2017年01月30日
中学生になったけど歯列矯正はどうする?
中学生になりました
さあ、中学生になりました。 もう永久歯ですよね。 |
歯並びは?というと、
下の歯はきれいに並んでいますが、
上の歯は前歯2本の隣の歯、左右2番目の歯が1番目の歯の裏に少し重なってしまっています。
いわゆるゴウセイという状態です。
上あごの幅が足りなかったようです。
ごめんなさい。私の遺伝です。
(パパはあごガッシリタイプで歯並びがいいんです)
ここで、やっぱり小さいころから矯正歯科に通っていれば良かったのかな?とも思います。
矯正歯科では、あごの成長を促進する器具があります。
これによって、あごを広げ、歯が並ぶスペースを作ります。
そのほうが抜歯しないでも、いい歯並びを目指せるなどの利点があります。
ただ、私の場合、子どもが小学生のころ歯列矯正について調べすぎてしまって・・・
矯正で顎関節症になった症例なども見てしまったので気になってしまいました。
歯のスペースが足りなそうだと思った時も、その治療をする決心がつきませんでした。
結局、自然の成長で歯並びが悪くなってしまったら治すかを考えようというところに落ち着いていました。
さて、歯並び・・・結局悪かったですね。
でも、かみ合わせに問題は無さそうだったので、特に意識することも無く、
忙しい中学生の生活は過ぎていくのでした。
歯列矯正を決心した出来事
親子して、おっとりというかのんびりというか、まあ、よく言わせていただければ、そんな性格なので、日々深く考えずに過ごしておりました。 ところが、「やっぱり歯列矯正を始めなくちゃ!」と思った出来事があったのです。 |
ある日、息子が「奥歯が曲がって生えている」と言ったのです。
表からは見えない下の奥歯です。
見てみると、内側(顔の中心方向)に倒れるような感じで生えています。
噛みづらいのだそうです。
見た目だけならね・・・という私の自分自身への言い訳も効かなくなりました。
この言葉に背中を押されました。
子どもと歯列矯正の話し合い
子どもも、もう中学生なので、歯列矯正についてきちんと話し合うことができました。 歯列矯正をするのは本人ですから、本人の意思が大切なのは言うまでもありません。 |
男の子なのであまり見た目は気にしないし、歯並びについても、気にするほど悪いというわけではなかったので、歯列矯正についてどう考えているのか聞きながら、
私も歯列矯正のメリット・デメリット等説明しました。
こう書くと、なんだかすごい真剣な話し合いが行われたようですが、実際は、
「今のうちにやっておいたほうがいいんじゃない?」
「そうだね」
という感じです。
本人に了解しておいてほしいのは基本的に以下のことです。
◆歯列矯正は時間がかかります。
矯正装置をはめて2〜3年
外した後も、歯並びが戻るのを防ぐため、保定の装置が矯正と同期間程度必要なこと。
その間、もちろん通院が必要なこと。
(大学入学などで、引っ越したとしても、基本は同じ矯正歯科に通います。)
◆歯列矯正には痛みがあること
(痛みについてはまた詳しくご説明しますね)
◆歯列矯正中は虫歯になりやすく、本人がきちんと歯を磨くなど、自己管理が必要なこと。
後、ちょっとは知っていてほしい。
◆親も多額のお金を必要とすること。
もう中学生ならそこらへんもきちんと分かります。
歯列矯正の利点は?
◆見た目に自信が持てます。
今後の社会では外国の方と接する機会も多いと思いますが、特に欧米の方は歯並びを気にするようです。
◆歯磨きがしやすくなるので、虫歯・歯周病が予防でき、お口の健康が保ちやすくなります。
◆かみ合わせがしっかりしていると、その他全身の状態にもいい影響があります。
さあ、本人納得のうえ、また矯正歯科探しです。
posted by kokoseinosiretikyosei at 21:48
| 歯列矯正