楽しめない、ボーッとしている等の禁煙うつ・禁煙ブルーの症状になる方は、意外と多いのではないかと思っています。
禁煙うつの症状、原因、全ての方にあてはまるかは分かりませんが、私がとった対処方法をご紹介します。
禁煙うつの症状
- 中途覚醒や早期覚醒の睡眠障害
- 食欲減衰や増加
- 無気力や焦燥感の抑うつ気分
- 思考力・集中力・決断力・判断力の欠如/低下
- 興味がわかない・楽しめない
といった、通常のうつ病と同様な症状がみられることがあります。
ただ単にタバコを吸わなくなっただけなのに、そんなことが本当に起こるかと疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、本当に自分自身ではそんな気持ちではないと思っていても、なぜかなってしまいます。
これは自分で、自分がどうなってしまったのか分からないほどの状態になる場合もあります。冷静な判断ができる時に対処するべき状態です。
禁煙うつの原因
以前の記事でご紹介した、ニコチンはどうして依存症にさせるのかのなかでの話で、ニコチンを供給するとドパミンの分泌をするのですが、それが常習化することによって、自分自身で脳内物質のコントロールができなくなることに起因して、うつの症状を発生させるようです。
今までニコチンを取り込むことによって分泌されていた脳内の神経伝達物質が、禁煙をすることによってニコチンが供給されない状態になり、バランスが崩れ、脳内のコントロールが不能となることから発生する説があります。
これは分かりませんが、タバコを再度吸い始めたら、気分の落ち込みがなくなり、回復したというのも多く聞く話です。
禁煙うつの対処方法は
禁煙外来に通院されている方は、医師に相談して薬を処方してもらうこともあるようですが、これは私の考えだけにはなりますが、私はそれは選択しませんでした。
規則正しい生活をして、早起きをして日光を浴びる、軽いリズム運動を行う、食生活も規則正しくし、ストレスが過度にかからない生活を送ることをするようにしました。
しかしながら、気分の落ち込みや焦燥感はなかなかぬぐえず、ある個人の方のブログを参考にしました。
タバコを吸うことで、ニコチンを過剰に供給していたものを急激にやめると、離脱症状の影響が大きくなる、徐々に減らすことが大切だという旨の記事を読みました。
だからといって、タバコの本数を減らせばいいかというわけではなく、タバコのように煙から肺経由でニコチンを供給すると、一気に大量のニコチンを体内に取り入れるので、ニコチンをゆっくりとりいれて、それの量を徐々に減らしていくことが必要だとのことです。
何をすればよいかというと、ニコチンガムやニコチンバッチのような禁煙補助薬で、ニコチンの供給をすこしづつ、減らしていくことが大事だということです。
私はどうしたか
私の場合は、最初は全く禁煙補助薬は使っておらず、タバコをパッとやめて過ごしていました。強烈な吸いたい気持ちが過ぎてからは、だいぶ調子が良かったのですが、禁煙二ヶ月弱で、気分の落ち込み、焦燥感、不安感、睡眠途中で目を覚ます中途覚醒、朝早く目が覚めてしまう早期覚醒の症状がでてまいりました。
これはまずいと思い、藁をもすがる思いで、普通の町のドラッグストアでニコレットガムを購入して、1粒を2つに分けて(説明書上はやらないでと書いてあります)、半分づつ、ゆっくりと噛むようにしました。
気持ちの問題なのか、睡眠障害もよくなり、気分の落ち込みが少なくなっていきました。
あとは気分の落ち込みも回復していき、二ヶ月ぐらいでニコレットガムも噛まなくても大丈夫な状態にはなりました。
人によっては出る症状や、効果もさまざまになると思いますので、全ての方にあてはまり、改善するかどうかは分かりませんが、ひとつの手段としては効果があるのではないかと私は思います。
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