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ハインツ・グーデリアン
ハインツ・グーデリアン Heinz Guderianの生まれ変わり、もち冗談です。 ドイツ軍マニア、ミリタリー好きです。
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2010年05月04日
軽駆逐戦車ヘッツァー
軽駆逐戦車ヘッツァー Jagdpanzer 38(t)

3号突撃砲を生産していたアルケット社の工場が爆撃され、突撃砲の急場の代替車輌として生産されたのが4号突撃砲と本車ヘッツァーである。
4号突撃砲が歩兵の攻撃支援や対戦車戦闘など3号突撃砲の機能をそのまま代替させた車輌だが、ヘッツァーは機動力を持たせた装甲対戦車砲として計画された。
車体は38(t)戦車ではなく、試作されたが量産されなかったneuer Art偵察戦車の車体が流用された。
38(t)と似ているが全く別の車体である。
48口径の75ミリ砲を搭載し、スターリン重戦車の前面装甲以外は貫徹できる火力と、傾斜した60ミリの前面装甲を持っていた。
小型軽量で外観の印象からは機動力が良さそうに見えるが、エンジン出力が160馬力しかなく機動力は以外と低い。
また面積あたりの接地圧はティーガー1より高く、泥濘地での行動はティーガー1より劣っていたという。
1944年4月から量産が開始され、主に歩兵師団の戦車駆逐中隊に14輌程度が配備されていった。
稼働率が高く、歩兵部隊の戦闘指揮官はヘッツァーを貴重な機動力を持った装甲戦闘車輌として投入したがったが、そのような運用を行えばたちどころに欠点が露呈する結果となった。
ヘッツァーは視界が狭く、路外機動性も低いため歩兵の攻撃支援には向かなかった。
3号突撃砲は歩兵の攻撃支援に威力を発揮した車輌だったが、ヘッツァーはこの点では3号突撃砲の代替にはならなかった。
ヘッツァーは火力と適度な装甲を持った移動対戦車砲であり、待ち伏せなどの防御戦闘にのみ威力を発揮した。
防御戦闘の場合でも本車の射角は狭く、単独で使用した場合は射角を確保するためエンジンを常にかけておく必要があり、敵に発見されやすかった。
ヘッツァーが本領を発揮するには防御戦闘で、最低でも小隊単位で運用し、互いに射角を補いパック・フロントのような戦術をとった場合、威力を発揮した。
安価(4号戦車の半額くらい)で量産しやすく、稼働率のよいヘッツァーは防御戦闘が主流となった戦争末期では最重要生産車種に選定され、1944年から終戦までの1年間に2584輌が生産されている。
名称のヘッツァー(Hetzer)は独語で「狩りの勢子」という意味。
勢子(せこ)とは狩猟で鳥獣を狩り出したり、逃げるのを防いだりする人夫のこと。

you tubuのヘッツアー映像

<ヘッツァー駆逐戦車>

全長:    6.27m
車体長:   4.87m
全幅:    2.63m
全高:    2.17m
全備重量: 15.75t
乗員:    4名
エンジン:  プラガAE 4ストローク直列6気筒液冷ガソリン
最大出力: 160hp/2,800rpm
最大速度: 42km/h
航続距離: 178km
武装:    48口径7.5cm対戦車砲PaK39×1 (41発)
        7.92mm機関銃MG34またはMG42×1 (1,200発)
装甲厚:   8〜60mm









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