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2021年03月06日

【女絵】おんなえ


語釈
古物語の類(たぐい)に取材(しゅざい)した大和絵(やまとえ)か。男絵・唐絵(からえ)に対するもの。

枕草子より
【こころゆくもの】のページ参照

図書
『枕草子』竹下政雄著



NHK100de名著U-NEXT




posted by mukashinokotoba at 22:35| Comment(0) | あ行

2021年03月01日

【白馬の節会】あおうまのせちえ


語釈
一年中の邪気(じゃき)、災害(さいがい)をさける行事(ぎょうじ)

一月七日のわかなつみとおなじ日に、宮中でおこなわれた行事。すでに万葉(まんよう)時代からあったらしく、大伴家持(おおとものやかもち)は

「水鳥の 鴨(かも)の羽の色の青馬(あおうま)を 今日(きょう)見る人は かぎりなしといふ(う)」

とうたっている。

白馬(あおうま】のページ参照

図書
『枕草子』竹下政雄



posted by mukashinokotoba at 13:47| Comment(0) | あ行

2021年02月23日

【市子】いちこ


語釈
江戸の町で、降霊術(こうれいじゅつ)で占う女占師(おんなうらないし)のこと


絵でみる江戸の町とくらし図鑑より
江戸の庶民(しょみん)の生業(なりわい)のひとつ。女衆(おんなしゅう)にたいそう人気で、長屋(ながや)で商(あきな)いをする者や、出向いて商いする者がいます。占う内容は今日(こんにち)と変わらず、男運(おとこうん)と健康のことが主です


図書
『絵でみる江戸の町とくらし図鑑』善養寺ススム 絵・文 江戸人文研究会 編


絵でみる江戸の町とくらし図鑑 時代小説のお供に [ 善養寺ススム ]











posted by mukashinokotoba at 21:13| Comment(0) | あ行

【いぎたなき】


語釈
寝坊(ねぼう)のような


枕草子より
(春のうぐいすについて)
よるなかぬのもいぎたなき心地すれども、今はいかがせん。夏・秋の末まで老いごゑ(え)に鳴きて、「むしくひ(い)」など、ようもあらぬ者は、名をつけかへ(え)ていふ(う)ぞ、くちを(お)しくくすしき心地する。それもただ、雀(すずめ)などのや(よ)うに常にある鳥ならば、さもおぼゆまじ。春なくゆゑ(え)こそはあらめ。

うぐいすが夜鳴かないのも、寝坊のような気がするけれども、今さらとやかくいってもしょうがない。夏から秋のおわりまで老(お)いぼれた声で鳴いているのを、「虫食い」などと、教養(きょうよう)もない連中が、名まえををつけかえていっているが、それがざんねんでいやな気持ちがしてならない。それもただ、すずめみたいにいつもいる鳥であれば、そのような気持ちにもならないであろう。そういう気持ちになるのは、うぐいすが春鳴く鳥と思っているからであるにちがいない。

図書
『枕草子』竹下政雄著








タグ:いぎたなき
posted by mukashinokotoba at 09:46| Comment(0) | あ行

2021年02月21日

【あはれ】あわれ


語釈
しみじみとしたおもむきがあること


枕草子より
秋は夕暮(ゆうぐれ)。夕日のさして山のはいとちか(こ)うなりたるに、からすのねどころへ行くとて、みつよつ、ふたつみつなどととびいそぐさへ(え)あはれなり。まいて雁(かり)などのつらねたるが、いとちひ(い)さくみゆるはいとを(お)かし。日入りはてて、風の音むしのねなど、はたいふ(う)べきにあらず。

秋は、夕暮れがいい。夕日がまわりを赤くそめながら山の端(は)にしずみかけようとしているころに、からすが寝(ね)ぐらに帰ろうとして、あっちから三羽(ば)、こっちから四羽、また二羽三羽といそいで飛んでいく姿までが、しみじみとしたものを感じさせる。まして雁(かり)などが列(れつ)をつくって飛んでいく姿が、夕空にとても小さく見えるのは、ほんとうに秋らしい。日がとっぷりと暮れてしまって、風の音や虫の音(ね)などが聞こえてくるのは、なんとも言いようがないものだ。

図書
『枕草子』竹下政雄著







タグ:あはれ
posted by mukashinokotoba at 20:22| Comment(0) | あ行

2019年12月05日

【小倉百人一首】おぐらひゃくにんいっしゅ


藤原定家(ふじわらのていか)が選んだと言われているもの

(藤原定家は正しくは「ふじわらのさだいえ」と言います)

元々は「小倉山荘色紙和歌」とか「嵯峨山荘色紙和歌」と呼ばれていた

図書
『百人一首物語』司代隆三著










タグ:百人一首
posted by mukashinokotoba at 19:46| Comment(0) | あ行

2019年11月23日

【うなゐ(い)こ】うないこ


語釈
幼な子。子ども。

西行の和歌より

うなゐ(い)こすさみにならす麦笛の 声におどろく夏の昼臥(ひるぶ)し

意味
「幼な子が戯れに吹き鳴らす麦笛の音で、夏の昼寝の夢が覚めたよ」

図書
『西行・実朝・良寛和歌集』栗山正好著






タグ:西行
posted by mukashinokotoba at 05:00| Comment(0) | あ行

2019年11月18日

【偃鼠】えんそ


語釈
どぶねずみ、又はもぐらのこと


松尾芭蕉の俳句より
氷苦く 偃鼠が咽(のど)を うるほせり

「この草庵にわび住まいしている自分はどぶねずみのようなものだが、買い置いた水もじき凍るこの冬にはその氷の苦いかけらで咽をうるおしている」


図書
『奥の細道・芭蕉句集』斉藤善門著






NHK100de名著U-NEXT



posted by mukashinokotoba at 05:00| Comment(0) | あ行

2019年11月03日

【いらせたべ】


語釈
どうぞいらっしゃい


松尾芭蕉の俳句より
『月ぞしるべ こなたへ入らせ旅の宿』

「旅の方よ、宿が無くてさぞお困りでしょう。今夜のこの明るく美しい月が道案内です。どうぞこちらへいらっしゃって、私のところへお泊り下さいな。」(季語は「月」で秋)

「入らせ旅」「いらせたべ」をきかせている


図書
『奥の細道・芭蕉句集』斎藤善門著(1977年出版)

この句は現在わかっている句の中では二番目に古いもので、芭蕉(宗房)二十歳の時の作。藤堂家へ出仕した翌年。主人の蟬吟(せんぎん)が、貞門(ていもん)の北村季吟(きたむらきぎん)について俳諧を学んでいた時で、この句も貞門流なので、宗房(芭蕉)も主人とともに季吟について学んでいたと思われる
(「奥の細道・芭蕉句集」より)




posted by mukashinokotoba at 06:00| Comment(0) | あ行

令和五年
西暦2023年
師走(しわす)【十二月】



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